2013年5月13日月曜日

PACE Anti-Piracy, iLok 2

 iLok買いました。いわゆるドングルっていうやつ。今どきドングルっていっても、なにそれ? って感じかも知れませんけど、ソフトウェアが不正にコピーされないようにするためのハードウェアであります。コンピュータにドングルが接続されてないと、ソフトが動かない。そういうタイプのコピープロテクトですね。iLokが必要なソフトウェアを使いたい、それゆえiLokを購入せざるを得ない。単純な話であります。

しかし、なんで、購入せざるを得ない、なのか。これもまた単純な話でして、できれば使いたくないなあ、そう思ってたんですね。いやはや、iLokで検索してみたらわかるんですけど、やたら壊れたとか認識されなくなったとかいってる人が目立って、いえね、問題なく使えてる人はわざわざ問題ないとか書き込まないから、壊れただ不具合だ、そういう情報ばかりがネットに目立つようになるっていうのは、当たり前といえば当たり前なんですけど、できればそういう不安要素を抱えたくないなあ。そうした気持ちから、iLokは避けたい、そう思っていたんです。

でも、しかたないじゃないですか。このソフトウェアが必要、そうなったら、好きの嫌いのじゃなく、導入せざるを得ない。ええ、ゆえに購入したってわけなのです。

でも、このドングル、便利なところもあるんですよね。iLokは単一の製品、あるいは単一のメーカーにのみ対応するドングルじゃなく、複数メーカー、複数ソフトウェアに採用されているんですね。だから、今回必要になったソフトウェア、それ以外にも必要になる可能性がある、いいかえると、iLokをひとつ持っておくと、このメーカー、あのメーカーのライセンス管理が一括でできるようになるっていうことです。もしソフトウェアごとに、メーカーごとに違うドングルが必要だったら、USBポートがいくらあっても足りゃしない、そんなことになりかねないところですが、iLokだと、これひとつですむわけです。現行製品であるiLok 2は500ライセンスを保存管理できるんだそうですよ。って、そんなに必要なの!? って、人によっては100ライセンス保存できた旧iLokを複数使ってたりしたらしいですから、500くらい管理できないと困るって状況もあるんですね。って、すごいなあ。ちょっとした財産ですよ。

iLokの便利なところ、もうひとつは、複数のコンピュータにソフトウェアをインストールして使えるってこともあります。これは実際コンピュータの更新とかしてみると実感するんですけど、アクティベーションされているソフトウェア、あるいはライセンス管理ソフトウェアがインストールされているような場合、どうやってデアクティベーションしよう、ライセンスの移行はどうしよう、いろいろ悩んだりすることもあったりしたんですよ。その点、iLokみたいなドングルだと、ドングルを差し替えるだけで使える。複数の環境間で同じソフトウェアを使うということも簡単になります。ハードウェアをケアしないといけないという面倒は増えますが、反面、柔軟にライセンスを運用できるというメリットもあるってことですね。

このあたりは、実際iLokのメリットとして宣伝されているところでもあります。実際、管理したい側のメリットもあるし、使う側にしてもメリットがある、そういうことなんだと思うんですね。

さて、iLokはただ買っただけでは使えません。iLok.comでアカウントを作り、ドライバやサポートソフトウェアをインストール、管理サイトでiLokを登録して、そしてそこでライセンスの管理も行うといった具合です。このあたりも面倒くさそうだなあ、そう思っていたので敬遠していたんですが、実際やってみると、そんなに大変じゃなかった。むしろ簡単、拍子抜けするほどでした。

さて、目当てのソフトウェアは、オンライン販売でダウンロード版があるから、即座に使用開始できる、そう思ってたんですが、あてがはずれて、今日は作業おやすみです。まさかまさかの予想もしない事態でした。

0 件のコメント: