『まんがタイムきらら』2010年4月号が発売です。いやあ、今日は朝から一日雨でした。私がいつも四コマ誌を買っているいきつけのコンビニでは、これまで袋いりませんといい続けてきた甲斐あって、なにもいわずとも袋がつかなくなるまでに顔パス状態であるのですが、しかし今日はさすがに袋をくださいといいました。いやね、コンビニは駅前にあるんですけど、そこから駅までのわずかの距離で濡れてしまいそうだったの! 濡れたらショックじゃないですか。表紙は『けいおん!』。青空のもと、ジャンプする唯と梓であります。
『けいおん!』は、和ちゃんが扉に登場。ああ、なんという可愛さだろう、という前にちょいとイラストコンテストについても書きたい。いやね、中野梓賞が素敵すぎる。もちろん、他のイラストが悪いなんていいません。けど、中野梓賞の力抜けて、けどそのゆったり加減が可愛くて、これはほんと素晴しい。愛があふれてるなって、楽しさもまたすごいなと思ったわけですよ。
ということで本編です。受験直前の状況。D判定のふたりが、受験を目前として特訓するっていう展開、唯は和ちゃんに、律は澪にそれぞれ頼るんですけど、そんな最中、ひとりあぶれた紬が梓に接近するっていう、これは1月号掲載の裏側? 続き? なんか一気に広がったぞ。そんな感じでした。しかし今回は、甘える憂や、意外にしっかりしてる唯など、メインキャラクターひととおり登場させて、また違った側面描く、なかなかに面白い回でありました。
『ふおんコネクト!』、ああ、プラモデル作りたいなあ。これ、MG Vガンダム ver.Kaだと思うんですけど、実際すごい出来らしいですね。稼動範囲の広さ、また変形等のギミックについての解説見たときには、本気で欲しいと思ったものでしたよ。けど、同じ作るなら色塗りたい。そうなると、すごい手間。時間が足りな過ぎる。ということから見送りまして、けどこうしてまた意識させられると、素組みでもいいから作りたいかな、なんて思えてきて危険です。しかし、プラモデルの技術とか、すごいことになってるなあと、新しいのが出るたびに思わされてるように思います。
『チェリーブロッサム!』、ゲストです。園芸部漫画、でもってちょっとお色気系? と思ったら、見た目お嬢様、実質変態セクハラ娘がものすごいインパクトで迫ってきて、ごめん、ちょっとどころじゃなく面白かったです。次回掲載あるなら、その時にどう思うか、それで評価は決まってくるんじゃないかって思うのですが、今回の勢いからすれば、きっと面白いと思ってしまうんじゃないかな、なんて思っています。なんか、くやしいぞ。あと、ちょっと肉感的な絵はあんまり好みじゃない。でも、面白いぞ。
『R18!』は、これ、コンピュータで作業してる人なら、多かれ少なかれ共感するんじゃないかなという話。ええ、私も昔はよくこうした目にあったものでした。私の作る文書は主にテキストなので、サイズも小さく、ゆえにトラブル時の破損なんてのも少ないわけですが、それでもやっぱりあるわけですよ。一文書くごとに、手が自動的に保存コマンドを叩くとはいえ、ソフトウェアの異常? により失われることもあるわけで、数日かけたAccessデータベースが再起不能になったりとかね。帰りたいと思う、その魂の抜けたような状況、ほんとわかります。で、そうしたトラブルを同僚同士で起こりますようにと願う。悪い人たちだなあ、とは思うのだけど、本当に仲が悪かったら洒落にならん発想ですよ。それがこうして冗談ごとで済むというところ、いい職場、仲のいい人たちだなって思います。
