2013年12月19日木曜日

『まんがタイムきららMAX』2014年2月号

『まんがタイムきららMAX』2014年2月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』と『ご注文はうさぎですか?』のコラボレーションであります。サンタクロースっぽい衣装に、背中に羽根をつけて、サンタなのか天使なのか、アリスとココアがふたり一緒で、とっても素敵です。アリスの手には小さなプレゼントボックス、そのアリスを背中から抱くようにしてるココア。素直そうなアリスの笑顔に、ちょっとお姉さんぽくも色っぽくも見えるココア。髪にほおずり、くすぐったいの? 実に仲良い、いいイラストです。

ご注文はうさぎですか?』はクリスマスの話。ラビットハウス、昼間の営業が終わったら皆でクリスマスパーティをしよう。ココア、チノ、リゼに、千夜、シャロといういつもの五人、そして妹メグ、マヤのふたりを加えての七人。時間になって、ラビットハウスを訪れたらば、なんと大盛況。クリスマス限定パンケーキが大人気なんだそうですが、珍しく混んでるとか、なんと普段は寂れてるのか。隠れ家的って、繁盛しないのはいいんだろうか、ティッピー。皆で店を手伝うというの、いつもどおりの人もあらば、シャロはすごく凛々しくて、そしてなにより活気に溢れて活き活きとした皆の様子は、見ていてとても魅力的でありました。パーティの様子もよかったです。うさぎの着ぐるみパジャマがリゼにあたってるの、いいなあ。あと、ココアにあたった噛み付くうさぎって、ホーリー・グレイルのあいつじゃないのか? そしてチノとココアに訪れたサンタクロース。ほんと、可愛いふたりです。欲しかったパズル貰って嬉しいチノ、あの表情など最高です。

『うにうにうにうに』、面白いなあ。庭の池に流れ星が落ちてきた。なにごとかと思ったら、うにの姉ちゃんだっていうんですね。原付でつっこんできたっていうんだけど、なんと、宇宙からきたの? 原付型の宇宙船なの? そう思ったら、なんか違うっぽいぞ。うにの姉ちゃん、なまちゃんって呼ばれてるんだけど、河内一家でのうにの扱い、それに文句をいいにきた。けど、妙に純情だったり、妙に素直で感動屋? 寂しがり屋? なんかやたら可愛いんですよね。もう、見事にユキに手玉にとられて、うにの仕打ちに殴り込みかけにきたはずが、どうも普通に仲良くなって、一緒に住んじゃう? いやもう、最高でした。しかし、うに、別にいじめられてるわけじゃない。それがちゃんとわかってよかった。そして原付、あれバイトのバイクなのか。

『ハラる』、器械の新しい物件です。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能のセクハラおねえさんをめぐるコメディ。色原コノミっていうんですが、名字が色好みというか、セクハラっていうか、うん、そういうキャラクターなんですね。そして才女中間カナエ。うん、素晴しいな。超クール、超キュート、この子がコノミの深層心理を解き明かすっていうんですね、とってつけた催眠術で。昔は普通だった、むしろ利発なお子さんだった、そんな彼女が女の子に誘われて、そういう仲になって、と、催眠で遡るイメージはやたらめったら美しいのに、現実のコノミはむひっむひって、ひどいな。どんな笑い方なんだ。彼女を男にとられてしまった。恋が破れた、それが男嫌いになるきっかけで、セクハラ娘になるきっかけでもあったわけですね。亜久里の思惑と失敗、うん、グッとくる。素敵展開。次回はセンターカラー。うん、ゲストなのかい? 新連載なのかい? いやもう、どーんと連載でいきましょうよ。

『×××がうまく描けない』、ゲストです。高校に入学して、漫研に入部しようという沙英は、この春デビューした少女漫画家。そんな彼女が漫研に入ろうというのは、画材を部費でまかなおうという、経済的理由だっていうんですね。しっかりしてるな! というか、むしろ部費をとられるんじゃないの? 漫研の扉を叩いたら、そこはまさしく修羅場であった。せっぱつまった先輩たち。とりあえずとりつくろって沙英を招き入れたと思ったら、いきなりビルを描かせる。背景か! 皆、プロだっていうんですね。美理先輩は少年誌? 蜜は四コマ、怜はホラー、それぞれに違ったジャンルで、そしてみつばちアヤ、彼女は沙英のデビューした雑誌に連載を持ってる作家だっていうんですね。うん、実にゴージャス設定。あ、見るからに美少女のアヤだけど、男なのだそう。デビューはしたけど、次作がなかなか描けない沙英が、皆からいろいろ刺激受けて育っていく、そんな漫画になるんでしょうか。とりあえず、流されやすい沙英、いいですね。情にほだされるタイプなんですね。

『裏庭には…!』、ゲストです。寮に向かうつもりが、花畑に迷い込んでしまったお嬢さん。まさか、ここは天国!? なんていうんですが、想像力過多な人でありますね。篠倉すみれ。寮の畑で野菜を収穫してる美濃辺桜子と出会い、そして天使に化けた寮長と出会ったんですね。見た目小学生、けど寮長、ええと大人なのかな? そして野菜泥棒桜子はすみれのルームメイト。桜子は、すみれのこと、小さくて可愛い、しかもお菓子までくれた、すっかり懐いてるんですね。なんだかふわふわの女の子たち。お花好き、可愛いもの好き、そうした子らの寮生活。ほのぼのの予感です。

  • 『まんがタイムきららMAX』第11巻第2号(2014年2月号)

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