『まんがタイムきらら』2018年9月号、昨日の続きです。
『放課後すとりっぷ』。白石と林檎、ふたりの出会った頃の回想からのスタートですね。まだ互いを知らなかったふたりが、似顔絵を描くという課題を通じ、相手のことを理解していこう、そうした気持ちの芽生えはじめるといったこのくだり。ささやかながらも、素敵な対話であったと思います。そんなふたりが、今やずっと関係を深めて、深めた? ともあれ、当初とはまったく違った関係になって、そうしたらまた違った悩みも増えてという、そんな話です。バイト先で元気がなかったからと、先輩が気を配ってくれた。帰りに食事に誘われて、そこで話を聞くってなるんだけど、なんせ白石は林檎とカラダだけの関係ってことになってるし、しかもそれが絵のモデルとかそういうのちゃんと説明できてないから、いやもう誤解が酷いことに……。この誤解したままの迷走相談会。どこまでいくんでしょうね。いずれ混乱がおさまって解決に向かう、そんな日もくるのでしょうか。なんか当分はこない気がしますね。
『海色マーチ』。沖縄にやってきたあまね。海に興味があるというこの子、さんごを誘って海にいこうというんですね。今日はオシャレしてきたのに、海でオシャレとかいってたら死ぬよって怒られて、っていうか、さんごのことダサいとかいったからその報復だなこれ。ともあれ、これ、本題に入った感じですか? 沖縄で、女の子ふたりの棘ある会話をお楽しみくださいって漫画じゃなくて、海に親しんでいこう、そういうのがメインだったわけですね。というわけで、シュノーケリング、道具一式渡されて、使い方や注意事項もろもろレクチャーされて、しかし、あまね、この人確かに危ない。話聞いてるように見えない。真っ先に死にそうっていうさんごの感想、それが当たりそうでヤバい。海をナメちゃあいかんよなあ。あまねのシュノーケリング体験。残念ながら今日の海はあまねの見たいもの見られなかったみたいですけど、沖縄の海と、そして小さいながらも念願の魚、ハゼが見られて、いや不服ですか? 贅沢なやつだな! 雨で中断を余儀なくされたわけですが、どうせ濡れるんだから雨とか関係ないんじゃない? そう思った自分も真っ先に死ぬタイプかも知れません。落雷か! そういう危険もあるんですね。なるほど勉強になりました。ところがです、理由を説明されても納得する気のないあまね、あらぬ方向へと駆け出して……、やっぱり死にかねないタイプだと思いました。お願いだから、もうちょっと落ち着いて?
『おとめサキュバス』。またもルナが風邪をひきました。やたらと心配するキュリアですけど、でもってあんまり助けになりそうにないキュリアですけど、それでも枕元でルナのこと見守ってるその姿、その心配する気持ちが伝わってきます。でもって今回、ヴェロルがきてくれたんですよ。なんと、薬を調合してくれた。いいやつだなあ! 可愛いし。でもって、ヴェロルのきてくれたことで、問題が解決に向かうっていうんですね。部屋に生けられていた花、それが原因だった。夢に取り憑く精霊が住んでいる花。その精霊がルナに取り憑き、夢の中で魔力を吸い取っていってるっていうんですね。この花、養成学校から送られてきたというのだけど、どういうことなのか? 誰かから妨害受けてる? まずは学校に連絡しようとするも、残念、教員が出払っていて通じない。なので、キュリア、ヴェロルとともにルナの夢に潜って助けにいくっていうんですね。ああ、なんだろう、キュリア、こうなったら腹がすわりますね。それでもまだまだ危なっかしいんだけど、そんなキュリアとヴェロルの共闘。いったいどういったものが見られるのか、どうやってどうなってルナが助かるのか。こいつは楽しみでありますね。
My Private D☆V、『放課後すとりっぷ』の若鶏にこみです。美少女のさんかくけいが好きです。? なかなか謎めいたD☆Vポイントが提示されたわけですが、いったいこれがどういう意味なのか、イラストにて答えていこうという趣向。なるほど、さんかくのお口! 猫ミミ? 獣ミミ? それもさんかくですね。でもって他にも、さんかく座りとか、あとは下着? 水着? のさんかくとか提示されて、こういう視点? 面白いなって思わされましたよ。いろいろな要素を、さんかくという共通点をもってひとまとめにグループ化してしまう。また、さんかくってどういうこと? 疑問からはいって、後にそれを解決していくという見せ方、それもよかった。面白かったです。
- 『まんがタイムきらら』第16巻第9号(2018年9月号)
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