『まんがタイムきららキャラット』2012年12月号、発売されました。ええと、昨日のことです。表紙は『ひだまりスケッチ』。今、アニメやってますよね。見てますよ。これまで見てなかったので、漫画と雰囲気違ったりしたらどうしよう、そう思ってたんですが、大丈夫、面白いです。さて、表紙はゆのさん、制服姿であります。背景にピンク、文字は黄色と淡い青、青はちょっと見にくいのだけど、黄色との対比がポップで、リズムの感じられて楽しいものになってます。
『GA — 芸術科アートデザインクラス』は、ついにきましたよ体育祭。って、練習はそこそこなんだ。こういう力抜けた感じ、いいですよ。なんかリアル。で、体育祭当日は雨。ああ、順延かあ、そう思ったら、へー、やるんだ。体育館でやるっていうんだ。しかし、今回、うまかったですよ。汚れてしまったオブジョ。鶴のコスプレ。ノダミキがポンポンでトモカネ兄に変装。いろいろおかしな小ネタが出てきて、いやしかし、これが後にばっちり効いてくるとは、ほんと、してやられましたよ、想像外でした。オブジェ送りで白くなっちゃう、野田の輝き鶴に負ける、うん、この時点で予測していてもおかしくなかったのかも知れない。けど、全然そんなこと思いませんでした。美術部の部対抗リレー。如月がスカウトされて、どうせ最下位だからと、アンカーはトモカネ兄だからというんですね。で、やる気なんてないのかと思いきや、最初の意外性。やたら速い芦原。で、如月で予定どおりベベになって、そう思ったら、うわあ、トモカネ兄ってこんなに速いのか! 後で大変なことになったりするんじゃないの? まさかの逆転、2位ゴール! と思ったら、あああーっ、そういうこと! ノダミキの変装。それが鍵。トモカネ妹が化けていた! これはやられました。見事でした。あの種明かし。すかっとする、気持ちのよさありましたよ。
『うぃーしぇあ!』、ゲストです。大学進学を機に下宿生活をおくることになった卯花あさひ。最近は少なくなったそうですが、昔は下宿屋とかあったそうですね。ええ、その下宿屋もの、みたいですよ。泥だらけになってお出迎えするのが下宿長である咲乃美子。園芸を趣味にしているんですね。他に舞、ええと、寮に入れずゆくさきなかったあさひを、この子が拾ってくれたっていうんですね。この下宿への紹介者、それが舞ちゃん。そして千里音、ロックをやってるっていうんですが、持ってるギターはフラットトップ? アメリカンロックか? イーグルスみたいな。あさひ、里音に懐いて、いろいろ教えてもらう。里音は里音で、先輩といわれて悪い気はしない。実際、今回は、あさひ同様、読者に対してもオリエンテーションといったエピソードでした。登場人物の紹介、舞台となる下宿の紹介、そして謎の人。次回、この面々でどういう話が展開されるのか、それが楽しみですね。
『さいけん。』、ゲストです。漫研に入部したい、そう思っていたのに、案内されたのはさいけんぶ。開けてみれば、水泳部やらソフト部やら、そしてもちろん漫研も一緒くたにまとめられていて、ええ、廃部になってしまった部をまとめて、いずれは再建する、そうした部活動らしいんですね。現在の再建待ちは、さっきのみっつに加えオカルト研。部費を受けるかわりに、学校の行事や雑務を手伝う。ギブ・アンド・テイクですね。部員は、ソフト部の夏木みなぎ、水泳部の佐川ほなみ、そして黒野くるみ。部活を意図せず潰してまわっているという、要注意人物だそう。花城ゆきのが入ろうと思っていた漫研も、くるみが潰してしまってたんですね。くるみとゆきのは幼なじみ。今やどこの部も受け入れてくれないくるみと、漫研としての活動を頑張ると決めたゆきの。ちょっと変則的な部活動もの。設定もそうですが、ちょっと面白くなりそうです。
『あまゆる。』、ゲストです。こちらは寮生活もののようですよ。主人公のハルは、ちょっとのんびりしてるお嬢さん。しっかりもののアヤと同室で、アヤは実家が農家ということもあって、早起きが習慣になってる。対してハルは寝坊ぎみなんですね。田舎の女子校、アヤにちょっと甘えながら、仲良く寮&学園生活、その様子をほのぼのと描こうといった風に感じますよ。ハルは転校が多かったから、寮に入ったことで安心できたっていう。転校の不安とかなくなったんでしょうね。アヤはアヤで、ハルとのちょっと慌しい登校風景に友達と一緒ってこういうことだろうか、なんて思ったりして、ええ、このお互いが一緒にいて楽しい、嬉しい、そうした感触が好みです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第8巻第12号(2012年12月号)
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