『まんがタイムきららキャラット』2013年7月号、昨日の続きです。
『フレラジ☆』、面白いなあ。扉絵は墨田さん。スケッチブックで会話する彼女、鞄に画用紙入れてるところ、とても可愛くて、そうかと思えば、本編、いきなり大変なことになってる。スケッチブック使い切ったのか。めちゃくちゃ可愛いなあ。さて、今回はついにラジオ本番ですよ。いろいろ大変だったリハーサル、その反省を生かして本番は無事乗り切れるか? リハとはまた違った失敗するんじゃないかなあ、みたいな期待をしていたら、おお、割といい感じではないですか。墨田さん用マニュアルが遅れてしまった。茜、やっぱり噛んでしまった。けど、結果オーライ。放送初回の出来は大変いい感じ、そう思わせてくれる見せ方は大変よかったです。墨田さんがね、マニュアル届く前と届いてからで、全然違うのね。バックに花なんて散らしちゃって! そして茜と葵、ふたりはいい友達ですよね。手を繋いで帰る。緊張して震えていた、その震えがとまらない。ええ、みんな精一杯頑張ってる。それが伝わるのがいいですよ。
『ハレルヤハレルヤ!』、雨で部活ができません。まあ、雨だから水やりしなくてもいい、そういう風にもいえるのですが、暇なことにはかわりない。それで遊ぼうっていうんですね。読書に没頭してるところを邪魔されて向かっ腹の泉。けどお菓子には負けてしまうんですね。トランプで遊ぶ、散々遊んだようで、飽きたら落書き。皐月は絵が苦手なのか。そんな皐月をからかうしな乃、いいですよ。あの雷に怯えながら、しな乃に対し怒ってる皐月。うん、いい感じです。さてさて、旧校舎はボロなので、床が一部弱かったり、雨漏りしたりするですか。本にとって水は敵、慌てる泉、水に沈むみずほの携帯電話。どんどん最悪な方向に突き進む状況、もう、めちゃくちゃ面白かったです。そして帰り道、いきなり壊れるみずほの傘。先輩たちに守ってもらって帰る、いや、残念なことになってるんですけど、ほのぼのだなあ。大好きですよ。
『ネガ→ポジ』、綾乃がやたら可愛いなあ。朝の占い、どうせ自分の運勢なんてよくないに決まってる、そう思っていたらまさかの1位。でも、興味なんてないの、そんな風に装いながらばっちりラッキーアイテムのヘアゴムをつけてくるとか、ほんと、可愛い子ですよ。続く綾乃のラッキー。風に揺れる黒瀬先輩のスカートにガッツポーズとか、綾乃さんは順調に駄目な方向に進んでらっしゃいます。授業でもラッキー、テストでもラッキー。先輩の部屋にもお邪魔できて、ほんと、いろいろ嬉しそうな綾乃の様子、見ていてとてもよかったです。けどさ、ラッキーが続くと落ち着かないんだ。難儀な性格。あの、シュシュが髪にからまり、腰ひねり、足がつって、けどこれが落ち着くという。ほんと、難儀な性格です。
『あまゆる。』、よいなあ。今日から夏服。いつもと違う制服を着たアヤを見て、転校するの? って、大丈夫なのか、ハルさん! アヤの方が似合ってる、ハルの方がかわいい、そういいあってるふたりは、なんだろう、ちょっとくすぐったくて、とてもいい。ユウとマオの夏服も誉めるハルの様子に、誰でもいいのねとがっかりするアヤ、この子にとってハルは誰でもいい相手じゃないってことなのかな。いいですね。いいですよ。マオの髪で天気予報。雨の放課後、ハルの置き傘。ふたりずつ1本の傘を使って、マオとユウのやりとり、ユウはマオが大事なんだね。ハルとアヤの触れる手と手、それが照れくさい。バス停での雨宿り、怖がるマオとアヤ、なんら動じるところのないハル。けど、怖がってるアヤを助けるために怖がってる振りして寄り添ったりとね、ハル、いい子じゃん。ユウに、ハルに抱き付いていたマオとアヤ。ふたりの最後のモノローグ。衣替えの度にあの雷を思い出すんだろうなぁ。今の季節、今の時間を過ごしながら、将来に思いを馳せる、こうした感覚、とてもいいなって思ったんですよ。
『ぷらいまりィずむ!』は、ココ、はじめてのおつかいですね。小学1年生ひとりでおつかいは、お父さんならずともちょっと心配してしまいますよね。というわけで、ニコが後をつけるんですね。しずのんが合流して、もうこの子、最高だな。ほんと、ひとり大興奮。最高ですよ。ココの側には、レオーネが合流。レオーネの友達の猫も合流、鳥も合流、って、ブレーメンの音楽隊みたいだ。いや、鶏じゃなくて小鳥なんですけどね。それでもって、パンダですよ。最初、なんじゃこりゃ! と思った。スーパーマーケットで店員さんに風船を渡そうとしたところで、ああ! と気付いた。これ、父ちゃんだよ。心配性の父ちゃんだよ。ニコの恋の予感に涙を流す父ちゃんだよ。もう、めちゃくちゃ面白い。ニコにもしっかりばれてる。力いっぱい娘のことを誉める父パンダ、照れる娘。最高だな。ニコのはじめてのおつかいを収めたフォトブック、天使の記録イベント編って! 娘にボコボコにされて、それで檻の中に帰る……。帰る? いやもう、このお父さんが強烈に面白かったです。
- 『まんがタイムきららキャラット』第9巻第7号(2013年7月号)
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