『まんがタイムジャンボ』2013年11月号、昨日の続きです。
『お隣さんゲーム』は、当家3姉妹と隣家3兄弟の恋愛ベクトルがいろいろ錯綜してますね。次男楓は三女理子のことが好きなのか? ただ妹みたく可愛がってるだけなのか? いや、そういう風には見えなくて、育つのを待ってる? そんな風にも思えてくるんですね。ああしたもろもろ、冗談でいってるのかな。対して理子は長男賢司のことが好きなようで、蘭子も賢司にベクトルが向いてるのだっけか? 舞子と圭介、ここはうまくいきそうか? あれどうだっけ? ともあれ、この兄弟姉妹の恋愛模様、ほのぼのと微笑ましかったりするところ強くて、気にいっていますよ。
エッセイ企画は「私のこだわり趣味〈秋の夜長編〉」であります。参加者は瀬田ヒナコ、かわのゆうすけ、イセダイチケン、とく村長、浅木胡逸。それぞれ趣味は、ミニチュア作り、プラモデル、ええと多趣味すぎてわからん、ええと睡眠? そしてドライブ。いや、このミニチュア作り、かなり凝ってそう。フィギュアの改造とか、樹脂粘土で小物作るとか、そしてそれを写真撮影。なるほど、猫と合わせたりするのか。これは面白い、興味深いと思いましたよ。あとはガンプラ、これは自分もやってみたい。ほとんど手をかけずに素組みでもよくできるらしいですね。簡単に合わせ目を消してスミ入れ用マーカーでスミ入れして、あとはつや消しクリアを吹くだけで、びっくりするような出来になるという話。それを聞いたら、おお、やってみようか、そう思えてくるのですが、まだ全然手を出していません。多趣味については自分も似たようなものですが、結果的に相克しあって、どれも全然できてないんですよね。ええ、結局はこれとしぼってやらないと駄目なんでしょうなあ。
『テイクアウト』は意思の弱いこのみです。食べ物とみるや、そっちにふらふらっと引き寄せられてしまう。そんな彼女の下駄箱に毎日お菓子が入れられるようになって、これは、なにかラブレター的な!? 女子校だから、つまりはそういうこと!? 最初は危険うんぬんといっていたこのみなのに、お菓子につられてしまって、危険さはいつしか薄れ、もう女の子でもいいかな。うん、すごい適応です。すっかり下駄箱の君に魅せられてしまったこのみを取り戻すべく、楓が餌付けしなおす、まさしくそんな話でした。で、そのお菓子の犯人。楓のメイドだったってんですね。って、メッセージカード入れてたのはいいとしても、手渡そうよ! けど、なんだか面白かった。焦る楓、再確認される友情、まさしく雨降って地かたまる。ええ、いい話でした。
- 『まんがタイムジャンボ』第19巻第11号(2013年11月号)
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