『まんがタイムきららキャラット』2013年12月号、発売されました。表紙は『GA — 芸術科アートデザインクラス』、皆がマーチングバンドスタイルで勢揃いですよ。中央に如月、メジャーバトンを手に、ああ、なんてセクシーなんだろう。ものすごく魅力的。あの、コスチュームの絞られた腰の細さ、上着の袖の膨らんだ感じも実に可愛くて、なんという魅力的なイラストなんだろう。見事にやられてしまっています。如月がドラムメジャー、皆を率いていて、トモカネがクラリネット、ノダミキがスネアドラム、ナミコさんがシンバルで、キョージュがマーチングチューバ! これは珍しい! 高校にあったよ! しかし、ほんと意外な組み合わせでありますよ。
『ののかノート』、のっけから危ないお姉ちゃんでありますが、姉あやかの友人雪乃もなかなかに駄目な人っぽいです。さて、ののかの成長記録、花が増えないっていうんですね。友達を作るたびに増えた花。けど、2個で頭打ち、以降増える兆しなしというんです。なぜなんだろう。陽子、一緒に考えてくれて、それは友達ができたから増えるのではなく、そのタイミングで人間的に成長したからじゃないか? ん? 人間的? それはいいとして、陽子発案で部活をやろう。歌うダンス部を作ろう、なんて話になるんですね。ところがののかは歌に嫌な思い出が。ああ、こうして苦手意識を克服していく、そういう展開になるわけか。それにののかも歌や踊りは嫌いじゃなさそう。ええ、ののかの決心。これはいい動き。彼女の成長もそうですが、楽しい盛り上がり、いろいろと期待させられる動きでありますよ。
『時計じかけのミュージアム』、ゲストです。閉鎖されそうな資料館を守るべく資料を整理することになったお嬢さんたち。未整理の本が大量に積まれていて、なるほど、これはすべての本が電子になった未来のお話なのか。学校の資料館、これがなくなると冊子の本も一緒になくなってしまう。本、漫画、昔の学校備品、学校の歴史が積まっているんですね。本好きのよみ。お嬢様、れい先輩。漫画が好きな? ゆり。そしてコンピュータに長けたせつな。4人で資料の整理方針を決めて、まずは旧図書館の蔵書から少しずつ整理していくっていうんですね。それら本から垣間見える、かつての利用者のいろいろ。恋の痕跡に盛り上がってみたり、けどその破綻を思ってみたりと、ええ、いろいろ広げたり、掘り下げたりできそうなテーマでありますね。
『まごとじG』、ゲストです。なんと、このタイトル、どういう意味かと思ったら、孫と爺か。お爺様の大切にしている時計を壊してさあ大変、古野宮あさひは、こっそり時計屋に修理に出そうというんですね。直せそうと紹介してもらったのが公園近くの幾巧堂。店に入ればセーラー服の美少女がお出迎え。けど、女でもなければ子でもないらしい。臥雲江陸、幾巧堂の3代目らしい。腕は確からしく、ばっちり修理してくれたのだけど、時計を壊したこと、誤魔化そうとしたこと、全部ばれて叱られて、そしてあさひは幾巧堂にお世話になることになるんですね。幾巧堂店主は、あさひの祖父の友人らしい、というか、師匠? 確かに女でもなければ子でもなさそう、謎の存在でありますよ。
『ましろなでしこ』、ゲストです。大和菊川高校のなでしこ部の女の子たちが、なにやらいろいろ話しています。部長、衣奈、杏、エリスの4人。エリスは留学生? 日本の文化に興味があったのもあるけれど、なでしこジャパンを見て感動したからなでしこ部に入ったっていうんですね。でも、サッカーはやりません。杏は熊が大好き。ぬいぐるみも本物も大好きというんですね。そして衣奈はモテたいといっていて、ならなでしこコンテストに出たらいい。この学校伝統のコンテスト。生徒と一般の参加者およそ50名からミス大和撫子を決めるというんですん。なるほど、それでこの4人がミス大和撫子を目指すわけでありますね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第9巻第12号(2013年12月号)
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