2008年4月15日火曜日

三菱鉛筆 JETSTREAM

ボールペンを買いました。かねてよりボールペン嫌いを公言し、特に油性インクの書き味、きちきちと粘る感触が嫌いだといって、できるだけ触れることもしないようにしていた私が、ボールペンを買いました。水性ボールでなく、ゲルインクでもなく、油性インクのボールペンを買ったのですね。なぜかというと、今日職場で受け取りにサインを求められた時のこと、ポケットから出たのはPelikano Junior、おっと、これじゃ駄目だ。複写伝票には向かないと、とっさに内ポケットを探った右手が見付けたのはEsprit。おおっと、これも駄目だ。ここで筆記具が尽きたんですね、なのでデスクからボールペンを出してそれでサインしたのですが、この時に改めて思ったのでした。ボールペンも一本ぐらいは持っておいた方がいいって。常用するしないは別にして、こうした用途のためにボールペンは必要だとようやく思ったのですね。

でも複写だったら水性ボールでもゲルインクでもいいじゃないかっていうのを、あえて油性。なぜか? いやね、先日PILOTのペン習字通信講座に申し込んだのですが、これ、万年筆使用を基本(申し込むとペン習字ペンがついてきます)としながら、10月の課題においてはボールペン、12月はマーカーと、異なる筆記具が要求されることもあるんですね。しかも油性推奨。テキストには、水性ボールペンを使用し、万年筆との区別がつかない場合は、不合格となることがありますと、はっきり釘がさしてあるほどですから、ということは油性を使うのが無難だなと思うのが自然でしょう。

いきなり慣れない油性を使うのは、それも適当にそこらへんに転がっているような、私の嫌いな感触を持ったペンを使うのは自殺行為と思われました。なので、実際にボールペンでの筆記を要求されるその時までに、少しでも使いよい油性ボールペンを探しだす必要があったというわけで、そのチャレンジ第一段が三菱鉛筆のJETSTREAMでありました。聞けば今売れているというこのボールペン、従来の油性ボールペン以上の滑らかさを実現し、また速乾性も向上、描線も濃く黒くはっきりとさせたというのが売りであるところに、こんなストーリーまでついてしまって、一度試してみようかという気にさせる効果は抜群でした。

購入は、仕事帰りのコンビニエンスストアででした。本当は同社製のパワータンクとどちらにしようか迷っていたんですが、パワータンクは売ってなかったんですね。なのでJETSTREAM。購入後、すぐさま封を切って、電車の中で試し書きして、その感触の異様さに思うところあり、というか、ちょっと滑りすぎじゃないかというほど滑りますね。ペン先の摩擦をもって運びを制御する癖をつけていると、字が崩れますね。それくらい滑ります。筆記時は力を加えるという感覚はほとんどなく、逆に引くくらいのつもりで、ペン先が軽く紙面に触れるだけという、そういう制御をしてやったほうがいいくらいです。

そして私の油性ボールペンが嫌いな最大の理由、ダマですが、ほら、油性ボールペンで書いてると、ペン先にたまったインクの塊がぼたりとついて、ねっとりと糸を引いて、それがいつまでも粘るものだから、紙も手も汚れたりするでしょう。ああ、いやだ、いやだ。私がこの世でただ一つ我慢できんのは — 、油性ボールペンのダマの汚れなんですよ。だからボールペンを長く敬遠してきて、使うなら水性と決めていた。

さて、JETSTREAMではどうかというと、確かにダマのような現象は起こっているんですが、これが糸を引くほど粘ることはないようですね。それに乾燥するのも速いです。つい今し方書いて、一分も経ってない状態でこすって、多少色がつくくらいかな? 数分待てばしっかりと固着して、ちょっとこすれたぐらいじゃびくともしなくなって、ああこりゃ確かに油性ボールペンの特質をもって、弱点を克服してるわと思える性能をしています。

そんなわけで、ちょっといいと思われたJETSTREAM。しばらく試しに使い続けてみて、次は加圧式ボールペン? あるいはこれも評判のいいというPILOT A-ink? なににするかはわかりませんが、まあひと月ないしふた月ごとに一本くらいのペースで試していきたいと思います。

参考

引用

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