2010年7月3日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2010年8月号

『まんがタイムジャンボ』2010年8月号、発売されました。表紙は『じょしもん』がメイン、すいかを食べる美々であります。今月号表紙は夏の冷たいお菓子であるようで、『おねがい朝倉さん』、『秘書メロ♪』、『天使な小悪魔』、そして『ひめとりものがたり』、氷菓、氷菓、氷菓。涼を感じさせてくれるアイテムでありますね。

『パドラーズハイ』、柱にいわく、ラフティングの世界大会があるらしいですね。7月13日から18日にオランダでやるらしく、でそれはいいんだけど、日本からは試合の状況見たりできるものなのかなあ。いえね、この漫画読んで、ラフティングというスポーツに興味が出ているみたいですよ。

さて今回はラフティングを外れて、試験勉強であります。途中、劇中の経過時間がまだ一ヶ月少しと言明されて、わおそうだったのか。これまで振り返ってみれば、確かにそれくらいかなって感じ。ゆったりの時間経過、展開が慌しいと感じなかった理由はこれなのでしょうね。試験勉強の現場は汐の家だったのですが、汐のお母さんがもう可愛くて、そっくりだな! でもって、娘のついぞ見たことのない表情様子を見てしまうお母さん。これは恥ずかしい。そして、勉強の取り組み方からも人となりが見えてくる。好きなことに一生懸命のゆーゆ、天才肌のあいちゃん。いいですね。違う個性がひとつのことで仲良くなっていく。魅力的と感じます。

今回、話としては結束の再確認といった風で、けど再確認のプロセスはスポーツもののそれっぽくはない。のりとしては、文化系風、いいテイストだと思います。でもって、しおっちの袖のリボン、あれ可愛いですね。いいワンポイントでした。

あおいちゃんとヤマトくん』、おお、やりますな! かえでの状況の報告、驚きの変化でありますが、他に香澄さんの妊娠など、大きな話題てんこもりにして、最後の最後、ヤマト再浮上!? と思わせて、なにーっ! これはやられました。ここで無難に落ち着けるのかあ、そう思ったものだからなおさらでした。しかし、この状況、いじわるな見方したら、ヤマトをとられそうになったら急に惜しくなった、みたいな感じでもあって、ああ、ああ、あおいさん、タイミングを失したねと、そうした感想。これは実によかったです。

『すいーとプロミス』、しびれます。一歩間違えたらストーカーかそれに近いなにかになってしまいかねないお姉ちゃんが最高で、非常にやばい。なんか、ざわざわする。そのざわざわが素晴しいんですね。光介がどこかで選択を誤ったら、血の惨劇! みたいな展開に陥りかねない姉ですけれど、きっとそうはならない渡辺志保梨の味がいいです。毎回の綾姉の畳み掛けには参りっぱなしで、あんな素敵なプロポーズとか、もう! かと思えば妹椿も素晴しく、思ってたより小さくてビックリしたよ。もう最高。素晴しかったです。

『コミカプ』、面白かったです。ういちゃんとチーちゃん、同じ雑誌で描くことになって、そして見えてくるふたりのアプローチの違い。情報を集め分析するチーちゃんと、あっぷあっぷしないよう情報を断って、自分の描けるものをただただ描いたういちゃん。こうした結果できてきたものの、出来の差。そして市場の評価。漫画としての出来はチーちゃんの方がよかった。けれど市場の評価はそのようにはならなかった。これ、面白いなあ。普通に有り得ることで、こういったことは語られてきたし、耳にもした。そして、そうなのではないかと、実感として感じてきたことでもあった。だからこそ面白かったです。しかし、チーちゃん、潔いいい男だなあ、ほれぼれしますね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第16巻第8号(2010年8月号)

引用

  • 渡辺志保梨「すいーとプロミス」,『まんがタイムジャンボ』第16巻第8号(2010年8月号),53頁。
  • 同前,51頁。

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