私の応援しているPCゲームブランドは、今やTeam Muramasaだけになってしまった模様でありまして、さて、その Team Muramasaの新作、『円卓の生徒』の発売日が迫ってきたということで、ちょいと一部で盛り上がりを見せています。先日体験版がリリースされて、プレイしたもののうちには失望あり、期待あり。でもってそうした意見を受けて体験版の修正がなされてという状況にあります。正式リリースの際にはもう一段修正が加えられるのかな? そのあたりはリリースされてみないとわからないですね。
『円卓の生徒』は迷宮探索もののRPGです。これまでWizardry色強いものをリリースしてきたTeam Muramasaですが、今回はWizardry色を薄めにして、新規のプレイヤーの参入を狙っているとのことです。とりあえず、GENERATION XTHに比べてみれば、キャラクターメイクする必要がなかったり、宝箱の危険性が軽減され、鑑定が楽になるなど、ちょっとお手軽感が増したっていうところでしょうか。また、キャラクターは事前に用意されてるから、ロストもない? これら変更を、遊びやすくなったととるか、あるいは物足りなくなったと感じるか、これはもうプレイヤー次第としかいいようがないと思います。
で、プレイしてみての感想はというと、わりと面白いというもの。とりあえずキャラクターメイクで数十分みたいなことなく、すぐにプレイ開始できるのは悪くない。まあ、自分で作りたいという気持ちもありますけど、遊びたい気持ちが強いときにはすぐに開始できるというのも利点と感じられます。
迷宮は地上マップあり、ってG-XTHでもありましたけど、日中の屋外など、こちらの方がフィールドを探索してる感じは強いです。プレイヤーキャラは伝説の勇者の生まれ変わり、とでもいったらいいのかな。で、主人公が教師となって、生徒、パーティメンバーを育てていくというシステムです。育てるといっても、特に稽古つけたりとかはしないんですけど、かわりに好感度みたいのが設定されてて、これが高いと経験値にプラス補正があったりと、いろいろメリットが出てくる。餌付け、っていったらいかんかな、迷宮で入手した素材をもとに料理を作って与えて、それで親密になっていく。これ、きっとお気に入りの生徒を優遇してしまうな。ちょっとまずい。いや、いいんですけど。いや、やっぱりまずいですね。
料理や素材は生徒に与える他にも使い道があって、おそらくこちらの方が重要なんじゃないかって思うのですが、トラップポイントに食べ物設置することで敵を誘き寄せることできまして、そいつら宝箱持ってるから、ボスが逃走するまでに倒して入手して、といった稼ぎに使えるんですね。これG-XTHなら、迷宮の各所にあるエネミーポイントをまわって稼いで、迷宮初期化してまたまわって、そんな具合でしたが、『円卓の生徒』ではちょっと手数が増えた。かわりに迷宮初期化の手間、ったって別にたいしたことするわけじゃないんですけど、がいらなくなりました。
これを人にすすめられるかというと、ちょっとわかりません。迷宮探索型のRPGって、皆が皆好きってわけじゃないでしょうし。だから、そこはなんともいえません。私に断言できることといったら、私は買うだろうなということくらいしかないです。ええ、買いますよ。買うからには、楽しんでプレイしたいと思っています。
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