2011年8月22日月曜日

『まんがタイムスペシャル』2011年10月号

『まんがタイムスペシャル』2011年10月号、発売されました。表紙は『恋愛ラボ』。主役の5人が、そろってあかんべーをしている。これは、プリクラとか、そういうものなのかな? あるいは写真? いわゆるカメラ目線、こちらを見ている、そして名前が手書きされている、そういうところに、彼女らのこの写真を楽しんでいることがうかがえます。しかし、皆可愛いなあ。どこか素直じゃないっぽいサヨがいい感じです。

シュガービーチ』は、なんと部長が病欠。部員全員でバカ扱いとか酷い! しかし、年中水着余裕ってのもすごいな。そして明かされる兄の存在。なんと、おうち武道の道場なのか。けど、あの部長が兄には甘えるというのね、部屋のあちこちにぬいぐるみがいるというのね、ああ、いいわあ。すごく可愛いと思います。というか、風邪ひいた理由がもう可愛いな。で、兄に忠告される、友達は選べよ。なるほど、やっぱり困った子らではあるんだ。それに答える、後輩だから選べないというの。これ、単純にとるか、あるいは少し深く読もうとするか、それでちょっとニュアンスが変わってきそう。ええ、なんか味がある落ちでした。

『スーパーメイドちるみさん』。いや、チケット、1枚あまるとか、普通にありませんか? 試写会がペアご招待だったり、貰ったらペアチケットだったり、申し込みの最小単位がおふたり様だったり、それで、いく相手がいねーよー! ってことになって、友人に声かけるのはいいんだけど、それでも無理なら家族といくとか、普通にあると思うんだけど、いや、どうなんだろう。さて、そんなわけで大樹様、ちるみさんと一緒に映画ですよ。女の子といく映画じゃないな、とは思うけど、友達といく映画でもないよな……。映画館への道中、佐々木先生に出会って、ああ、告白されてましたっけ? しかしそれで思い悩む先生。なんか焦点がおかしい気もするけど、慣れてない感じは可愛かったり、そしてやっぱりろくでなしだったり。この長く続いてきてる漫画も、長く続いてきているだけあって、だんだんに人の気持ちも動いているなあと、ちょっぴり感慨深いです。で、映画、なかなかよかったんだ。もうこの人、ナースだったらなんでもありの境涯に達しようとしていますね。

『ポンチョ』、面白いなあ。お姉ちゃんにたまちゃん、ふたりとも、バイトに青春賭けてるなあ。というわけで、今回はお化け屋敷。あの天井からぶら下がるとか、体はってるなあ。というか、美少女に見えない! 今回のお姉ちゃんの、DJだの手がチョキだの、そしておどかして爽快とかね、気持ちはわかる、けどここまでエンジョイするんだ! その様子など、さすがポンちゃんの姉だな、そう思わされたのですね。ほんと、可愛い人です。しかし、最後の手ね、握るのね、ちょっとドキドキさせられますね。なんかエロいよね。

『残念女子高生』、ゲストです。新人さんみたい。変わりものの女の子三人が主人公。楽しくじゃれあってる感じですね。登場人物は見た目普通の女の子明子と、スポーツやってるっぽいジャージ姿の廉ちゃん、そして大人しそうな女の子真琴ですね。しかし、真琴、眼鏡をひたいにあげてるのはどうしたことか。前髪長くて、目、隠れちゃってるし。眼鏡っこ、というより、オタクっこ、って感じですね。結構好きなタイプです。この漫画、廉ちゃんの、勉強はちゃんとしてるけど成果がでないっていうのね、なんかいいなって思いましたよ。なんというんだろう、人となりのらしさといいますか、なにかリアルと感じさせてくれるなにかがあったんですね。

  • 『まんがタイムスペシャル』第20巻第10号(2011年10月号)

引用

  • 下村トモヒロ「シュガービーチ」,『まんがタイムスペシャル』第20巻第10号(2011年10月号),25頁。

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