2005年4月11日月曜日

WACOM Intuos

 私は、特にがっちり絵を描くような口でもないのに、ペンタブレットなんか持っていたりするんです。さすがに買ったのは大分前だから、最新のモデルなんてことはありませんが、それでもA5サイズと張り込んで、いやはや使っていないのがもったいないという話であります。

しかし、ほとんど使っていないタブレットですが、このところチャレンジしてる絵の試みなんかでは大活躍してくれているんですよ。画像をスキャナで取り込むでしょ。そいつをレタッチしたりするときに、ものすごく重宝するんです。例えば投げ縄ツール。マウスでやっていたときは、どうしてもぎざぎざのがたがたにしかならなかったのが、さすがにペンだけあってすいすい、すごくきれいに囲めるんです。やっぱり画像を扱うなら、マウスじゃなくてタブレットだと思い知りましたよ。

私の持っているタブレットはWACOMの初代Intuosでして、i600 USBでした。先ほどもいいましたようにA5サイズで、USB接続のタイプです。

この頃のIntuosに標準で付いてくるのは、本体、CD-ROMを除けばペンが一本、そしてペンスタンドくらいのものだったのですが、今はマウスまで付いてくるんですね。マウスは通常のものを併用すればいいだけの話ですからなくても別に構わないのですが、やっぱりUSBポートが占有されることを考えれば、タブレット上で使用できる専用品があったほうが便利かなあと思います。

Intuosの仕様を改めて振り返ってみれば、筆圧感知が1024レベル、傾き検出が±64レベルと、Intuos3と比べても遜色ないレベルで仕上がっていたんですね。けれどIntuos3にはIntuosにはなかったエクスプレスパッドが装備されています。この違いはかなり大きいんじゃないかと思います。

Intuos3の写真を見ると、Intuosにはあったタブレット上部のファンクションがなくなっています。ファンクションという言い方が正しいのか知りませんが、Intuosには、タブレット入力エリアのすぐ上にカットやペースト、保存や新規作成などの基本的なコマンドを発行するための領域が用意されていたんですね。ペン先で升目に触れると、それぞれの升目に割り当てられた機能が実行されますが、ところがこれは便利な反面、不便でもあったのです。

不便、 — 誤って機能を発動させてしまうことがあるんですね。タブレットを使うときって、たいてい目は画面を見て、タブレットを見るようなことってほとんどありません。なので、勢い余って行き過ぎたペン先がファンクションを発動させてしまうことがある。もちろん、タブレットの操作に慣れればそういうことはなくなりますよ。けれど、タブレットの平面上に印刷された升目をペン先で触れるのですから、使い勝手としてはあんまり褒められたものではありません。目視しなければ使えない、画面から目を離さなければならない。対して、エクスプレスパッドは目を画面に置いたまま使えるように工夫されています。こういう、細かな点での操作性の向上というのは、評価できるところであると思います。

けど、私の場合は使い勝手をどうこういうよりも、まずもっと使ってやらないといけないと思います。だって、もったいない。せっかくの道具なのですから、もっと使う機会を増やしてやらないといけないと思います。

がんばりますか。

スターターパック

A4サイズ

A5サイズ

A6サイズ

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