2014年5月13日火曜日

『まんがタイムジャンボ』2014年6月号

『まんがタイムジャンボ』2014年6月号、昨日の続きです。

『凪くんの不運な棚ぼた』は座敷わらしのはじめてのお使いってやつですね。平太郎は心配するんだけど、疫病神は結構放任主義みたいですよ。しかし、座敷わらし、道ゆく人に幸福を振り撒きながらのお使い。心配した平太郎のみならず、途中出会った音鳴さんも隠れて座敷を見守って、うん、ほのぼのです。肉屋のおばさんも親切で、こういう、地域が見守っていますよといった雰囲気、それが実によかったと思ったのですね。そして帰りの座敷、一人で大丈夫と文句いいながらも、平太郎の手をつかんで離さない。ええ、ほのぼのです。

『きつねとパンケーキ』、おお、すごいイケメンがきましたよ。スバルの保護者みたい。で、ページをめくればスバルにめろめろの親馬鹿状態披露されて、うん、きっとこうなるだろうと思ってた。期待を見事に受け止めてナイスですよ。黒岳結人。スバルのパパ。紺野のうちの給湯が故障したので、みんなでスーパー銭湯にいきます。それで結人が呼ばれたのか。しかし、結構なエグゼクティブみたいなのに、気さくな人です。コンパパ和巳と仲がいいみたいですね。あの車の中の会話が面白かったですよ。どんどん追い詰められる和巳。酔ってしまったコンに、慌てて余裕をなくす結人。うん、結人、いいやつ。ちょっと好きになった。銭湯での状況も面白かったけど、コメントしづらい! 結人、和巳の会話もよかった。獣娘に神拾い。その謎などもちょっと触れられて、そして和巳のもとに役所から父親資格判定の面接のお知らせが。ああ、次回は結構なシリアスな話? お手やわらかにお願いしたいところであります。

『ほのかミステリーノート』、シャーロッ子さまの助手渡村潤の平和な放課後。うん、この人、よいなあ。平和な放課後のはずが、黒い煙を見つけて大騒ぎ。けど、大山鳴動鼠一匹の類ですね。シャーロッ子さま、佐久夜穂華がクッキーを焼いていた。あの味見係の悲壮感がいかしました。しかし潤の協力で、クッキーは駄目だったけど、オムレツができました。味見係の黒服、銀次の穏やかな顔、そして潤への信頼度もアップして、ええ、銀次、いいキャラクターですよ。

『びあ充!』は、あさひのところに従妹の子がやってくる。ひえるちゃん。小さなころからしっかりしてた子で、というか、あさひが駄目すぎた! クール系ツインテール、あさひのことをお姉さまという。5年ぶりとか7年ぶりとかくらいなんですね。ひえる、すっかり大きくなっていて、しかしこのひえるという子、クールで、そつなく、自分のことは自分できっちりやっちゃうよ。そんな手のかからないどころか、むしろ手をかけてくれるみたいなできた子です。その子が、ビールを見てとりみだす。お姉さまが不良に! 悪の道に! この極端さ、おかしくて、そしてあの知識の深さ。素晴しい! 好きになってしまいそう! 最後の和解、でいいのかな? 穏やかにあさひに話すひえるの慈愛に満ちた様など、素晴しかった。ほんと、可愛いお嬢さんです。

  • 『まんがタイムジャンボ』第20巻第6号(2014年6月号)

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