2011年8月18日木曜日

『まんがタイムファミリー』2011年10月号

『まんがタイムファミリー』2011年10月号、昨日の続きです。

『やんぼらん』、ゲストです。ヤンキーふたり、助山太一と格田龍平が、転校生の美少女姫小路百合亜に一目惚れ? ボランティアに興味があるという彼女に気にいられたい一心で、ボランティア部を作った。というか、適当なこといって気をひこうとしたら、本当にボランティア部ができてしまった。これ、このヤンキーふたりが、結局自分中心ってところから、だんだん人のためになにかすること、その喜びに目覚めていく、変わっていく、みたいにするのかなあ。今のままだと、ちょいと共感しにくい。わりと純情ってのはわかるけど、結局騙してるんだもん。だから今後の展開しだいで感想も変わりそう、そんな感触です。

『はなとふたば』、おお、タキくん、見直した。いや、もともとこの人、姉のこと大好きぽかったですけど、それが見事に描かれて、いや、あのちょっと真面目? いや落ち着いた感じ、あれはいいよ。いつもそうならいいのに。妙に落ち着きなかったり、変にハイテンションだったり。けど、普段のそのみっともなさがあるから、このコマの彼、輝いたんだろうなあ。しかしユキきれい。ユキかわいい。けど、なんでこの人は自分のそうした魅力に気付かないかな。弟にきれいといわれたい? だとしたら望みは叶ってるんだけどな。なんともいえない、姉弟の距離。なんかどきどきさせられます。あ、そうそう。男友達に対するタキの対応。あれはいいよ。どんだけ姉ちゃんのこと、紹介したくないんだろう。独り占めしたいんだな。

『くらドル』。天野、頑張れ。天野、頑張れ。ついに天野がやる気になった。塾で一緒の女の子。コンタクトレンズ、両目とも破損して見るからに危険な状況に。それで天野が駅まで送ることになったのですが、その道中のやりとり。共感して、ああ、ちょっと好きになっちゃったんだな。いいぞ、天野、頑張れ、応援する! いや、実際、これまでは瓜木桃たち女子に振り回されて、あっぷあっぷしてる感じだったのが、いいですよ、変わっていきますよ。モテ男になる必要はないけど、そのコンタクトのお嬢さん、彼女に対し普通に接して、親密になる、そのきっかけが得られるといいよね。と思ったら、おおっと、瓜木桃、おおっと、なるほどそうなのか? うん、瓜木も頑張れ!

『ともえ一本勝負』、素晴しいな。扉の色っぽさ! なんて素敵な女の子なんだ! と思ったら、本編ではダイナミック、実に見事な脱ぎっぷりなんだけど、色気というより元気はつらつだーっ! いや、でもそんなともえさんが大好きです。しかし、本当に面白いですよね。普通の女の子漫画じゃないの。テーマこそはダイエット、体型維持、いやむしろ痩せたい、っていうんですけど、その手段が実に正統的。サウナスーツでジョギング、水泳、そして自転車、って、バリバリの体育会系アプローチ。しかも反吐はいてるとか、ヒロインなのに! 美少女なのに! けど、ほんと素敵。あのともえのやる気まんまんの顔、あれが本当に魅力的で、この漫画大好きです。あ、そうそう。娘をたきつけるお母さんも素敵です。

  • 『まんがタイムファミリー』第29巻第10号(2011年10月号)

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