『まんがタイムきららミラク』2013年5月号、先日の続きです。
『おゆうぎ小町』は、ビー玉でありますね。遊部と、ひいては皆と出会うきっかけとなったビー玉、大切に思うがゆえにその遊び方を知りたい、そういうんですね。けど、えり子にその話はしない方がいい。きっと泣いてしまうから、って。泣きすぎて呼吸できなくなるんだ。ほんと極端で、面白い。実は私、ビー玉で遊んだことないんですよ。なのでルール、知らない。穴をいくつか掘って、番号順にビー玉を入れていく遊びとかあるんですね。白熱する対決の模様。必死、というようなことはないけど、みんな本気で楽しんでる感じが伝わってくるのがいいですよね。そして麻衣子、くさむらに大事なビー玉転がしてしまって、慌ててしまう。これでえり子に内緒にしてた話が伝わってしまったりするのかな? そう思ったんですが、それはなし。けど最後まで楽しそうに遊んで、ええ、この楽しさを終わりにしたくないっていう、その感触がよかったです。
『Lisa Step!』、美兎さん、ちょっと太りました。葵から、腿がハムみたいといわれて気にする。授業にて、主人公と板書、公に複雑な思いを抱くなどなど、こういうやりとりの面白み。ナイスです。マリー先生もね、私服姿見てみたいという生徒の話聞いてしまって、さっそく着替えていく。変っていわれたんだ。いやいや、可愛いと思いますよ。イメチェン、新しい傘、いろんな小ネタといいましょうか、重ねながら、今日の一日を描いていく。特別ななんかじゃないんですけど、面白いですよね。リサのレインコート、あの喜びようなど、実によかったです。
『暖色タイム』、気を抜くと灰村さんが幽霊ってこと、忘れてしまいますよね。さてさて、新キャラですね。壁にこっそり設置されたどんでん返しから出てきた女の子、キッカちゃん。この仕掛け、キッカも知らず、いきなりのことに驚いてるのがおかしいですよね。北欧の方のハーフというのですが、金髪碧眼、日本生まれ日本育ち、国籍も日本という、ああー、日本人だ。桔花=アニェーゼ=椎名、なのだそう。ナタネの本に対する興味、それをきっかけにどんどん仲を深めていくキッカ。それが気にくわない灰村さん。みんなでおでんを食べながらも、焼き餅を焼き続けているんですね。けど、キッカのまっすぐな申し出に灰村さんやられちゃって、いやもう、大家さん筆頭にちょっと変わった人たち、けどその関わり様が面白い。楽しみに読んでいます。
- 『まんがタイムきららミラク』第2巻第5号(2013年5月号)
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