『まんがタイムLovely』2011年7月号、発売されました。表紙は『はじめのちひろ』、空を見上げるはじめと、アイスキャンディーを食べてるちひろ。初夏の雰囲気、ということみたいですよ。で、ここで残念なお知らせ。7月号をもって『Lovely』休刊とのことです。でも、うん、なんというか、あんまり驚かない。なんとなくそんな気もしてたし、今月号で休刊を予想させる兆候は観測されてましたし、ああ座して死を待つより、起死回生を狙って一発リニューアルを打ってみた。けれど、それでも駄目だったかあ。昨年末に『ラブリー』が終わり、新生『Lovely』も終わって、私の四コマ入門となった雑誌は完全に失われてしまったんですね。
これで終わり。掲載作も別の雑誌に移籍するようなことなしに、全部きれいに終わっちゃうみたいです。それを受けて、それっぽい終わり方をしているものも結構あって、ある程度この展開を予測されていたのか、あるいは急遽、最低限のことを盛り込むべく頑張ったのか。後者なのかなあ。物語を広げるために、いろいろ伏線を用意されてた方もいらっしゃった。その解決を今回掲載の回、実質の最終回で可能なかぎり拾ってみたり、回収できないながらも一区切りつけてみたり、いろいろ苦心のあとが見えますよね。実際、悔しく思ってる人もあるんじゃないかなあ。
『Lovely』は5号で終わったわけですが、それだけ続けばやっぱり気になる漫画も出てくるわけで、それらが軒並読めなくなるっていうのは、読者としても残念、それは実際本心なのです。この段階で、どれが好きだった、どの続きが気になると、いちいちあげることはしませんけれど、もしこの先を読めたら、そう思うのはひとつやふたつではなかった。ええ、すごく残念です。
結果的に休刊となってしまいましたけど、休刊するつもりでリニューアルしたなんてわけはないでしょう。なんらの復活の可能性をつかんでたんだと思いたい。けどそれは叶わず、休刊に。これは四コマを好きで読んできた、そんな私にとっても、ちょっとした一区切りになる出来事だったように思います。
- 『まんがタイムLovely』第18巻第6号(2011年7月号)
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