キーボードが欲しいよといって数年。私にとってキーボードを買うというのはひとつの悲願であったわけです。まずはキーレイアウトの問題。私がMacintoshを買ったころというのはまだJISキーボードというのが一般的でなかったころで、つまりUS配列、AsciiとかAnsiの配列のキーボードが使われていたんです。だから、私はUS配列でもってコンピューティングをはじめて、すっかり手がUS配列に馴染んでしまって、それでまわりを見回せばいつの間にかJIS配列の天下になっていてまいりましたよ。だって、ちょっとの違いといえばちょっとの違いなんですが、ちょっとの違いであるためにどうしても打ち間違いが発生します。それはちょっとしたストレスで、だからずっとなんとかしたい、具体的にいうと、決定版のUS配列キーボードが欲しいと思っていたのです。
最初はHappy Hacking Keyboardかなと思ったんです。でも、残念ながら私はこの選択を見送って、というのはコントロールキーの位置が問題でして、Aの左隣、一般的にCaps lockである位置にコントロールキーがありまして、こうじゃないと駄目だという人がいるのはわかりますが、私にはそこじゃ駄目なんです。コントロールは左下隅にあって欲しい。で、次にいいかなと思ったのはFKB8579だったのですが、残念ながらこれもコントロールがAの隣で、やっぱり普通のUSキーボードじゃないといかんのかなあ。
そしてこのキーボード購入意欲は、iBook購入に際してUS配列キーボードを選べたことから薄れていったのですが、でも最近ちょっとしたできごとがありまして、やっぱりキーボードが欲しいなと思った。そのできごととは職場でのできごとです。
新年度を迎えるにあたって、職場で配備されているノート端末の設定大会がおこなわれたのですが、このときに私は外付けキーボードを使っていたのです。USB接続のJISキーボードですが、機種によってちょっとずつレイアウトに違いがあり、なかにはきわめつけに使いにくいものもあったから、そうしたストレスから解放されるにはどうしても外付けキーボードが必要だった。JISでもかまわない、そういった心境であったのです。
で、外付けキーボードを使ってみると、これがまた使いやすいんですよ。タッチもしっかりしてるし、ものすごく打ちやすくて感心してしまって、私は職場ではハードキーボードパンチャーで通っているのですが、マウスでできることもキーボードでやる、コマンドライン大歓迎、一日プログラム打ってるみたいな感じで、だからここで外付けキーボードを使えると能率も上がれば疲労も少ないだろう、ああ、キーボードが欲しいよ。そして、この時点で、私にはちょっと気になるキーボードがあったのでした。
それがDas Keyboard。詳しくはMYCOM PC Webの『真の上級者以上に捧ぐ! 無刻印+キータッチにもこだわる「Das Keyboard」』を参照しておくれ。
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