2010年3月27日土曜日

『まんがタイムオリジナル』2010年5月号

『まんがタイムオリジナル』2010年5月号、発売です。表紙は、自転車? 山下さんはえらくスポーティでお似合い。で、なんか医師三人組は、ドクロベーにおしおき受けたあとみたいに……。セグウェイカナさん、まさかこれが本編の振りだとは思いもしませんでした。そして、らいかはクラシックな自転車です。ああいうの、実際乗ってみたら、めちゃくちゃペダル重そうですよね。

『よゆう酌々』、辻灯子の新連載です。半年前に離婚して、不況でもって失職してしまったヒロイン。なんというか、切なくさせるなあ。でもって実家に帰ることとなって、それで母にはめられて小料理屋継がされるっていうの、この母というのが実に辻灯子らしいお母さんであるものですから、その店を押し付けようという過程さえも面白かったです。ええ、すごくいい味出してます。これ、来月からどんな展開するんだろう。働く女性もの。私はこの人の漫画は好きなので、きっとこの漫画も好きになるんだろうな、そんな予感しながら、楽しみに読んでいきたいです。

開運貴婦人マダム・パープル』、都道府県占いって、すごい大雑把だな! って思ったけど、血液型の4区分、星座の12区分に比べると、随分緻密に思えてきます。しかしナンセンスさはものすごい。でも、都道府県ならナンセンスで、他のだとそれほど変に感じないっていう、そうしたおかしさに気付かせてくれて、これはすごい四コマでありますよ。うん、こういう気付きを与えてくれるところ、すごいです。

そこぬけRPG』。舐め壊すときたか! いや、ほんと、どうなんだろう。制汗スプレーや香水は聞いたことあるけど、舐めるのは体にもよくなさそうだなあ……。その人のDSは触りたくない……。DSi LLですけど、今日も電車の中で使ってる人見ましたけど、これ、最近のゲーム機に比べると大きいだけで、昔の携帯機を考えると、別にそんなに大きいもんではないと思うんですよね。というわけで、実は私もDSi LL、欲しかったりします。い、いや、別に『ラブプラス』のためじゃないんだからねっ!

『マチルダ! — 異文化交流記』の英語の授業、なんかメン・イン・ブラックとかいってないか? どんなテキスト使ってるんだろう。でもって、真菜さん、なんかすごいやる気だしてるけど、これはなんか期待しちゃうぞ。ええ、なんか無茶な展開してくれるんじゃないかって、期待してしまいます。

『恋は地獄車』、しびれる! お医者の先生の妄想というか、迷いというか、これも笑っちゃったんですけど、それ以上に滝くんですよ。リターンキーをパンッ! ってやる人います、います。私もこれ嫌いです。で、職場の隣の人と隣の隣の人と向かい隣の人、みんなやるんですよ。別にデキる自分アピールとも思わないし、できたアピールとも思わないけど、ちょっとナルシスト入ってるな、って思って、で耳についちゃう。うん、めちゃくちゃわかります。でも、こういう、いちびってるところ、気付いてないだけで私にもあるんだろうな。もっと地味に身の丈にあった生きかた目指したいと思います。

『アトリエZOOへようこそ!』、扉の先生ステキッ! 画像にして携帯電話の待ち受けにしたいくらい! まあ、携帯電話持ってないんですけど。っていうのはいいとして、この昼ちゃんぽん、夜ちゃんぽん、夜食もちゃんぽんって、どんだけちゃんぽん好きなんだろう。東京いったときも、ちゃんぽん食べにいこうとしてたな、この人……。うん、でも実はちょっと気持ちわかります。エイプリルフールの嘘と思いたい展開などは、ベタだけど面白い。あの、取り乱してもいいような局面で、今後の有利を考えて踏み止まるというの、素晴しい。私には無理な自己コントロールであります。

『今日から寺バイト』、おお博士だ、博士じゃないか。博士っていうのは、145ページ右ふたコマ目に出てる記号のことです。声明はですね、メロディーを持った聖歌のようなものなんですが、その音の動きをこうした譜でもって示すんですね。はかせと読みます。で、これ、学生のころちょっと習ったんですが、もう忘れちゃいました。声明の研究をしていた片岡先生のテキストのコピーが配られてですね、で、ピンときたんですが、この方、私の母方のお墓のあるお寺の住職さんだったんですよ。その筋では有名な方で、京都の芸大で先生もされてたんですね。で、今調べてみたら、CDが出てました。買っちゃおうかな。片岡先生自らの録音みたいです。懐しい。懐しいこと思い出させてくれました。

『花咲だより』、梅ちゃんが引っ越しだそうですが、この人、咲太のこと好きなのかな。前にもそんなようなこと感じさせる話あったように思いましたが、だったらお姉ちゃんの思い付きにのっかっちゃったらよかったのに!

『アサヒ! — 動物園に行こう』、前回からかな? 象のお母さん広子が出てきてますけど、このお母さんのすさみ具合といいますか、なんといいますか、すごいですよね。これ、しびれます。こういう味の出し方、すごいです。ほんと、嫌な説得力があるっていいますか、ほんと、しびれます。

  • 『まんがタイムオリジナル』第29巻第5号(2010年5月号)

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