2014年5月11日日曜日

『まんがタイムきらら』2014年6月号

『まんがタイムきらら』2014年6月号、昨日の続きです。

すいまさんといっしょ』はあくむちゃんがメインですよ。すいまに会いにやってくる。正直、その制服はどうなのか、もっともなことをおっしゃるんですが、それ聞いて長さまが泣きそうになったり、そうしたらあくむちゃん、ちょっとフォローしてみたり。これは長さまの人望なのか、愛されているのか、どうなのでしょうね。そして後半が大変なことに。ユウを使ってすいまさんとあくむちゃんが対決をするっていうんですね。すいまは星で眠らせる。あくむは踏み付けて悪夢を見せる。制服姿になって、というんですが、いやもうこりゃ大変だ。際どさという点ではすいまさんが大変なことになってるわけですけど、照れがあるからなのか、あくむちゃんの方が凶悪と感じられて、いやもう、あくむちゃん、大変でした。

女子大生生活様式』はねねと柚ちゃんの用事ですよ。ふたり連れ立って買い物にいく。その姿を見て後をつけることにすることねとこよ。ことね、自分たちのこと放ってふたりで遊んでいると気色ばむ、そうしたところにねねや柚への気持ちが透けて見える感ありますね。しかし、尾行するのはいいとして、こよはすぐに自分の買い物に意識が向いちゃうし、じゃあことねはといったら飽きてしまう。けど、ここでのふたりの様子、こよが財布を買ったこと、ことねが財布を欲しがったことが後に生きてくる。ああー、いいじゃないですか。いいですよ。ねねたちを見失ってから再会するまでの展開、ことねのつけた目星、ああー、確かに居る気がします。そして最後に種明かし。ねね、柚は、ことね、こよの誕生日プレゼントを買っていた。ここで、ことねが財布を買った理由がわかる。ええ、かぶるんですね。けど、最後に全部まるく収まるという、これね、実によかったです。しかしこよ、いい感じにねねに感化されちゃってますね。

『凸凹□(でこぼこボックス)』、悪くないですよ。朝はだらだらぐずぐずしてるすずめだけど、おきなちゃんが待ってるよ、そういわれるとすぐさま起きる。おきなちゃんのこと、好きなんだなあ。まあ、お母さんのしかけた罠だったんですけどね。雨の日、おきなの髪がもさもさになってる。湿気のせいだっていうんですが、気にしないの? いや、直したいとは思ってるんだ。うまいことセットすると、おきなちゃんはなんか落ち着いた雰囲気になっていいなあ。加えておきなちゃん、すずめが小さいままでいますように、そんなことばっかり思ってる。縮ませようとあの手この手、あれは面白かった。そしてすずめのてるてる坊主におきなのてるてる坊主。ふたつ並んで窓際に下がってる姿、可愛かった。そしてお母さんの言葉。今度は本当だったっていう落ち、あの恥ずかしいところ見られちゃって赤面のすずめがナイスでした。

My Private D☆V、『ソラミちゃんの唄』のノッツです。今回は、作者の思い出に残る印象深いワンシーン、であるんですね。山口の海辺、制服女子ふたりが制服のまま海に入っているという、そうした情景。ああ、これはその仕草だけでなく、情景すべて含めてが魅力的なのだと思います。イラストで表現されたその情景は、なんだかとてものどかで、ほがらかな子、ちょと大人しめな子、このふたりの様子、ちょっとしたコントラストも素敵です。ところで柱に書かれたイノシシの死体が打ち上がってきた話。なんか海にまつわるレアな話、たくさんお持ちのようですよ。

  • 『まんがタイムきらら』第12巻第6号(2014年6月号)

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