『まんがタイムきららキャラット』2018年10月号、一昨日の続きです。
『恋する小惑星』。文化祭、地学部喫茶が開店です。すずがえらいことやる気で、なるほど、学内出店の食べ物投票企画、取るつもりでいるってわけですね。スズヤプロデュースのカフェ! そこいらの出店に負ける訳がない。すごい自信に、ガハハという笑い声。本性出てますね。素敵です。地学部メニュー、ボーリング体験ティラミス、出ましたね。ストローでボーリング体験ができるのがウリなんだけど、食べにくいかあ、そうだろうなあ。スプーンが欲しいかあ。でしょうなあ。惜しいところです。このティラミス、上にアンモナイトが乗ってるの、可愛くていいですね。そして展示。天文班が作ってた太陽系模型。モンロー先輩の説明、必要なところ適切に押さえながらわかりやすく伝えてくれるんだけど、あー、でも小さなお客さんには難しいか。それをみらが、一気に楽しくしてくれた。ええ、この元気さ、いいですね。地質班のボーリングコア。それっぽくできましたね。地盤の組成からもともとは田んぼだったってわかる。なるほど、ただ地層見るだけじゃなく、そこからのもう一歩があるのがいいですね。そしてみらとあおの親御さんも来店。ほんと、誌面狭しというか、8ページにぎっしり文化祭の一日を詰め込んで、賑やか、濃密、大満足のエピソードでした。そして部長、副部長は本日をもって引退。いや、みらの驚きもよくわかる。自分も同じこと思ったもの。ああ、役職を降りるだけですね。よかった。さて、これからはイノを部長に迎えての新体制。どうなりますやら。イノの狼狽。申し訳ないんだけど、ちょっとニヤニヤしてしまいます。
『ゆず35歳@中学生やってます』。扉のゆずさん、これ、保護者スタイル? めちゃくちゃ可愛いですね。さて本編。授業参観があるのだそうですよ。もちろんゆずは親なんて呼べない。けど、なんか事前に逃げ道断たれてて、ああ、ゆずはどうこの危機を乗り越えるのだろう。まさかの理事長でした。適当に変装して参観にやってきた。って、関係者! バレるんじゃないの!? びっくりしますよね。バレないんですよね。でも、面白がってというか、なにも考えてないのか、つじつまのあわない言動、無茶な設定。あえてゆずを追い込もうとしてるのでは、そう疑わせるほどの無茶振りで、一度真顔のゆずに釘を刺されたというのに、それでもいい加減なこといい続けるってんだからまともじゃない。いや、まともじゃないって、今さらか。だって、35歳を中学生ってことにして学校に放り込むような人だもんな……。しかしまた今回もゆずは嘘に嘘を重ねることになって、これ、またいつか、ゆずに祟りそうですよね。
『mono』。すごい、普通の話だ! 仕事がようやく一段落ついて、さあワインだ、生ハムだ、って思ったら、あらー、生ハム、焼きそばに入れられちゃった。もったいない! マジ泣きのハル。謝るお母さん。と、そこにカコからの申し出あり。八ヶ岳ってハムが有名なんだ。それで八ヶ岳ゆきが決まって、カコはバイク、ハルはいつもの面々と一緒に車で八ヶ岳に向かうんですね。涼しそうに見えて実は暑くてつらいバイクとかね、いや、大変だな。これ、冬は冬で寒くて死にそうになるんでしょう? 諏訪についてから、あっちいってもこっちいっても湖にいきあたるっていうのがおかしかった。これ、諏訪あるあるってやつなんでしょうか。さらにここに清里の廃墟ってのをとりあげて、これ、一般的な観光名所なの? なんか、コアなマニア向けの物件なんじゃって気がしますよ。けど、こういうマニアック? なもの紹介しつつも、なんせ登場人物が個性的も個性的だから、なんだか妙にマッチして、不思議と普通に見えてしまう。なんとも独特のテンポ、雰囲気、世界観。今回みたいな普通っぽい話でも、見事に健在ですよね。
- 『まんがタイムきららキャラット』第14巻第10号(2018年10月号)
0 件のコメント:
コメントを投稿