『まんがホーム』2012年6月号、昨日の続きです。
『あゆみさんは心配性』、面白いなあ。って、これまだゲストなのか! 驚愕だな。あのグッピー飼いたかったんだと問われてどうだったかしらと答えるあゆみさんが可愛いですよね。ほんと、考えすぎておかしなところに着地する。その性質が理解されて、うまいこと利用されてる親睦会、接待の研修とか、なるほど盛り上がらないわけですよ。しかし面白いのは「ほっとけない」、もう、こういう真っ直ぐなところ。ほんと、いい人だなと思わせてくれます。
『センセイあのね?』は、ほんと開き直ったつぐみさん、気持ちも露に先生のもとに駆け寄って、ふりまくハートも増量でありますなあ。しかし、可愛い。越後屋さん仕込みのセクシーアピール、いざしようと思ってもTシャツ、スパッツ、ちょっと無理っていうんですが、いやいや、つぐみさんにそれは似合わないよ。ほんと、素直で飾らない、それがこの人の魅力と思うんですよ。「頑張って頑張るッ」なんか、まさにそうでありますよ。というわけで、盛り上がるつぐみ、反対にどんどん落ち込む早乙女。恋とはほんとままならぬものであります。
『恋に鳴る』は、勝手に盛り上がって好き好きいってたくせに、なんだか勝手に冷めちゃって、酷い子だわ! といえばそうともいえるのかも知れないけれど、これこそが恋のタイミングってやつなんだろうなあ。押している時に受けられれば成就する。けど、相手が受ける気分でない時だといくら押しても駄目だし、逆もまたしかりっていうね、ほんと、それを思わせて、そうした気分の移ろい、あるいは身勝手といってもいい、それをひらひらと飛ぶ蝶に例える、それがこの人の持ち味であるなあ。あの子がいい、この人がいい、けどもういいや、そうしたひらひら。季節も、また恋においても、春なのだな。そうした話、面白かったです。
『天子様が来る!』は、呪いの人形さえも遠慮させるユキジの不運。同情、情け、ほんと、面白い。で、出ていった人形をちゃんと探そうとするユキジ。ほんと面白い。再会したらどうなるんだろう、ほんと変に面白くて最高でした。
- 『まんがホーム』第26巻第6号(2012年6月号)
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