『まんがタイムラブリー』2010年3月号、発売です。数日まえからの風邪が治らなかったら買いにいくどころではないなあと思っていたのですが、幸い熱はすっかり下がり、これは大丈夫かとも思ったのだけれど、実はまだお腹の具合がよろしくない。少々危険か? などと思いながらも、おそらくは大丈夫だろう。思い切ってコンビニへと向かったのでした。往復一時間ほどの道のり、ちょっとした冒険でありましたが、特に問題もなく無事帰宅できました。よかった!
『空に唄えば』がいよいよ部活といった雰囲気になってきて、体力づくりしたり、声出ししてみたりと、いろいろやってる取り組み、なかなかよいなと思えます。しかし、フェーストレーニングとか知りませんでした。歌う時には顔の筋肉を上に持ち上げろとかいいますけど、こうやってトレーニングするものなんですね。また、軟口蓋、このへんの理屈は知ってるし、軟口蓋上げて口腔を広げることの重要性なんかも理解してるんだけど、わざわざそのためのトレーニングをするというのも知りませんでした。こういうのはちょっと役に立つなあ。って、漫画で読む合唱入門みたいなのを期待してるわけじゃないんですけど、やっぱりちょっと得した気持ちになるのはしかたない。でもって、ちょっと嬉しくなるんですね。
漫画の展開に注目すれば、それまで一歩退いていたなつきが、なんだか前向きになってるというのがいいなって思って、こうやって頑張りが見えると、読んでいる私も感化されて気持ちが前向きになる感じがします。
『ペンとチョコレート』がいい展開です。打ち切られた漫画家。けれど、彼女の技術を見た別の雑誌の編集者が興味を持って連絡とりつけた。と、今回はここまでなんですが、ひとつの雑誌で駄目となっても、違う編集者が腕をふるえば違う魅力、持ち味も引き出されるものなのですよというような展開があるのだとしたら、それはちょっと見てみたい。この電話が次回にどんな展開を開くのか、すごく興味深いです。
『めがねスイッチ』、ゲストです。って、ちょっと驚きました。また、眼鏡か! いや、別にいいんですけどさ、最近眼鏡ってどこかでブームになってるの? 四コマ界隈だけ? あるいはラブリー誌上でだけ? まあ、それはいいや。眼鏡をかけると仕事モードがオンになる野口英美がヒロインです。頼りになる、できる女ではあるのだけれど、実はまだまだ未熟。仕事には一生懸命、手にあまるトラブルあった時は先輩にフォローしてもらうなど。単純な有能部下と駄目上司ものではないというところ、逆に新鮮というか、よかったです。このヒロインは眼鏡でオンと表現されてるけれど、仕事では気を張っているタイプ。不意のトラブルに弱点が露呈してしまう、といった感じみたいですね。こういう人はよくいます。嫌味な感じもなく、好感持てるヒロインでありました。
『放課後のピアニスト』、面白かったです。天才少年シド。冷たい人、人を寄せ付けない、そんなキャラクターと思ったら、全然違った。ライバル出現ですごく嬉しそう。なんだ、あんた、結構寂しがり屋だったりするの? 競ってくれる人が出ると素直に喜ぶ。なのに自分のピアノの技術が、ライバルを蹴落してしまう。あんた、なんだか不幸だなあ。そしてがっかりするところなど、なんてキュートな少年なのだろう。これはちょっといい。孤高でなんかありたくないっていう、人懐っこい孤高のピアノ少年。なんだかすごくいいキャラクターでした。まあまあごはんにしましょう。
『できる女には秘密がある』。二葉さん、暗くなったらオッケーだったのですか? なお私もあかり型無事故無違反ドライバーです。どっちがアクセルでブレーキか思い出せないくらいに無事故無違反なので、免許は持ってないことにしています。
- 『まんがタイムラブリー』第17巻第3号(2010年3月号)
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