『まんがタイムきらら』2013年6月号、昨日の続きです。
『女子大生生活様式』、いいですよ。前回、同じアパートに住んでることが判明した一年生のゆず。彼女の歓迎会をやろうっていうんですね。ふわふわした感じの可愛い女の子。けど中身は結構しっかりしてるというか、シビア? そういうところがいい。今回も、ことね、こよ、ねね皆が同じ教科書をあげるという。誰のを選ぶ? そういうことねのいじわる? 興味? だったんですが、全部引き受けるという。ああ、気を使った? 一番角の立たない選択をしたんですね。お菓子とお茶。晩ご飯誰が作るかをかけてババ抜き。あのババ抜きの様子、おかしかったです。こよ、いきなりの勝ち抜け。けど、なんだかひとり蚊帳の外で寂しい。ことねはことねで、ジョーカー持ってないのに、いかにも持ってるようなふりで駆け引きするとか、ほんと、楽しそうでした。それで、ことねがご飯係に決定。けど、信用ないんだなあ。ゆずが仲良いなあとかいってますけど、ほんと、いい雰囲気なんですよね。
『すいまさんといっしょ』、カラー! 扉のふみんさんが、なんだか色っぽくて素敵よ! すいまさんのところにやってきたふみんさん。ふたりきり? そう思ってわくわくしてたら、なんということ、いじめっこあくむさんがいたっていうんですね。そうか、あくむ、いじめっこなのか。泣き虫ふみん。あくむの大声に涙ぐんだりして、ふみんさんはほんと可愛いです。あくむは、しかしほんとに素直じゃないんですね。すいまがいないと退屈、そういってたのに、すいまさん前にするとそんなこと絶対いわない。長さまにすっかり面白がられてる? すいまを探すのも、ほんとは探す必要なんてなかったろうのに、なんかそれらしい理由をつけて、すいまさん探索のミッションをさせていたっていうんですね。しかし、すいま、ふみん、あくむ、皆それなりに仲がよさそうで、いやふみんさん泣いてますけど、でもこれからが楽しみですよ。そういえば、長さま、あくむちゃん用の衣装は作ってらっしゃらないのでしょうか。
『プレフレ』、先生にスポットライトがあたりましたね。暑苦しい小林先生のPump Pumpは、どうもこうもなく笑えて、しかたなかったですよ。Pump Pump。楓たち三人、樹が風邪かも知れないというので保健室にいったら、御国先生、小谷先生がどうもさぼっているっぽい。仲のいい三人、楓、樹、椿が生徒サイドなら、教師サイドは御国、小谷、それと保健の先生はなんておっしゃるのだろう、この三人になるのかも知れませんね。昔、高校時分からの友人で、そのまま教師になって、そのままずっと仲よくしてる。そんな関係に、楓たちの将来もなにか重なるようで、友達は一生ものなのかもなあ。そういう関係っていいなあ。なんて思わされたんですね。いい雰囲気でしたよ。残る余韻が素敵でした。
『JOB&JOY』は、扉の舞花と優也の顔! もうおかしくって。綾奈がね、放課後一緒にあんみつ食べにいこうという舞花の誘いを断わったんですよ。それで舞花、優也が大変なことになって、どう見てもマジゲンカって。それをとめたのがいっちゃん。もう面白いなあ。知らぬうちに綾奈と仲を深めてる。それで舞花、優也が大変なことになって! あとゆっち! よくわかんないのに泣くなゆっちはとか、ほんと、面白かったなあ。今回のテンション、アベックか! って、アベックって最近確かにいわんよなあ。とにかく、舞花優也がおかしくって、ああストレンジの意味でおかしくって、がつんがつんと畳み込んでくる面白さ。それで最後には綾奈のおしおき。いやもう、最高でした。何度見ても笑えて、もうたまりません。
My Private D☆V、榛名まおですよ。D☆Vはよくないよね、って、バイオレンスの方ですか。けど、確かに続きを読めば、この人の漫画は、女の子同士のじゃれあいがなんだかだんだん過剰になっていって、ついには暴力沙汰! 未理がそうでした。今の宇宙人の漫画も、確かにちょっといきすぎたスキンシップ的なもの描いてますよね。なるほどなあ、一貫した志向であったんだなあ。けど、確かにおっしゃってること、わかる気がするんですね。ただ自分はというと、そういうちょっといきすぎな、普通の関係だったら許されないことも許されるふたり。そのぎりぎりまで踏み込んでいく、そういう感覚に魅力を感じているみたいなんですよ。しかし、イラスト、これ、完全に首、決まってますよね。なるほど、こういう感じか!
- 『まんがタイムきらら』第11巻第6号(2013年6月号)
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