2009年もいよいよ終わろうとしています。大晦日、世間一般では紅白歌合戦など見たりしているのでしょうか。家族そろって、同じテレビを見て年を越す。昭和を思い起こさせるような風景でありますが、今、我が家ではテレビついていません。それどころか居間に私ひとり。これは練習のチャンスじゃないのか? よし、さっさと日課やらなんやら片付けて、ベースの練習するぞ。今年はベースで年越しだ! という気分になっています。で、取り上げようというのがメトロノーム。いやね、ベースに限った話でもないんですけど、楽器の練習にはメトロノームは必須でしょう。特に、ドラムとともにバンド内でのテンポ、リズムをキープしなければならないベースとなればなおさらです。といったわけで、一年の最後はメトロノームとともに過ごすことになるのではないかと思っています。
で、私の使っているメトロノームなのですが、KORGのMA-30という非常に安価なものです。ポケットに入る小ささが魅力。電子メトロノームらしく、単純にテンポを刻むだけでなく、中抜きの付点や三連もできるし、さらにはチューニング音を出すこともできるしと、とりあえず持つにはこれで充分なんじゃないかと思える、そんなメトロノームであります。
これを買ったのはいったいいつだったか。ちょっと思い出せないのですが、おそらくはもう5年ほども前じゃないかな、あるいはもっと前。当時使っていた機械式のメトロノームの動きがあやしくなってきたので、かわりにと思って楽器店にいって、いろいろ見比べて、まあテンポキープしてくれればそれで充分なんだから安いのでいいよね。といったようなわけで、これを買ったのでした。
最初の数年は機械式のメトロノームを使って、これは予備といった具合であったのですが、あやしかった動きがなおさら微妙になってきて、ついにはすぐにとまるようになってしまって、ついに世代交代の時期がきたか。それ以来、このメトロノームを使い続けています。譜面台にのっけて、ピコピコいわせながら練習しています。ギターの、ベースの、ソルフェージュの、サックスの、とにかくあらゆる楽器に対応可能、ってそりゃ音が聞こえさえすりゃいいわけだから、楽器を選ぶなんてことまあないわけですが、この数年文句もいわず、トラブルもなく動き続けてくれて、大変ありがたい。頼りにしているわけです。
もしこれが壊れるようなことがあれば、次はどうしようか。そんなことを思うこともありますが、まあ簡単には壊れないだろうなあ。そんな予感がするものだから、当分はMA-30と一緒に練習することになるのではないかと思っています。
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