『シネマト・パラダイス』、これ素晴しい。変わった娘らの漫画だなあ、と思ってたんだけど、いや、まあ今回も変わってるんですけど、もう最高。あやかちゃん可愛すぎ。どんだけマイペースやねん。でもって、どんだけわずらわしいねん、君。もう、めちゃくちゃ可愛いです。あやかちゃんとさきの学校にえみもやってきて、それでもって一緒に街歩き。無理矢理手を繋ごうとするあやかちゃん。映画館にいって、中に入らなくってもいいっていう、パンフレット好きのえみ。もう変すぎる。個性的すぎる。それも無理に作った個性っていうより、ほんとに自然というのかな、身近にいそうって感じはまったくないくせに、いてもおかしくないような、実際いそうな、そんな個性の押し出しが最高です。私の好きなタイプでいうと、きっとえみです。でもあやかちゃんが可愛くてしかたありません。
『うさかめコンボ!』、2回目にして、しっかりと面白い。露天風呂から親睦会、寮の状況描いて、キャラクターを紹介していくんですけどね、みながいい感じに動いていて、実に楽しかったです。もちろん、まだまだ顔見せといった段階です。きっと、続いて個性がよりしっかりと描かれるようになれば、もっと面白くなるだろうな、なんて予感してしまう。そんな回でした。
『アイオーンコード』、ゲストです。ラノベ的といったらいいのか、中二的といったりするんですか? 特殊な能力を持った生徒の集められた学校が舞台。過去を見ることのできるヒロインが、未来予知をする少女や強烈な幸運を持ったクラスメイトとともに過ごす日常? を描いていく模様です。でも、結構面白かったです。超能力があることを当然としながらも、そればかりに頼らない。けれど、ここというところで超能力を生かしてる。悪くないです、よかったですよ。
『PONG PONG PONG!』、もう大好き。祐太がついにくじけた? いや、もちろん江上さんの手紙のせいなんですけど……。しかし今回は、高坂を利用するすべを覚えたリコや、説得が通じない、しかも誤解しまくる江上さんといった強烈キャラクターが相互にぶつかりあって拮抗するかのような状況描かれて、スリリング! 最高でした。しかし、リコが祐太と暮らしてたっていう事実を知って、リコに嫉妬する江上、祐太に敵意募らせる高坂、もうどうもこうもない状況成立してしまって、そこに飛び込む主人公ですよ。どうなるんだろう。どう考えても、酷いことにしかなりそうにない。そんな終わり方に、次号がもはや楽しみになってしまっています。
『99s』、ゲストです。ファンタジーとあるけれど、和製RPG的世界をベースにした冒険者四コマって風情であります。で、99sとあるように、冒険者が全員レベル99、カンストですかね? 魔王よりも圧倒的に強くて、魔王の城で好き放題に暴れちゃうっていう、結構夢も希望も、血も涙もない感じの漫画でありました。正直なところをいいますと、もう一味欲しいという感じです。RPGパロディものとしては、ストレートな展開だなという感想であったのでした。
『メロ3』、わあ、素敵。花粉症の話であります。残念ながら、私は花粉症は発症してなくて、だからそんなに共感的ではあれないのですが、しかしそれにしても木ノ子が可愛い。ちょっとでも可愛く見られたいと思う、その気持ちが健気ではありませんか。でもって、ポン太の妹、真都もすごくいい子。いや、しかしあの場面を目撃して、そういくのかと驚いた。いやもう、陸前君のことですよ。きっと、妹を彼女と勘違いするとか、好きになっちゃうとか、そういうのだろうと思ったんです。したら、全然違ってた。陸前君、眼鏡かけるとなかなかいい感じ。それはそれでよろしくてよ。
My Private D☆V、ととねみぎです。ネコミミ、そしてロリが萌えであるとのこと、って、それはつまり『ねこきっさ』のヒロインがクゥである理由ですか! 私は獣耳についてはピンとこないのですが、でもロリ巨乳がダメというのはよくわかる気がします。ええ、なんだかわかってしまう気がします。
- 『まんがタイムきらら』第8巻第4号(2010年4月号)
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