2012年5月23日水曜日

『まんがタイムきららミラク』2012年7月号

『まんがタイムきららミラク』2012年7月号、先日の続きです。

『メラン・コリー』は、ほんと、予測とかなんとか、まったくできない、してもなんの意味もない、そんな漫画でありますなあ。前回から2ヶ月がたちました。かくして復活。はいいんだけど、いきなり路上か。しかも、全然知らん人に因縁つけるんか。で、これ見て、もしかして寄生先が変わるのか? 新シリーズ? そう思ったら、ああ、ちゃんと亜民とか出てくるんですね。新しく出てきた人、壁上先輩。2年生。気が弱くて、そしていろいろめんどくさそうなお嬢さんです。勝手にメラン・コリーの境遇想像して、勝手に哀れんで、せんでいい勝負をして、という、変な展開。ほとんどメラは進行に関わってないんだけど、最後に最後に、またもやスイカ割れという状況に。ほんと、どういう風に進むか、考えるだけ無駄、感じるままに読むのが正解といった風情でありますよ。

『Lisa Step!』は女子について。リサの素朴な疑問、女子って何歳までなのかという問に、見事に動揺してみせる葵、今でも女子と思っているといいはる美兎。いや、別に女子だよ、充分だよ。漫画みたいな女子っていったら千鶴だみたいにいわれてますけど、いや、むしろそうしたこと気にしちゃってる君らの方がずっと女子だよ。なんて思ったりしたのでした。後半には実家暮らしと一人暮らし、どっちがいいかみたいな話になって、冒頭の女子云々というのから離れちゃったのかな? そう思ってたら、なるほど、女子会会場をどこにするという話に繋がるのか。皆の普段の生活が垣間見える、そんなエピソード。ちょっとした雑談から親しくなっていくみたいな感覚があって、悪くなかったです。

『福33三色パンチ』は、皆のバイトの風景。面白かったです。茜のバイト先、常連さんかな? 茜のこと気になるみたいで、けど茜のいう子供ふたりという発言にショック受けてっていうの、これはただの誤解なのか、それとも恋愛的展開をつぶすために仕掛けた茜の先制攻撃なのか。どうなんでしょうね。さて、コウのバイト先は書店。やることいっぱいで、対応しきれず、いっぱいいっぱいのコウがいいですね。実際、最初のうちなんてやる気はあるんだけど、どうやったらいいか加減もわからず、経験も足りずで、こうなってしまうのもわかるなあ、なんて思いましたよ。ゆかりのバイト先は中華料理店で、制服がチャイナさん。いいですね。っていうか、身に合わないんだ。いいですね。コウと茜の突然の来店にいらいらしたり、待ってくれてたことが嬉しかったり、この人は可愛い人だと思います。そして最後、茜の子供の誤解もとけて、なるほど常連さん、元気になった。この方面での展開あるのかなあ。ないような気がするなあ。なかってもいいかなあ、みたいな感じです。

『プリ魔ドンナ! — 現在魔王侵攻中』、ゲストです。最初、ちょっとどういう状況なのかつかめなかったんですが、なるほど小さくて可愛い魔王さまが主役なのか。やってくる勇者を脇役手下が始末してしまう。メイドパルフィがやたら強かったりして、魔王自体はあんまり強くない? ええと、魔王サリエル。彼女につきまとうのが、異世界からきたというオタク少女さとみ。最初は、セクハラまがいのチャージをかけるさとみにパルフィがおしおき、そのパターンでいくのかと思ったら、なんかアイドル展開とかがやってくるの? 最初は、ちょっとごちゃごちゃした誌面に、読み辛さ、わかりにくさを感じたものでしたが、読み終えてみれば、このごちゃごちゃ感ならではの味があるのかもな、なんて風に思えて、ええ、とりあえずさとみのこと、気にいったかも知れません。

  • 『まんがタイムきららミラク』第1巻第5号(2012年7月号)

0 件のコメント: