『まんがタイム』2011年5月号、発売されました。表紙は鉄道テーマの模様ですね。駅弁を喉につまらせる『おとぼけ課長』をメインに、ドクターイエローに乗ってる『ナイショのおままごと』木の葉、車内販売かにめしを売る『すいーとるーむ?』ゆかりさん、時刻表を手に鉄路の旅『たまのこしかけ』たまこさん、そして運転士? 車掌? 制服がかわいい『タマさん』杏であります。
『たまのこしかけ』、なんだ、たまこさん、人気なんじゃないか。けど絶望的に気付かない。誘われてるというのに、その言葉の終わる前にひとり旅の予定ができあがって、しかも予約完了だ。いかすなあ。この人は鉄道と結婚したようなもんだ。でも京都にいく予定なのに、途中で下車してしまうというの、これは鉄道ファンとしては普通? それとも大失敗? でも、紀伊一周にすぐに切り替えられるのはさすがといったところなんでしょうね。しかし、旅、よいなあ。ほんと、どこか旅行にいこうかしら。
『ソフテン!』、今回、結構面白かったな。いえね、好きな男ができて、噂にきくその男の好きなタイプに変わろうとする。それも豊胸手術とかいう方法で。そんな子に対して、監督がいろいろ嘘の情報与えて、振り回して、それはよくないよと静かに説教する。ちゃんと伝わったかどうかは不明だけれど、なかなかに面白かったのでした。で、ソフトボールは関係なかった……。いや、別に必ずソフトボールじゃないと駄目とは思ってないので、面白ければオッケーです。
『華園の微男子』、その方向性が見えてきた感じですね。校外学習でいちご狩り、スイーツ製作体験、そして執事付のアフタヌーンティー。男子には面白くない、っていうのはいいとして、やりたい放題の女子連中がいかします。ホイップクリーム持ち込み、あんこ持ち込みはまだしも、チョコレートファウンテン持ち込みとな! 見た目に可愛く、けれど実態は結構たくましい女の子たち。こうした描写はとてもいい。でもって主人公、なるほど執事としての才能を評価されるわけですか。実際、この人は生徒会の女子たちを執事的ポジションで支えることになったりするのかな。でも、そういう展開もいいかもなって思っています。
『ねじゆるゆる』はなかなかに狙ったネタを展開してみせて、そういえばねじこはネコ型ロボット。どのへんがそうなのかわかりませんが(もしかしてあのネコなのか? だとしたらねじこのキャラづけも理解できる!)、あの有名なネコ型ロボットを意識したフリと回収、期待させてがっかりさせる。その畳み掛け、好みであります。どれだけ馬鹿馬鹿しく落とせるか。それが鍵だと思うのですが、スモールライスにはもう本当にやられました。私の発想ではこんなの出ません。なんだかわびしい花見の様子も面白かったです。
- 『まんがタイム』第31巻第5号(2011年5月号)
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