2012年5月20日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2012年7月号

『まんがタイムきららMAX』2012年7月号、昨日の続きです。

『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?』、よいなあ。彼氏持ちのみすずの言動に亜梨香がやたら反応して、わあわあ騒ぐ漫画です。今回は、彼氏からいい匂いがするから、同じ石鹸を買いたいなんていって、やっぱり亜梨香大騒ぎ。もう、大好き。しかし、わあわあ騒いで、時には悪態つく亜梨香が、ちゃんとみすずの石鹸探しに付き合ってくれるっていうんだから、いい子ですよ。護の泡風呂に憧れる話とか、子供は確かにたいていこれをやりたがりますよね。で、できないんですよね。ほんと、亜梨香の家の、泡風呂にジャグジーに、なんでも揃ってるみたいなのね、羨ましいとか思ってしまいますよ。さて、その亜梨香、やっぱり騒いで悪態ついて、そして最後にバスルームでお倒れに! って、ほんと面白かったです。

『三種のジンギ!』、新キャラ登場ですよ。楓美を先輩といって慕うお嬢さん、天神真珠。って、その前に扉、扉。これ、楓美さん、べらぼうに可愛いなあ。ほんと、たまらんものがありますよ。さて、真珠の楓美へのアタック。楓美と仲のいいいろはに対する攻撃、そのギスギスする様も含めて、いやあ、よく動いておりますよ。いろはと真珠の、楓美の取り合い。あの手この手で懐に入り込もうとする、その双方が本気というか必死というか、これ、いじらしいとかいっちゃっていいんですかね? なんか、そう表現するの抵抗あるんですけど。けど、このふたり、なんのかんのいって同じ趣味だもんだから、それで意気投合とか、いきついた先が大岡裁きの逆バージョンとか、これは実にいいです。ほんと、真珠、生徒会書記の二年生なんだそうですが、って、そっちが先輩とか! 今後も出てきそうで、実にいいですね。大いに期待されます。

『ごーすとっぷ!』、いいですね。前回その存在が匂わされていた、西新とまりの妹、早良が登場して、この人は姉と違って霊能力に優れてるのか。で、式神を使うんですが、これが虎柄衣装の女の子。別に戦う必要、なかったっぽいんですが、いろいろコミュニケーションに不備が生じて、ゆきと式神、ふややが対決するってんですね。いや、なかなかシリアスとはいいがたい、これらやりとり、大好きです。ゆき、残念で実にいいですよね。あのタイミングでの乳力倍増魔法バイボインは、ほんと笑わずにはおられませんでした。しかも何度見ても笑う。結局和解というか、最初から戦う必要なかったというか、平和が一番な感じですが、弘也、この人の残念なところも最後にばっちり披露されて、いや、大変によかったですよ。

ふわふわ科学』は乾燥剤の話ですよ。雨に濡れてしまったミソラ、服もそうなら、鞄の中身、さらには携帯電話まで濡れてしまって、それを乾かそうってんですね。チエ大活躍ですよ。袋にシリカゲルと一緒に入れてしばらく放置。なるほど、シリカゲルの成分や水ガラスなんかの説明があって、そうなんか、水ガラスってシリコンなのか。シリカゲルと生石灰、乾燥剤にもいろいろあって、それぞれ特性が違うなど。乾かして再利用できるシリカゲル、水に濡れると発熱する生石灰。生活に役立つ、そんな話、面白くて役に立って、これはほんとよかったです。知らないこといっぱいありました。それにしても、チエ、ほんとによいなあ。

『スイーツどんぶり』、いったいどういう方向に向かおうというのか。めちゃくちゃ面白かったです。罠みたいな中華レストラン。捕われて、強制労働課せられて、しかしホール係のジャッカル、めちゃくちゃ可愛いなあ。しかし、今回のぶっとんだ展開。これ、どうも続いたりするのかな? レストランの店主、こいつがLIFEなる組織の下っ端? ということは、次から次から敵が現れたりするのん? とか思ったら、普通に酒井、逮捕か。これ、しれっと普通に復帰してたりしてもおかしいなあって思うんですが、ほんといずれにしても楽しませてくれそうです。ところで、捕われた料理人たちのノリノリ、それからジャッカル目玉焼きで嫌がらせ。最高でした。

放課後せんせーしょん!』、もりあがってきましたよ。身体測定の話です。女の子たち、皆それぞれに悩み事あり、と思いきや、葵ひとりが張り切って、君、なんか思うところないのかい! そういうところがこの人の魅力だと思います。スナオは背の高さを気にしていて、コモモは体重を、って、あんたあんだけ食べてその体型なんだから、充分じゃん! で、血圧が出ないゆかり、もう面目躍如ですね。私は上が100いきませんが、そんなどころじゃないのか。してやったりって感じなのが、おかしくって、でもなんか気持ちわかります。私も100超えたら負けた気になりますもの。視力検査でのキエの真ん中、実にいいですね。私、一昨日健康診断受けたとこなんですが、これ、いえばよかった。今回は、健康診断では皆それぞれにウィークポイントがあり、また体力測定ではそれぞれに秀でたところがあってと、このダウンとアップにそれぞれの見せ場、設定してるの、皆それぞれのよさ、可愛さ、見えてとてもよかった。で、葵のバン! ああ、ここにいたるまでもコマに収まらない魅力、溢れるようで、どきどきさせられたり、ふんわりと、しかししっかり引き込まれたりしたわけですけど、それらは比較的大人しめであった。全部、この葵の見せ場を最大限に盛り上げるためだったんですね。いや、ほんと、静的な絵が続いたところに、どんと動的な表現がやってくる、もう飛び込んでくるようですよね。5人の中でもとりわけアクティブな葵のらしさが、見事に発揮されていた、そう思います。で、最後の落ちにも葵さん活躍なさって、いや、私の職場に、どうしても注射が駄目っていって、採血うけない人もいますから、大丈夫よ、って、採血の結果が出ないのはちょっと不安にも思いますけど、まあ、葵さん、観念なさってください。いや、でもほんと、今回、普通の立ち絵、普通の笑顔でもぐいぐいきますね。なんなんでしょうね。禁断症状ですかね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第9巻第7号(2012年7月号)

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