『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、先日の続きです。
『僕は女心なんて知りたくない』。春喜の女性が苦手という理由、その一端がしっかり描かれてましたね。一緒に学級委員をしている女子、姫谷の内心が聞こえる。チャラい男をあしらう、その時の姫谷の毒突く内心の声。そしていい男、佐藤にときめく姫谷と、佐藤に優先された春喜へのアタリを強くするところ。このくだりは面白かったなあ。先生の内心が聞こえない理由は、先生がバツイチだからでいいのかい? 知らずにすめばそれでよかったことも知ってしまって、それはそれはめんどくさそうだよなあ。その点、寮の女性たちは一癖あるけど、ドロドロとかなさそうでいい感じですよね。絵本作家へのBL趣味者からのアドバイスとその結末とか、面白かったですよ。
『カントリー少女は都会をめざす!?』。連休の過ごし方ですよ! みなちゃんは一日中本を読みたいんだって! いいねえ、わかるー。自分はギター弾いてるよー! 本も、漫画も読みたいねえ! この、どこにも出かけない、まさしくインドア趣味にふけるところ、八重にはまるで理解されないのがリアルかも。八重は休みはどこかにいきたい、なにかをやりたい、そんなタイプなんですね。今回のリアル、みなの最終日の夜を思うと悲しくなるってやつ、これもわかるー。うん、ここは八重のツッコミを受け入れたいところです。みな、八重、大河、三者三様の休み観、すごく面白かった。BBQをしようという八重の提案、計画をたてるにあたって、連休の何日目にやりたい? っていうのね、ああー、自分はここでもみなタイプだわー。少なくとも最終日は嫌だ。初日も避けたいが、さっさと終わらせるというのもありだから、初日でもまあいいかな。いや、ほんと、この子らの他愛もない会話だけど、いろいろ考え方の違い、スタイルの違い、見られたところ、大変楽しく読みました。これ、BBQ編も見られるのかな。可能なら見たいなあ。
『とびだせT.O.Z』。妹麻那の部活動、ちょっと一波乱あったの、面白かったです。女子部員たちに顔見せしたのはいいけれど、男子をこれでもかとシゴいたなどなど、噂が尾ヒレをつけて広がっていて、もはやあだ名がついてる。その名も女帝、デンジャラスクイーン。見事に怖れられてるこの子、ちゃんと受け入れられるのかなって心配してたら、その鈍足ぶりを心配してもらえて、しかも涙目でおそいっていったじゃんってね、そうした様子、どんくさカワイイっていって、皆から大人気じゃん! これ、よかったなあ。なんか楽しいやん。あだ名こそは女帝のまんまだけど、こうして皆から可愛がられてるところ、よかったです。女子部員たちのテンションの高さ、あれもよかった。この環境での麻那の活躍、見守りたいところですよ。
『大奥より愛をこめて』。やっぱり面白いですよ。大奥での少ない楽しみ、宴での演目が歌舞伎というので、皆がすごく期待している。そんな中、菜々緒はじめ蒔乃、本堂もよりよく、そつなくまとめようと頑張っている。演目は駆け落ちもの。許されぬ恋の話は女性たちには人気がある。菜々緒にしても、舞台装置が安くつく、予算の面で大助かり、あちらにもこちらにもよいという、理想的な展開見せていたのに、蛇老中松平定信の介入あっておジャン。ひとつのことを成し遂げるために費される努力と、ひとつことが破れて、その後始末するのにかかる労力と、同じように苦労であっても、その心情もろもろ、全然違うだろうなあ。落ち込む面々、そんな中、菜々緒、人に涙を見せぬよう、隠れてひとり泣いている……!? これ、足の小指をぶつけたとかじゃないのか? いや、どうなんだろう、ここにきてシリアスか。菜々緒への恋心を、本堂、あらわにしてしまうのか!? なにやらこれもキナくさい、そんな展開の前段に見えて落ち着かないわあ。さらに大崎様、定信に宣戦布告! ああ、あの大崎様、かっこいいなあ。ほんと、これ、どんな波乱が待ってるのか、不安いっぱいです。
- 『まんがタイムオリジナル』第38巻第6号(2019年6月号)
『まんがタイムきららキャラット』2019年6月号、発売されています。表紙は『まちカドまぞく』。TVアニメ放送が7月からという告知をドーンと出して、そしてイラストはシャミ子と桃がふたり旅の空の下。シャミ子、いい笑顔してますね。手にはジェラート、トランクにはご先祖像もついていて、あ、帽子が風でとばされてるよ? 桃はというと手に地図を持って、シャミ子にこれからのルートかな? 説明しようとしているところみたい。肩からかけたカバンには時は来た!! のあの猫さんが! なんだか楽しい表紙。菜の花ばたけにモンシロチョウ、春らしさあるところも素敵です。
『まんがタイムオリジナル』2019年6月号、発売されました。表紙は『ラディカル・ホスピタル』をメインに、民族衣装を大特集? これは、連休を受けて海外への興味も増すだろう、それを予想してのことなのかも知れませんね。これはラディホス山下さん? サリーを着ましてインド風、なのだけど、あんまりに雰囲気違いすぎて違う人みたい! 『らいか・デイズ』らいかもインド風? いや、違うか、これ、タイだね? 『小森さんは断れない!』しゅりはアオザイ、すなわちベトナムですね。
