2013年3月8日金曜日

『まんがタイム』2013年4月号

『まんがタイム』2013年4月号、昨日の続きです。

『恋愛ラボ』特別編、モブ男子たち、面白かったです。

『ノコひけ!工業娘。』、彼女らも進級するんですね。というわけで、二年生になります。担任も変わります。それで大騒ぎ。桜が狼狽するのはわかるけど、他のみんなもそうなのか。しかし「杉口先生観察ブログ」はすげえな。ひでえことしやがるぜ。さて、扉の彼女、誰? と思ったら桜か。植原桜を上原姫茶がプロデュース。やたら美しくなったのはいいんですが、ウケるとか、木材の性質とか、もうたまらんな。その前段、教室の掃除のはずがリフォームになるとか、まさにI科の面目躍如。秘密の箱もいい感じでした。しかし、桜と先生の出会い、それが描かれて、ああ、こういうことがあったのか。でも、あんまいい話じゃないよね……。そうしたところが実に彼女ららしい。最後の怪獣が出たぞー、先生の趣味もちゃんと続いてるんですね。いいですよ。面白かったです。

ジムメン!』、面白いな。身体測定をしてはじめて気付く、基礎代謝の意味。なんと、花巻、基礎代謝を全然わかってない。それからの展開、初芽と比べて、高いといわれて、花巻のあの勝ち誇った顔。ところがそれが一度に曇る。面白かった。陽子さん、淡々と解説して説明してるだけなんですけど、いい感じにダメージ与えて素敵でした。東条さんの基礎代謝、これもものすごく、へー、こんなことになるんだ。しかし今回は、陽子さん、素晴しいインストラクターぶり。知識がある、きっちり指導対象のこと把握してる、そしてにこにことトレーニングへのモチベーションを高めてみせる。素敵でした。陽子さんのこと、さらに好きになりそうです。

『ゆとりノベライズ』、都ちょっと今キモイぞ。いいですよ、面白い。ゆとりの小説にイラストがついたんですね。嬉しそうで嬉しそうで、なんだかその気持ちがこっちまで伝わってくるようですよ。さて、新登場、里美の本にイラスト描いてるニアさん登場。いいですね。ニコニコしてるんだけど、なんか一筋縄ではいかない、そんなタイプのお姉さん。栗島ニア。今日集まったのは、ゆとりの新作、そのお祝いのためだってんですね。しかし面白かった。5巻の大雨のシーンの真相。星空って書いたのに大雨描いてきたって、ほんと食えない人。で、簡単にいいくるめちゃう。いいですよ、このお姉さんいいですよ。里美をうまいことコントロールしちゃう。いや、なかなかですよ。里美さんもあたふたしちゃって、実によかった。面白かったです。

はこいり良品』はカラスの話。あらぬ疑いのかかる占いオールマイティーのノリコさんですよ。再開発で住処を追われたカラスが、大量に商店街に出現するようになった、それでどうにか対策しようっていうんですね。しかしそれがうまくいかない。仲間の死体の人形をぶら下げる、その見場の悪さ。ネコとの対決もあったりして、荒れたところ、ノリコさんの意図せぬナイスプレーですよ。カラスが懐いて、さらにはしゃべって、愛嬌ふりまく。話題になって、お客さん呼び込んで、と、そうもうまくばかりいかないっていうんですが、駆除してやっつけて、それで追わりじゃないっていうところ。カラスとの交流もあって、なんだかやさしげなところ、それがよかったなって思ったんですね。

  • 『まんがタイム』第33巻第4号(2013年4月号)

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