2008年8月15日金曜日

じどうしゃ

 最近、うちにはちびすけがうろうろしていることがあるのですが、そんなちびすけのために購入したこぐまちゃん絵本。最初に買ったのは『しろくまちゃんのほっとけーき』だったけれど、年齢的にまだ早いようだったから、『はじめてのこぐまちゃん』を買ってきて、けれどこれを読んでくれているのかどうかはわかりません。このあいだ、家に帰ってきたら、『しろくまちゃんのほっとけーき』と『こぐまちゃんいたいいたい』が投げ出されていたから、多分こちらは見てるんだと思いますが、『はじめてのこぐまちゃん』はどうなんだろう。見てくれているといいなあ、といいながら、読み聞かせとか面倒くさいので、決して自分から出してやろうとはしない。それじゃ駄目ですね。けど私が読み聞かせても駄目なんですよ。

『はじめてのこぐまちゃん』は『じどうしゃ』、『たのしいいちにち』、『どうぶつ』の三冊がセットになっていて、けれど『じどうしゃ』、『どうぶつ』の二冊に関しては、あんまりこぐまちゃん関係ない……。ページを開くと、カラフルな色合いで、じどうしゃやどうぶつが描かれていて、見ているだけで楽しいという絵本です。ただ、『どうぶつ』はちょっとちびすけには早いかも知れません。だって、動物園とかまだいったことないだろうし、ライオン、きりん、ぞうなどは、どう考えてもなじみがないはず。となると、まずは『じどうしゃ』のほうが興味を引くのではないかななどと思うのです。

『じどうしゃ』に取り上げられている車は、以下のとおりです。

  • じょうようしゃ
  • バス
  • パトロールカー
  • きゅうきゅうしゃ
  • はしごしゃ
  • ブルドーザ
  • パワーショベル
  • ダンプカー

みごとにはたらく車といった趣ですが、この中なら、じょうようしゃ、バスあたりがなじみかと。ちびすけ連れて移動する際、車を使うことはちょくちょくあるようですし、そしてバス、家の前をバスが通りますからね、見慣れているし、反応もするんじゃないかなと。けど、以前見せた時は、あんまり興味を持ってくれなかった。今ならどうなんだろう、ちょっと興味ありますね。

ちびすけの母親がいた時に、『じどうしゃ』出してきて、ひとつひとつ車を見せながら、この車はお母さんを迎えにくる車だよ、とパトロールカー指さしたら、母親が、こっちの車がきたら、おじさん連れていかれるからね、ときゅうきゅうしゃ指さされて、なんてこった、教育に悪い母親だな! といったわけで、私が読み聞かせるのは駄目なんです。きっとろくなこと教えない。

ちょっとずつ大きくなっているちびすけ、だんだん言葉も通じるようになっているようですから、今度暇があったら、『じどうしゃ』を読み聞かせてやろうと思います。できるだけ、教育に悪くない方向で。けど、おちびはペンギンが好きなようだから、本当は『どうぶつ』の方がいいのかも知れません。

  • 若山憲『はじめてのこぐまちゃん』東京:こぐま社,1995年。
  • 若山憲『じどうしゃ』(はじめてのこぐまちゃんシリーズ) 東京:こぐま社,1994年。
  • 若山憲『たのしいいちにち』(はじめてのこぐまちゃんシリーズ) 東京:こぐま社,1994年。
  • 若山憲『どうぶつ』(はじめてのこぐまちゃんシリーズ) 東京:こぐま社,1994年。

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