『まんがタイムきららフォワード』2019年6月号、発売されました。表紙は『はるかなレシーブ』。遥と彩紗、ちょっと意外な組み合わせですね。ここに成美がこないのは、彼女がこうして誰かと組みあわされるとしたらかなたが来るから、なのでしょうか。本編はいよいよワルキューレカップの火蓋が切られようとする、その前夜。これからはじまる激闘、その情景を先取りするかのようなイラストであります。
『まんがタイムスペシャル』2019年6月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』、リコがメイン。リュックを担いで、その格好もアウトドア系、山に登ろうといった感じありますよ。『ローカル女子の遠吠え』りん子は、これ、寝袋の中ですね。ランタン手にして、キャンプですね。今回は、初夏、新緑の季節を迎えて、いざ自然に打って出ようというのがテーマってわけですね。そして『ふたりが家族になるまでに』のカットもございます。
『まんがタイムきららMAX』2019年6月号、発売されました。表紙は『こみっくがーるず』。かおすと美姫がさくらんぼ摘み。若干デザイン違えた揃いのドレスを着ましてね、編まれた髪から線の質感、塗りの淡さ、そのすべてがなにか懐かしさ感じさせるんですね。ヴィクトリアン、とまでいっていいのかどうか。けれど、今の漫画のテイストと、アーサー・ラッカムたちの活躍した時代の質感があわさって、やわらかで繊細なイラストになっていますね。たいへんきれい。ふたりも可愛くて、その表情なんかも実にいいです。
ほぼ事前情報なしで見ることができました。韓国映画、ゾンビもの、舞台は列車。他には、なんか評価が高かったというのをおぼろげに覚えていたぐらい? けれど、Netflixでこの映画を見つけた時、よし見ようと思わせるには充分でした。たまたま昨年くらいからゾンビがはやってるの?
日常使いに適した小振りのマルチツール、
土日は『ケムリクサ』見てました。BD上巻、1から4話まで。まずは普通に通しで見て、それから特典映像を2本。イベント上映時の舞台挨拶と出演声優座談会、どちらもメインの女性声優3人のトークが主体なんですが、これが面白くてですね、オーディオコメンタリーは期待できそうだ。そんな期待をさせる感触だったのですね。『ケムリクサ』BDに収録されているコメンタリーはキャストとスタッフ、2種類あって、さあどちらから聞こうかな。流れからいけばキャストだけど、ここは本命のスタッフコメンタリーからいこう。土曜にスタッフコメンタリー、日曜にキャストコメンタリーを聞くこととなりました。
たまには振り返りをしてみるものだなあ! と思ったのは、
『まんがタイムきらら』2019年5月号、発売されました。表紙は『甘えたい日はそばにいて。』。満開の桜の中、白い封筒を手に涙ぐんでいるひなげしですよ。その封筒、破れたハートのシールをテープで重ね貼りして繋いでいる。ああ、これはこの人の思いを、伝えたい気持ちが詰まった手紙によってなぞらえて、破れかけたその恋心、こうして繋いで、ついには相手に託すことができたという、そんな情景をあらわしているのですね。美しい表紙。手紙が隠した口元、けれどその笑みは隠すことができなくて、涙も喜びのそれであることがわかる。紅潮した頬。表情には安堵も見えて、長くつらい時期をようやく抜け出せた、そんな感慨溢れる表紙にしあがっています。
『まんがタイム』2019年5月号、発売されています。表紙のテーマは健康第一? 『おとぼけ部長代理』をメインにしまして、これはヨガですか、ヨガですね。かたい体にイーッてなってそうな部長代理。でも、それだけポーズとれてるの、すごいですよ。『花丸町の花むすび』花子も、イーッって感じになってますね。そんな中、しっかりゆるがずポーズとれてる『年上お姉さんと恋の壁』あこ、しっかりとした体幹感じさせます。
『まんがタウン』2019年5月号、発売されました。表紙は『クレヨンしんちゃん』。映画ですね。『新婚旅行ハリケーン 失われたひろし』。なるほど、今度の映画はインディ・ジョーンズばりの活劇やってくれるんだ。実際、どれくらいレイダースっぽくやるんだろう。失われたアーク? こういう思いきり? ちょっとしたパロディなんかをやってしまえるのが強いなって。それでそこにクレしんらしさを盛り込んで、それらを超えていくところ、これは本当に強みだなって思うんですね。
『まんがホーム』2019年5月号、発売されました。表紙のテーマは入学式? 新生活か。『らいか・デイズ』らいかは、ランドセル背負って手には黄色い手旗。通学時に使うものですよね? そこにはフレーフレー新生活! と書かれていて、ええ、4月、年度はじまり、新入学や新社会人、これまでとは違う生活のはじまろうという季節ですよね。『ちっちゃい先輩が可愛すぎる。』駒井はスーツ着て、これは入学? 入社? のためのスーツ? 『BL漫画家と受けダンナさん』のふたりは、普通どおり? 『孔明のヨメ。』は孔明の襟元ととのえる月英の姿。ふと意識せず見つめあうかたちになったような雰囲気、いい感じです。
