2012年5月11日金曜日

『まんがタイムきらら』2012年6月号

『まんがタイムきらら』2012年6月号、昨日の続きです。

『JOB&JOY』、ゲストから連載に昇格ですね。女の子三人のバイトもの。とはいえ、なんだかあんまり真面目じゃない。舞花と優也が不真面目というか甘えん坊? 一緒にレジになれないからといって、いじける舞花、テーブルにつっぷしてお客さんに慰めてもらってるとか、これ、新手のサービス!? しかし、好き放題のふたりをクビになるからと叱る綾奈に、ふたり一緒になってないないとか答えてるけど、いや、あるだろう! ないと思う方が不思議だよ! 非常識といえばそのとおりで、人によっては受け付けない、そんな漫画だろうけど、ここはもうなにも考えず、アホだなあ、バカだなあ、綾奈大変だなあ、そう思って眺めて楽しむ、それが一番よさそうです。

少女公団アパートメント』は、団地主催のフリーマーケットですよ。みなで不用品持ち寄って販売する、っていうんですが、ちさのおばさん提供のコスプレ服、これ、結構需要あるんじゃないかなあ。こういう、あんまり売られてない、みたいな服、売られててもあえて買おうとは思わない服、これがフリマでお安くなってます、とかなると、あ、ちょっと面白いかも、買っちゃう? ってなりそうですよね。というわけで、なつみがメイド衣装着せられて客引きですよ。実にいい、ほんと可愛いなあ。いつもどおりといいましょうか、もういやだとびいびい泣いてしまったくせに、可愛い可愛いと誉められたら機嫌なおしたりしてね、ほんと、こういうところ心くすぐります。うん、そりゃお客も集まりますよね。フリマ、買い物、ちょっとピクニック気分。楽しいイベント、その楽しさ伝わって、すごく面白かった、とてもよかったです。

『だいすき♡』、前回しっかりすると決意した千夜の、自立のための第一歩ですよ。あの、前髪ぱっつんのお嬢さんが持ってきた雑誌を見てその気になって、お母さんの化粧品をいたずらしてみる。全然きれいにも可愛くもならなくって、なんてこと! いや、ほんと、この子は自然なままがいいよ。というか、そうやって見た目でなんとかしようっていうのが自立できてない証拠なんだよ、って、兄貴には無理そうだから志津さん、よろしくいってやってください。さてさて、前髪ぱっつんの女の子のアバンチュール発言、あの顔、ものすごく可愛いなあ。結構凛々しい女の子よね。ほんと、いい笑顔。で、千夜、結局バイトするっていうんですけど、どれもこれもうまいこといかないなあっていう、この子のいたらなさとか、危なっかしさ。ほんと、自立というにはまだはやい、そんなアンバランスがナイスでした。しかし、いい友達に恵まれててよかったね、その一言ですよ。

『うたがや』、ゲストです。合唱の名門校から転校してきた荻野美羽さん、彼女が入部した合唱部には幽霊がいたっていうんですね。いや違うのか。神様なんだ。お歌のうーちゃんらしい。歌うのは好きみたいだけど、歌じたいは下手みたい。可愛い絵柄で、楽しく合唱部。合唱に力をいれるというより、みんなで集まって、わきあいあいとしている、そんな感じ。これ、うーちゃんと美羽が一緒に歌って、だんだん楽しくなって、うーちゃんも歌がうまくなって、とかなのかなあ。今のところみんなで声を合わせて歌って、という感じじゃないんだけど、そういうのがしっかり出てきたりしたらいいなあ、なんて思いました。

My Private D☆Vは『ミラク』から群青ピズです。女性の腰回り、なのだそう。イラストも、ビキニの女性、そのお腹周辺を濃密に描写して、ええ、こういうの、魅力があるっていうの、私も確かにわかります。いえね、世界陸上とか見てる時にね、ああ、身体がしっかりできあがってる、あの鍛えられた身体の魅力っていうの、やっぱり感じますからね。無駄をしぼった、筋肉質の体。筋肉のつきかたも、ごつごつごてごてじゃなくて、すっきりとついてるんですよね。きっと、そういうのがお好きなんだろうなあ、そう思わせてくれる一枚でした。

  • 『まんがタイムきらら』第10巻第6号(2012年6月号)

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