2005年4月29日金曜日

Mac OS X 10.4 Tiger

 新しいMac OS Xが全世界規模で発売されました! というか、実はもううちでは10.4 Tigerが動いていて、つまり今こうして更新している環境というのがTigerだったりするのですね。新しいRSSに対応したSafariでもってお送りしております。

私は過去これまで、OSのみをバージョンアップしたことっていうのがなかったのですが、というのは、いつも型落ちぎりぎりのエントリーモデルを安く買っていたからでありまして、つまり新OSが出ても満足に使えるような環境ではなかったんです。ところが一昨年買いましたiBookは、当時最高速度の1GHz G4搭載モデルでありまして、しかもメモリも潤沢に640MBをおごってみたのでした。オーマイ! これだけマシンに投資したのですから、いくらなんでもTigerが動かないなんてことはあるまい。そうした考えから、初のOSアップグレードに挑戦してみたのでした。

で、その首尾たるやどうであったかというと、実にスムーズ。ノープロブレム。OSが宅配便で届いて三時間後には、旧環境からのデータの引き継ぎも済ませ、主力アプリケーションのセットアップも終了していました。

三時間後? アップルアップグレードのプロセスは30分もかかりませんっていったじゃん。つうことは、アップルは嘘ついてやがんのか?

いやいや、そんなわけではございません。というのはですね、私は外付けHDDにメールや設定も含むデータを退避させまして、クリーンインストールしてみたのです。全くまっさらになったOSに、主要アプリケーション(といってもそんなにないけど)をインストールし、データを移行し、設定ファイルをちまちま移して、その全作業がたったの三時間。正直、もっともっと時間がかかると思っていたから、逆に不安になるくらいです。

環境の整備が終わってからは、Safariの新機能であるRSSフィードの読み込みを試し、自分のお気に入りのBlogを登録し、そしてWidget! 大いに期待していた翻訳機能を試して結構満足。Oh my! を翻訳してみたところ、私のオハイオ州! になった(ちなみに逆に翻訳すると、My Ohio state! に。いかす!)のにはちょっと笑いましたが、おおむねいい感じに翻訳されて、というのも、宝塚という地名もちゃんと翻訳しますからね。翻訳WidgetはSystranを利用しているのですが、機械翻訳の質も上がったなと実感しましたよ。

後いっとかんといかんもんといえば、こないだいってたDreamweaver MXのTiger対応。現在時点では、とりあえず問題なく利用できそうで安心です。

そしてWeb関連でいえば、Safariの細かな変更点が好感触で、これまではフォントの問題で表現できなかった日本語のボールドも可能になりました(けれどイタリックはまだ駄目)。ほかにもいろいろ手直しされてるみたいで、なかなかいい感じに仕上がってると思います。

現在Pantherを使ってる人が、Tigerにアップグレードする意義はあるかといわれれば、正直迷いますが、私自身はアップグレードしてよかったと思っています。

引用

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