先日購入した『Lの季節ダブルポケット』、なかなかプレイする時間をとれないのだけど、少しずつ進めています。と、ゲームについての感想に入る前に、これが私にとっての初PSPゲーム、PSPというハードについての印象など書いてみますと、あの小さい画面でたくさんの字を読むのはつらいのではないかと予想したのでありますが、意外と大丈夫なものですね。解像度が高いんでしょうか。ピクセルが小さいと感じられます。ともない字も読みやすく、プレイに際し問題となることはまあないなという感想です。ただ、画面のアスペクト比が違っちゃってるのがなあ、というのがありまして、いやね、PS時代の『Lの季節』は当然4:3であるわけで、当然画像はそのサイズで作られています。ところがPSPはアスペクト比16:9。上下がカットされてしまっているんですね。そいつは残念。芋羊羹が見えなくなってるし!
芋羊羹が出てくるところからもおわかりかと思いますが、『Lの季節』は幻想界からのプレイです。かつてこのゲームをはじめた時は現実界からのスタートであったのですが、これ、ちょっとした罠がありまして、初回プレイ時にはバッドエンドが確定しているのです。クリアに必要な条件を満たしていたとしても、そのルートが開放されていないっていうんですね。だから、まずは幻想界か現実界か、どちらかのバッドエンドまで辿りつく。その後、もうひとつの世界に移って、それではじめてグッドエンドを見ることができるという仕掛けがあるんです。
こうしたことを知って幻想界からはじめる私は、すなわち現実界シナリオの方が好きだというんですね。いやあ、酷い話。幻想界ファンの人は罵ってもいいと思うよ?
幻想界からの攻略、PSPの小さな画面、横長のスクリーンのためかより以上にキャラ立ち絵が小さく見えて、鈴科流水音がまるで妖精みたいです。うわあ可愛いなあと思って、流水音で妖精なら、もともと妖精の湖潤リリスならどうなるんだといったら、さながらそれは虫のごとし。「リリス、虫じゃないもん!」って、音声で聴こえてきそうなこといってますね。
風邪ひいたせいで、ちょっと時空が乱れているのですが、この記事の翌日、2月12日に幻想界のクリアを見ましてね、to be continued、流水音エンドでした。それで、ここで以前にはなかった、別キャラのルートが攻略可能になったというアナウンス、そして現実界でto be continuedより先に進むことができるようになりましたというアナウンスがあって、これは親切ですね。私、PS時代に天羽さんルートのバッドを食らって、その後どうしたのかわからないけど、やりなおしとかしたのかなあ? 最終的には流水音エンドを見て、再び天羽さんルートに戻るということになったのですが、どうしても最初のグッドエンドはこの人! みたいに思った人は、クリアできないということに気付かず、ただただ時間だけを浪費させられるということもあったのだそうです。一種のはまりですよね。それが、PSP版ではこれらアナウンスによってはまり回避できるわけで、たしかに親切であります。
といったわけで、ただいま現実界を攻略中。辿るルートは、まず間違いなく天羽碧です。
CD
書籍
- 『Lの季節2 ‐invisible memories‐ ビジュアル・ガイドブック』(JIVE FAN BOOK SERIES) 東京:ジャイブ,2008年。
- 『Lの季節 A piece of memories公式攻略ガイド』(電撃攻略王) 東京:メディアワークス,1999年。
- 『Lの季節-A piece of memories-プレミアムストーリーズ』(Ganganwing comics special) 東京:エニックス,1999年。
- 『Lの季節パーフェクトリファレンス 』(The PlayStation BOOKS) 東京:ソフトバンククリエイティブ,1999年。
- 石川克世『Lの季節 Missing Memory』(電撃文庫) 東京:メディアワークス,1999年。
- 『Lの季節 A piece of memories ビジュアルファンブック』(Aspect cute) 東京:アスキー,1999年。
- 『Lの季節A piece of memoriesアンソロジーコミック』東京:ソフトバンククリエイティブ,2000年。
- 『Lの季節 A piece of memories ビジュアルファンブック』(Magical cute) 東京:エンターブレイン,2000年。
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