2011年4月4日月曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年5月号

『まんがタイムジャンボ』2011年5月号、発売されました。表紙は海賊でありますね。『じょしもん』、『おねがい朝倉さん』、『でり研』から、主要キャラが海賊コスチュームで参加、って、『でり研』はまさかの浦飯屋。ヒロインを出さないっていうの、驚かされます。そして『レーカン!』、『半透明勤務薄井さん』も登場。天海さんはお姫様? 薄井さんは酒場の給仕? いえね、樽にドクロが描かれてるから、火薬樽かと思いましたよ。

『レーカン!』、今回も二本立て、なのはいいとして、ページの右と左で風邪ひき天海さんと学校組の出来事を同時並行的に描くというの、面白いですね。こういう凝った見せ方する人、たまにいますけど、最後に合流するまで、こうもうまく見せてくれると、やっぱりよいなって思うのです。しかし、クラスの皆が幽霊慣れ、怪奇慣れしてしまってて、もう当然のようになってる、さらには軽くコミュニケーションとってるってんだかものすごいです。しかし、最初のころはちょっと陰鬱というか、暗めの印象がありましたけど、今となればなんかみんなのりのりの楽しい漫画です。

『でり研』、ああ、私も人生迷ってます。さて、海原さん、なんでそんなに下手なのか。ホットケーキをまともに焼けない。その苦闘の様子、見ていて、ちょっと可愛いと思うのだけど、うん、大仏くんに焼かせればいいんだよ。いや、ほんと。あきらの反応がよかったなあ。バンバン、とか、ほんと、気さくさがいい感じ。といったわけで特別編。以前、お酒の時にちょっと語られた話ですね。罰ゲーム。その時のこと、今さら謝られたってなあ。そう思ったら、やっぱり大仏くんも思ったか。この話、私なんかは、そりゃ謝った方はすっきりしていい気分よね、とか考えちゃうんですが、それを許してしまう大仏くん、この人はほんとうにいい人なんだなって思わされましたよ。ええ、ほんと、いい人です。

『半透明勤務薄井さん』、連載になったのですね。気に入ってるので、これは嬉しいです。幽霊、けれどほがらかな薄井さんのいる職場。今回はヒロイン麻生の歓迎会の様子を描いて、けど薄井さんがオフィスを出られないからということで、職場で飲むことになったんですね。麻生さん、ほんとに薄井さんのこと大好きだな。この漫画はほがらかでほのぼので、見てるとなんだか嬉しくなる、そんなところがあるのですが、たまにちょっと寂しげな情景、感傷、情感がさすことがあって、そういうのもまた気に入っているのですね。

パドラーズハイ』は残念でした。今回は最終回。部をつくるところからの回想があって、そしてみんなで夢を語る。そんな最終回。ちょっと駆け足でしたね。この漫画は好きだったから、うまく育っていくといいなあって思っていたのですが、ちょっと急ぎすぎたのかな。そんなこと思わないでもなくて、ああ、2巻は出ないんだろうな。すごく残念に思います。もう少し、軟着陸できなかったのかな。そんなこと思います。

また、なにか描いてはくださらんかな。今はただただそう思います。

スペシャル企画エッセー「とっておきの宝物!」。まさか一本目からギターが出てくるとは思いませんでした。松嶋でぇご。これ、ヤマハだな。間違いなくLシリーズとわかる。LLかなLSかな。最初の絵はLLに思えるけど、弾いてるところ見るとLSっぽく感じます。26、確かにン十万でありましょう。楽器は弾かないと、人にも楽器にもよくないんですが、時間をなかなか確保できないっていうのが、やっぱり最大の問題になります。しかし、Lシリーズの上位機種。いいなあ、ちょっと弾いてみたいです。

そして他の方の宝物。梨尾は手紙、清水アイは猫、あろひろしは、映像のコレクションか。これはすごいな。でも、プレイヤーの確保っていうのが難しいですよね。LDプレイヤー壊れたら、ほんと、どうしよう。見られない、ただ持ってるだけのコレクションになってしまいます。ビデオデッキはもう諦めました。そして弓長九天、これはなんかすごいぞ。しかし、この人はちょっと思いもつかないようなもの、たくさん持っているような感じですよね。実際、この惑星の音っていうの、すげえ、こんなのあったんだ、ちょっと興味深いしろものでありますよ。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第5号(2011年5月号)

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