こないだ、ピックを買いに楽器店に顔を出したら、ショーウィンドウになんともいえない不思議な楽器を見付けたのでした。最初、民族楽器かと思った。赤い派手な四角いボディの弦楽器。近寄って見てみれば、なんと、これ、マンドリン!? 確かに弦は8本、4コースですね。でもって、ボディは葉巻の箱らしい。なんと、実に変わりもの。しかし、これ、どんな音がするんだろう。ちょっと興味が出てきてしまっています。
名前はスモーキン・マンドリン。ボディが葉巻の箱だからでしょうね。楽器としては、フラットマンドリンに分類されるのでしょう。カントリーなんかで使われる楽器ですね。ヨーロッパのマンドリンと違い、ボディのバックが丸くなってない。平らなのでフラットマンドリン。いつかひとつ欲しい楽器だったりします。
でもね、あたりまえのことなんですが、いい楽器は高いんですね。安いのもあるんですが、安いのはやっぱりそんなによくないんですよね。アコースティックな楽器ほど、そういった傾向は強くなって、だからおいそれとは買えない、なんて思ってた。ところがスモーキン・マンドリン、これわりと安いんですね。まあ、ボディが葉巻の箱の流用だからだったりするんでしょうが、2万円台で買えちゃう。しかもコンタクトピエゾピックアップがついている。
まあ、実際の話、あんまりいい音ってのは期待できない楽器だとは思うんですよ。でも、それはフラットマンドリンというカテゴリーで考えるからなのであって、むしろ色物ないしは変わり楽器と捉えることで、その音も独特の個性として受け入れ可能かも知れない。ええ、すごく興味深い。実際の出音は確認していないけれど、そのルックス込みで充分いけるよな、そんな予感がしています。
というわけで、買うかどうか迷い中。でも、もたもたしてたら売れてしまいそうな気がする。ええ、こういうのん好きな人、少なくないと思うんですね。
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