2014年5月17日土曜日

『まんがタイムファミリー』2014年7月号

『まんがタイムファミリー』2014年7月号、発売されました。表紙は『ぽちゃぽちゃ水泳部』、カツ代とはっつー先輩が元気に飛び込み。カツ代、いい感じに肉付き表現されて、いやもう見事。でもってその表情、きりっと眉をあげて、凛々しくて、ええ、いい表情でありました。対照的なのが隣のはっつー。もう完全に競技とか関係なしにエンジョイしてる、そんな雰囲気が実にいいです。そして『椿さん』、椿さんはサッカーですね。ワールドカップ? 日本代表のユニフォームを身につけて、しかしそこにエプロン。このミスマッチ。最高です。

『宅飲み残念乙女ズ』、めちゃくちゃ面白いな。今日は三人の共通の友人の結婚式。なかなかこないてつ子を心配するのが、まずその常識、まさかボロい格好でくるんじゃないか? 酷い想像だ! もちろん普通の格好で現れて、いやむしろ可愛いじゃん。三人三様の思惑、これがいい感じ。飲み食い、出会い、仕事のコネと、もう欲まみれ! みたいにいわれてますけど、むしろそれ全開と全身でアピールするかのような状況、うむ、むしろ潔し! こういうところが好きなのです。そしてグリッちの王子っぷり。これ、最高ですよね。そして三人の酒飲み。新郎新婦の思い出スライドショー、あっちにもこっちにも酒飲んでる姿が写り込んでる。なんかごめん多江。めっちゃ面白い。そして今日の式のスライドショー。なんかほんとごめん多江。めちゃくちゃ面白い。最高でしたよ。

『夜な夜なまんが学校』、ゲストです。漫画の専門学校、デザイン・マンガ・カレッジの夜間部に通うと決めた渡部千秋が主人公。個性的なクラスメイトと、というか、着ぐるみアメリカ人ドロシーとか、朝起きられないセレブ上遠野ゆうかとか、幽霊じみた子、吸血鬼っぽい子など、いろいろ問題ありそうな人達の吹き溜りみたいになってる、そんな漫画です。けど、一番問題なのは主人公千秋。漫画家を目指そうと思ったのは、働かずお金を得たい、漫画新人賞の賞金目当てだっていうんですね。これ、3回連続なんですね。実際の漫画体験は次回からでしょう。どのような描かれ方がされるのか、楽しみに待ちたく思います。

『教壇のポラリス』は部員の募集をするんだそうですよ、って、夏休みかよ! なんで、こんな時期に!? そう思っていたら熊彦の妹、早乙女紗由の登場です。なるほど、この子が入部するんだね!? そう思ったら、あれー、違うのか。すごいな、この展開。昴のことが好きみたいなんですね。それで顔を出すんだけど、天文には興味がない模様。というか生物部所属。発想、言動が生物系のそれで、DNA構造が好きだとか、ケージ飼育したいとか、これはこれで変わったお嬢さんです。しかし、あの好き好きオーラを隠さないところなど可愛くて、そして昴が気持ちを寄せている相手が誰か、気付いてる、いや、先生がそうとはまだわかってないのかな? 今回は天川先生の過去が少し明らかになったりして、少しずつ話が動いている、そんな感じがしますよ。

『ダ・ヴィンチ系女子高生』。タイムスリップした黒中みどりの行き着いた先はどこだったのか。おそらくはレオナルド絡みであろう。そこまではみどりも推測したのだけれど、なにしろ今回は周囲にだれもいない、草原のど真ん中。けれどちゃんとレオナルドと出会うんですね。こないだまではヤング・レオナルド。今度はさらに若返って、なんと子供レオナルドなのですね。なんという美少年。クロナカを御遣い様としたう様子など愛らしく、というか、この子がなぜあんな風に育ってしまうのか……。なにがあった……。叔父フランチェスコがクロナカを見て驚く、こののっぺり感! こいつは面白かったですよ。中世顔とでもいったらいいのでしょうか。そしてクロナカは、フランチェスカの前の妻と出会う。しかし、みどりはレオナルド周辺の人間関係にずいぶん詳しくなりましたね。やっぱり出会って、調べて、そうした繰り返しの賜物なのでしょうか。しかしさすがに妻アルピレアの次の子、それがどうだったかは覚えがなかったみたいですね。はたして、このピンチをどう切り抜けるんでしょうね。また一度、現代に戻るのでしょうか。

  • 『まんがタイムファミリー』第32巻第7号(2014年7月号)

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