『まんがタイムきららキャラット』2012年12月号、昨日の続きです。
『ぱわーおぶすまいる。』は、宗馬の妹宮乃のターンですね。放課後の校門で兄を待ち伏せ。ひとりハイになってる妹。ああ、お兄ちゃん大好きなんですね。環いわく全体に似てない、で、アホ毛が似てる。その妹、景佑を受け、みるくを女狐と呼称する。宗馬の部屋に乱入した件、あのせいですね。宮乃、環を姫、あるいはおねえちゃんと呼んで懐いている。みるくにしても、お好み焼きと聞かされておねえちゃんに昇格させる。でも、まゆさんに対しては、篠華まゆ、フルネームで敵対的。この態度、最後の最後まで変わらず、ああ、妹は、まゆが兄に一番接近している女子であると認識して、それゆえのこの態度なんですな。なんのかんのいって可愛い妹、まゆに対しても心底嫌いってわけでもなさそう。その、じゃれるようなやりとり、見ていて楽しかったです。
『ぷらいまりィずむ!』は、さゆらのたっての希望でサッカーですよ。って、困ったお嬢ちゃんだな。これから登校だってのに、サッカーやろうだなんていってる。で、あんまりしつこいからちょっとだけ、となるんですが、公園に移動するのはえらいですね。で、ニコなんですけど、イタリア料理といわれて、生ハムそれもプロシュートだとか、チーズにしてもモッツァレラだとか、最近の小学生ってこんななの? 贅沢だなあ。私らの子供の頃って、ハムといったらパック入り、チーズっていったら、もれなくプロセスチーズでしたよ。運動があれなことを笑われて、怒るめいふがいいですね。苦手なんだね。壊れたしずのもいい感じ。ちっとも落ち着かない登下校風景。困った子らだなあ、そんな風に思いながらも、なんだかほのぼのと見守る、そんな気持ちで眺めてしまうんですね。
『さくらティーブレイク』、お茶席に出てきたケーキ、食べるのをしぶる理子でありますよ。なぜか? 太ったという。1キロ増えたという。気にしてるという。なるほど、理子のダイエット話なのかあ、そう思ってたら違いました。やばいのは菊華なんですね。何キロか増えた。つまめるレベル。で、菊華のダイエット話? そう思ったら、違いました。背を伸ばしたい人がいる、体重を落としたい人がいる、胸の大きさを気にしてる人もいる。着物の似合う似合わないという話など、茶道部らしい話も出て、最後に和菓子に落ち着くのがおかしかったです。いやあ、和菓子、食べたいですね。こしあん、食べたいですね。部長のいう気にしすぎもよくない。それは確かにそうだけど、さすがに気にしないといけない人もいるという落ち。ああ、この人はいい感じに落ちを拾ってくれますね。
『このはなさくや』、都ががんばるっていうんですが、最初の目玉焼きの話から年齢のボケにはいるくだりとか、面白かったですよ。振り回される妹、杏花。姉さん、いたれりつくせりって感じでいろいろ世話やいてくれるんですが、それがすごく不安。しかしなぜ姉はあんなにはりきってるのだろう? その理由を探る過程で、小牧のテストの残念なこと、杏花の過剰な姉への愛などいろいろ露呈するのが面白かったです。いや、カチューシャは武器にはならんよね? しかし、目玉焼きの件、あの発言の真意が判明した瞬間の杏花、おかしかった。そして都の好きな人、ああ、なるほど。そうだったんですね。今後、また語られたりするのでしょうか。楽しみにしますよ。
- 『まんがタイムきららキャラット』第8巻第12号(2012年12月号)
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