2013年5月19日日曜日

『まんがタイムきららMAX』2013年7月号

『まんがタイムきららMAX』2013年7月号、昨日の続きです。

『アリノス☆ワンダーランド』、いいですよ。なんとかルリを更生させたい。そのために、あの手この手画策するみかなんですが、今回はアリの観察キットなんですね。きっとルリなら興味示すはず。そう思ったのに、どうも反応が鈍い。と、そこで終わらず、ちゃんと観察してるんですね。実は興味あったルリ。その瞬間を現認されて、でもなんとか誤魔化した? いや、それでもみかの研究に思うところあり。みかのこと、いろいろ心配なんですね。あのみかとルリが、それぞれに思ってること、ちょっとずつ違ってて、けど結果オーライなところ面白い。そしてスイッチの入ったルリの有能なこと。不眠不休で連日の徹夜。みかがついていけないっていうの、あれはもうほんと面白い。しまいには、みか、なんかよくわからないこといってるし、それでまた暴走状態に入って、ほんと、スイッチオンオフでぐうたらと有能の切り替わるルリと、普段は大人しく常識的なのに、暴走すると大変なことになるみかの攻防、立場の入れ替わりなどなど、ほんとに面白いです。

ああ、そうそう。みかは立って寝る技を覚えたそうですが、私は歩きながら寝ますよ。正直、やばい。いつか事故でも起こしかねない。見につけてはいけない禁断の技です。

ご注文はうさぎですか?』、青空の下で洗濯物を干してるココア、シャロ、チノの3人。さわやかさ感じさせて気持ちのいい扉絵です。というわけで、本編は制服の洗濯。洗濯機が壊れているので、仕事の後コインランドリーで、とチノがいってるのに、ココアは率先して手洗い。行動力ある、いい子だなあ、そう思います。たまには手洗いもイベントですよね。シャロが頑張ってるのもいい感じ。ほんと、楽しそうです。制服を洗う、カーテンも洗う。って、カーテン被ってるココアをおばけと思って怖がるチノが可愛い。最初の頃だと、こんな風に怖がったりとか、思わなかったなあ。ぬいぐるみも洗う。制服の傷みを見て、リニューアルしたらどうか、そういう話が出るものの、この制服、チノのお母さんが作ってくれたものなんですね。思いのこめられた制服、それをふたり直すチノとココア、針仕事してるその姿、一目一目を大切にしてる、そんな風にも思えたものですから、あの結果、面白かったんですね。プチリニューアルもイベントですよね。照れるリゼ、興奮するシャロ、やる気出す千夜。ほんと、面白く、可愛いお嬢さんたちです。

スイーツどんぶり』、なんか、のっけから、なんかおかしい! 体育祭終了と同時に開始されるLIFEとの対決。校舎に爆弾が仕掛けられた! 学校を守るためには、料理マシーンフライパンダーに打ち勝つしかない! って、のっけから負けるタイプとか! しかし今回のテンションはすごかった。これまで、酒井やジャッカルに関わってきた連中が、仲間として手助けしてくれる! なんだ、この展開、もしかして最終回か! どんだけ、突然の最終回に怯えてるんでしょうね、私は。しかし、これまでの総決算とも思われる展開に、あんなこともあった、こんなこともあった、いろいろエピソード思い出しながら、やっぱり気持ちは盛り上るんですね。けど、あの終わりには驚いた。まさかの爆発落ち! さらには放校落ち! ちょ、ちょっと待って! ノドのところになんか書いてある! え、ああ、グランドフィナーレではないのか……。どんだけ怯えてるかって話ですよ。

しかし、この展開はまったく予想も予感もしませんでした。ほんと、これ、次回から新展開、新局面ですよね。いったいなにがどういう方向に進んだり進まなかったりするのか、さっぱりですけど、とにかくついていかないではおられない。ええ、これはもうどうしようもないですよ。酒井さんについていくしかないっすよ。

『R18!』は販促グッズの話。具体的には抱き枕、ええと、カバーだけなのかな? とにかく、抱き枕の話で、うちにある抱き枕カバーってメリーさんだけじゃないかな? 正直、もったいなくって使えない。そういう場合は二個以上買うんですか。ああ、自分の場合ならBDを2セット揃えればいいってことですね。さて、布ものグッズ。私は手を出したことないんですけど、いろいろ見たり聞いたりしてると、生地の質を重視してる人、多いんですよね。最近見たケースだと、抱き枕出すという話が出た時点で、生地はどんなだと気にしてる人がいた。受注数が多かったから生地をよりよいものに変更しますとかいうアナウンスが出たと思ったら、もう拍手喝采といった勢いで喜ぶ声多数。なるほど、生地って重要なんだ。そう思ってた矢先にこのエピソードですから、またまたなるほど、納得したんですよ。しかし1万円するというの、なかなか手を出しにくい価格です。サントラとかは買ったりしたけど、最近は初回特典としてサントラが同梱されること多くて、つまり後から買えない。好きな作曲家が参加してたりすると、もう初回版買うしかないじゃない! ですよね。ええ、この場合は販促グッズとしてサントラが機能してるってことなんでしょうね。しかし、奥が深い、というか、底知れぬ沼ですよね、販促グッズって。どこまで買う、どこまで手を出す、そのラインを決めておかないと、あっという間に溺れそう。ええ、グッズ、危険な響き。抱き枕やブランケット、タオルにはちょっと手を出せそうにありません。

『モノ×モノコミュニケーション』、5月号以来ですね。人づきあいの苦手な茂野今日子のルームメイト、千財百乃はエスパーだった。人の心を読み、心の声を届けることができる。そんな百乃なんですけど、助けて茂野、って、この人も人付き合いが苦手なんか! テレパシーなんてあるはずがない、せっかくそう思えてきたところなのに、真っ向から否定される今日子がおかしい。テレパシーが本当にあるならと、今日子が百乃に送った指示がよりによってコマネチとか、いきなりのコマネチに引いてしまうクラスメイトとか、もういちいちが面白い。また今日子の百乃へのサポート、それがことごとく裏目に出るとか、あの可愛い子、泣かせちゃってね、そしたら友達ルカちゃんが怒っちゃって、そんなにっちもさっちもいかなくなった場から、今日子、百乃の手を引いて連れ出すんですね。かっこいいわ。もちろん、そんなつもりじゃなかったんだろうけど、かっこいいわ。あの、ちょっと泣いちゃってた子にもなにか感じるところあったみたいで、それは連れ出された百乃に? それとも連れ出した今日子に? ひと味加わった感がありますね。ほんと、百乃もいう、茂野、かっこよかったわ。うん、これはちょっとどきどきしますね。それでもって、わくわくしますね。

  • 『まんがタイムきららMAX』第10巻第7号(2013年7月号)

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