『まんがタイムきららMAX』2011年6月号、昨日の続きです。
『R18!』、べらぼうに面白かったです。仕事に対する姿勢と申しますか、自分を押し通そうとしない、そうした人柄が望ましいっていう話であります。ああ、私は失格だ! いえね、今仕事を辞めたい、転職したい気持ちが、まさしくMAXでありまして、退職活動と称して、別の仕事を探しはじめようとしているところなのであります。いうならば、グラフィッカーとして採用されて、それでやる気でいたというのに、職場の体制が変わって、色塗りはいいから事務やってよ、そういわれて、嫌んなった、もう駄目さ、だけどクサるのは止めとこう。変わりに仕事辞めようかなって気持ちになったのですね。
結局、私も楽しくやりたいって話です。物好き、けれどわがままなんだろうな、そんな風に思うのですが、逆に業界はそういうやる気や憧れを搾取して、買い叩いているのかもなとも思うので、どっこいどっこいだよな、そんなこと考えてみたり。また、専門学校の話。ああ、バイト先の後輩がそんな感じだった。けど、自分はどうなの? そう聞かれたら、大きくは違ってないとも思う。頑張ってたつもりだけど、そう思ってたのは本人だけで、結局は受け身だったのかもな。そう思えばこそ、今回の話は耳に痛く、うん、反省した。でも、なんだかゆるく仕事してる、そんな風に感じられるこの漫画。けれど実際にはちゃんと仕事してるのよ、責任というものを考えてやってるのよ、そんな真面目な表情が垣間見えたようで、そうしたところもよかったです。
『姫が王子で、王子が嫁で。』、ゲストです。国力が衰えてしまったエルブールの姫、セレシア。政略結婚ですよね。大国アリスプリングのロッテ王に嫁ぐことになったっていうんですが、なんと、変態国王。ということは、姫よ! 王の股間を蹴り上げてくれ! 的な話かと思ったら、おう、違った。女装趣味というのですか。でも、これって女装の問題なのか? ただの異性装じゃないよな、そう思わせるところあって、けどこの王って、あの眼鏡のメイド、彼女のことが好きとか、そんな感じよね。そして、面白かったのは、こうした女装うんぬんよりも、伝説の剣を使って便利に掃除してしまうとか、しかもなんか誇らしげだったりとか、そういうのがよかったです。
『カラフルスナップ』、ゲストです。驚きましたよ。人型端末っていうんですが、これってこないだちょっと話題になったアレっぽいな、と思ったら、本当にそこから発想していたのですか! みゆとメグ、彼女らに届いた人型端末。ネオンとミナモ、着せ替えして公園に連れ出して、撮影だそうですよ。ああ、そういえばタイトルがスナップ、携帯端末メインの漫画ではなく、カメラがメインなんですね。ふたりは写真部? あまりごりごりの写真ものではないっぽいですが、あまり気を張らず、素直に写真に向き合ってるみたいな感じは、本当にスナップというタイトル、それを表しているのだなあと思わされました。
ところで、おにぎりって、まさか漢字Talk? いや、まさかね。
- 『まんがタイムきららMAX』第8巻第6号(2011年6月号)
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