注文していたポケット・ミク、ようやく到着しましたよ。発売半月前くらいに書店に注文して、しかしこれが全然届かない。取次の在庫がなくなってるのかなあ、みたいに思ってただひたすら静かに待っていたんですが、いくらなんでも遅い、ちょっと取次をせっついてもらおうと書店で確認してもらったら、在庫あるそうで、1日に届きますよ、ええ、無事に入手することかないました。くそう、取次に忘れられてたのか。
認識が間違っていました。『テルミン』とか『シンセサイザークロニクル』みたいに、冊子と楽器、双方で楽しむ、そうしたものだと思っていたのですが、ポケット・ミクに関しては楽器がメイン、ついてくる冊子は読み物ではなく完全にマニュアルといった次第でありました。
ともあれ、これが私にとってのはじめてのミクであります。そそくさと電池を用意して、スタイラスで鍵盤をなぞってみれば、歌う、歌うぞ! ドレミファで歌ってくれるのが面白くて、正直プリセットよりも階名の方が自分にはよいなあ。まあ自分は移動ドなので、これだとin C限定になるんですけども、まあそんなのはささいな問題です。
プリセットの歌詞、これは本当にデモンストレーションって感じですね。歌詞だと『ちょうちょ』、『さくら』、『ほたるの光』。他にはいろは歌とか収録されていて、なるほどこんな感じに歌わせられるのか。ノートオン、ノートオフで歌詞が切り替わるのかな? スタイラスを持ち上げずスライドさせた場合は、音高だけが変化して歌詞はそのままです。
ポケット・ミク、その本領はUSBで接続してMIDI楽器として使うところにあるみたいですね。最初、初音ミクを歌わせられるだけだと思っていたんですが、それどころじゃない、2chから16chはGM音源として使えるらしい。さらにはリバーブやらコーラスやらまで搭載されてるそうで、わお、すげえな。128音色ってことは基本のあのセットってことだな。これ、今度試してみよう、そう思っているところです。そして歌詞のエディットも可能。ポケミクアプリというのがあって歌詞の変更ができるんですね。けど、もしMIDIで操作するならシステムエクスクルーシブを使うことになるんだろうな。でも、全歌詞をこれで制御するとなると骨だな。などなど、いろいろ思うところもありますが、けどともかくもこれをいろいろ触って動かして、どういうものか慣れていくのがよさそうですよ。
- 大人の科学マガジン編集部編『歌うキーボード ポケット・ミク』東京:学研マーケティング,2014年。
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