2013年3月10日日曜日

『まんがタイムきらら』2013年4月号

『まんがタイムきらら』2013年4月号、昨日の続きです。

『JOB&JOY』は給料日の話題! って、違うのか。舞花、バイト代が振り込みということを理解してなかった。まだ貰ってない、そう思ってて、いやもう、現時点で何ヶ月働いてるのかわからないけど、よく疑問に思わなかったもんだ。面白い子、かつ斬新なシチュエーションです。綾奈はバイト代で服を買ったりしてる。優也は……、株? いや、冗談か。本当はプリン買ったのか。って、あえてプリンと回答するところ、なにか不思議なものを感じます。さてさて、舞花の給料、なにに使おうか。新しい服を買って手を使わずにプリンを食べるという提案が出てますけど、ああ、そりゃ却下よね。でも、あのイメージイラストはいかしますよ。目がぐるぐるなのね。面白いですよ。というわけで、バイト代使うためにショッピング。わーお、眼鏡だ。眼鏡でアホっぽくなる舞花、いやいや、それもまた素敵ですよ。ところでね、舞花、売り場のカップを落として割りそうになってましたけど、あれ、怖いですよね。ガラスの器や陶器の売り場、ドキドキするんですよ。いや、もうほんと、舞花のこれ、他人事じゃないっす。そして舞花の選択、ああ、この子はいい子だわ。父と母にプレゼント、そして友達と一緒にケーキ。そうして一緒に過ごす時間、それがよいなって思ったですよ。

『Pretty Prison』、脱獄系ギャグ、だそうですが、リンネは刑務所内で好き勝手に振る舞ってるだけで、脱獄は成功してないような。いや、一応脱獄の意思があるからそれでいいのんか。というわけで、今回は他の囚人と一緒に脱獄を試みようというんですね。凄腕の怪盗、ビスカ。代々の怪盗で、代々この刑務所に収監されているらしい。って、これまたなんだか不思議なキャラクターがやってきました。ビスカは、刑務所じゅうに張り巡らされた抜け道、隠し通路を把握してるんですね。けれどここには必要なものが揃ってるからと、脱獄する気なんてさらさらなし。怠惰な生活を送っている。ええ、やっぱりこの人も駄目なタイプなんですね。駄目なタイプといえば、所長もそうでした。あのくしゃっといわせて見てないことにさせるとか、あの見せ方はナイス、面白かったですよ。それで結局リンネの脱獄は失敗して、ビスカは最初から逃げる気なく、面白がってただけ。いやはや、なかなかに面白かったですよ。あと、みんなやたらと色っぽいですよ。危険な領域に踏み込んでいる、そんな色気だと思います。

『女子大生生活様式』が帰ってきた! 来週から後期の試験、というので勉強会を開くんですね。主にことねが自分のために開かせる、そうした雰囲気なのですが、渚と佳奈もやってきて、こよの部屋、人がたくさん、にぎやかです。こよの部屋ということは、かつてのブタマフラーもいるわけですよ。渚がうっかり落としてねねが怒る。ほこりがたまってるとこよも怒られる。ねねのぬいぐるみ愛、いやもう、このあたり、隠さなくなってきましたね。ことね、前期は単位ふたつ落としたらしい。それが意外といわれることねの評価もたいがいですけど、そうか、こっそり渚もふたつ落としてたのか。それでショックなのか。ことねの評価、悪すぎてちょっと気の毒、いや自業自得なんでしょうけど。メイン三人だけでなく、佳奈の人当たりのよさ、渚のちゃんとしてそうで意外とあかんかったりするところ、こういうのもまたよいですね。そしてことねの試験、やっぱり駄目か! けど駄目でショック受けるのは悪いことじゃないと思います。

『くびかりさま』、扉の杏子、可愛いですね。さてさてくびかりさま、首をとりにきた物騒な神様ですが、神様だけあって意外や高性能。寒暖の差をものともしないのか。羨ましいなあ。しかし雪には弱い。万全ではないのかあ。ココアが好き、こたつでゴロゴロ。リラックスしてると思いきや、隙を見せたら首をとりにくるのか。怖ろしいな。あのフライパンで仕返し、あれ、おかしくて面白かったんだけど、考えたら酷いことしてますよね。そしてハンバーグ。杏子が可愛くてナイス、そういう展開の後に、ああ、くびかりさま、人のおかずとって追い出されるのね。おいしい、だからこそなんでしょうが、いやもう、くびかりさま、自由気ままな神様。ちょっと駄目っぽいところも含めてよい感じです。

My Private D☆V、『かいちょー☆』の武シノブであります。この人の萌えポイント、好きなシチュエーション、それがですね、素晴しい! いや、もう、ほんと。黒髪ロング、八重歯、だるがり、デカTシャツ、小柄な体形、貧乳、ちら胸、危険領域にがんがん踏み込んでますよね。いやもう、だるがりという表現ははじめて聞いたのですが、イラスト見ればよくわかる。だるーんとしてて華奢なのね。でもってミニマムなのね、いやもう素晴しい。自分は黒髪だったりロングだったりにこだわりないけども、そう思ってたんですが、この要素には必然性がある。無精で、家の中大好きで、小まめに散髪とか期待されるはずもなくて、となると、髪はナチュラルに黒ですわな。散髪にいかないからロングですわな。運動しないから筋肉もついてないんでしょうな。きっと食べても太らない体質なんでしょうな。日に当たらないから、きっと色白なんでしょう。いや、もう、素晴しい。体温も血圧も低そうです。今回の要素群、それらのマリアージュ、相互に関係し、意味あるものとして補完、補強しあっている。その完成された感覚は見事でした。またイラストが、それら要素がひとつに結実する様、それをまさに体現するもので、素晴しかった。いやねもう、ねる、なんてね、どれほどのものだろうと思ったわけでありますよ。

  • 『まんがタイムきらら』第11巻第4号(2013年4月号)

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