2011年6月8日水曜日

『Megami MAGAZINE』2011年7月号

 インターネットに出回っていた、『魔法少女まどか☆マギカ』のインタビュー。上条君はさやかのことどう思ってるとか、杏子とマミさんの魔法は本来どいうものだったかとか、そういうのが話されている記事の断片だけが流布されていて、けどその出展がわからない。ああ、この記事、きちんと読みたいなあ。ちゃんと出展も書いといてくれよ、そう思っていたら、twitterでこの記事内容に言及している人がいまして、もしかしたらご存じかもと聞いてみたんです。そしたら、教えてもらえた。『Megami MAGAZINE』の付録だって。わあ、これはありがたい、買ってくる! というわけで買ってみました『Megami MAGAZINE』。存在は知ってたけど買うのははじめて、もちろん読むのもはじめてです。

しかし、この見事に割り切った誌面、素晴しいですね。アニメ誌なんだけれど、男キャラというのが基本存在しない。そんな雑誌です。どこを開いても、美少女美少女美少女。男が出てきたと思ったら、女の子になりたい女装少年とか、あとはモブ。主人公だろうとモブ。潔いですよね。ああ、それから『ぱんつぁープリンセス』が載ってて、そういえば、これ、『Megami MAGAZINE』掲載だったっけか。さすが学習研究社。いろいろ研究しています。

さて、私の目当ては「『魔法少女まどか☆マギカ』 COMPLETE BOOK」でありますよ。虚淵玄のインタビュー、新房監督のインタビュー、そして声優5人による座談会。これ、どれを読んでも濃密で、ものすごい読み応えです。虚淵玄氏のインタビューは見開き2ページ。新房監督は1ページなんだけど、なるほどそういう意図が、あるいはなるほどそういう裏が、こういう見方があるのか。ものすごく面白かった。脚本に明確にされていなかったことで、アニメと漫画で違っているところとか。作り手の時点で解釈に違いがあるっていうのね、なるほどそういう余地を持った本であったのかと思ったりしたのですね。

そういう解釈の違いというのは、本を絵にする段階でも出てくるし、また演じる人においても同様に現われてくるもので、もちろん収録に際して意思の統一、解釈の統一などはなされるのでしょうけれど、大筋をはなれたところとなると、結構皆さん自由に感じて考えてらっしゃることがわかる。そうしたところ、思ったこと、疑問なんかも含めて自由に意見が交換されて、なるほど、こういう風に考えてらっしゃるのか。また私とは違う立場からの見方、それはすごく刺激的で、ああ、やっぱりこういういろいろ思えるもの、受け手によって違った感じ方、解釈、それらを許容するものはいいなって思ったのですね。

16ページと、そんなにページ数も多くない、まあ付録の小冊子ですからね、当然なんですけど、でもそれでも読み応えは抜群で、このために840円する雑誌を買ったこと、後悔なんて、あるわけない、でした。ほんとすごくいい。寝るまえにもう一回読もう。何度でも読もうと思える、すごくいい付録でした。

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