『まんがタイムファミリー』2011年11月号、先日の続きです。
『おかいあげ!』は部屋着がテーマですね。ルームウェアはどの階に? と問われて高島が婦人肌着コーナーと答える。ジャージは婦人肌着コーナーにあるんだと大丸答えて、なるほどこの人自宅ではジャージ生活なんだというんですね。素晴しい。ジャージ女子とか最高だと思います。同じくジャージ女子の西部さんがえらい誤解される、あの流れは素敵でした。そして高島の作務衣、これも可愛いなあ。なんというのか、さっぱりしたというか、気取らない、気楽、素、そうした感触がいいなって思うんですね。で、東舞の部屋着、トラックスーツって、あれ、トラックスーツっていうんだ。はじめて知りました、って、それにしてもものすごいインパクト。見事でした。
『チーフはかなめ!』、最終回でした。ああ、残念。結構好きだったんですが、そうですか、終わりましたか。 風邪をひいた河本君。看病してくれるチーフはいい人だな、って、あの大騒ぎな感じ。レトルトの感想に失礼だなとか、ああいうの好きだから、終わってしまうのは残念に思うんです。今回は、河本君の仕事に対する姿勢、それを改めて問い直す、そんな話でしたが、真面目さの合間合間につっこみ入るというそのテンポ、とてもよかったです。シリアスばかりでも、軽いばかりでもない。バランスがいいから、より伝わるものがあったと思います。
『マリアに礼っ!』、ダイエット話ですね。夕姫先輩に減量を求めるマリア。あの、淡々と減量の必要性を告げるマリア、真面目にマネージャーやってるなと思います。で、重量級選手が欲しいでやる気にさせるという、いや、そういう策略じゃあないとおもうんですが、結果的にやる気は出たということで。しかし、ちゃんと運動させて、低カロリー高タンパク、さらに目にも麗しい弁当まで作り、ちゃんとその気にもさせてしまう。有能マネージャーだわ。ちゃんと部員や部の管理、マネジメントをしてるんですね。このマリアの部に対する姿勢、見ていてすごく気持ちよいです。
『もふもふファミリー』、ゲストです。ある日家に帰ったら、家族がもふもふになっていた。面白いですね。ヒロイン、15歳、思春期、ちょっと反抗期? 家族や自分自身にいろいろ思うところがあった唯野美羽。そんな彼女が、無理矢理うさぎの着ぐるみ、というか着ぐるみパジャマって感じですか、着せられるっていうんですね。父はパンダ、母はアルパカ、そして弟はレッサーパンダで、わお、ちゃんと腹黒だ。家族で着ぐるみという暴挙は、父の反省によるものなんですが、それが本当に家庭崩壊を防ぐかどうかはこれからですよね。ゲストだけど、ちょっと続くかな? この先をいろいろ見てみたいと思える話でした。
『くらドル』、いいですよ。朔也くんがやる気です。前回出会ったコンタクトの女子、彼女と話したい、仲良くなりたい。いいですよ。頑張れ朔也。なんだか応援したくなる主人公、頑張ろうとしてるのがわかるのがいいんですね。しかし今回は、朔也くんの意外や美少年ということがわかって、本人もその気になってるのがいいですよ。で、桃が焦ってる、焦ってる。いや、ほんと、かっこいい朔也くんを他の人に見せたくないんだ。でもって、朔也がヘマするとニコニコで、やる気出したら苦しんで、自分で自分の気持ちわかってるのかな。いや、わかってないっぽい桃のアップダウン、それもまた見どころであると思います。
- 『まんがタイムファミリー』第29巻第11号(2011年11月号)
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