今日は、マッピングには関係ありません。
中山式快癒器というのは、肩だとか背中だとかを押すのに使う器具で、プラスチックのボディに、銀色の出っ張りがぎょろりとでているその特徴的な姿をご存知の方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
私、かなり肩凝りがひどいたちでして、どうにもならんと愚痴をいったら、こういうのを使うといいよと、親がこの快癒器を貸してくれたのでした。なので、それ以来、快癒器は私の寝室に置かれていて、寝ようかというときに背やら肩を押して、ちょっとでもひどい凝りが和らぐようにとつつましい努力を続けています。
私は長い間この器具の正しい名前を知らずにいたのですが、調べてみると中山式産業 株式会社が販売している中山式快癒器というのだそうですね。
しかし驚くのがですね、この快癒器の発売されたのが昭和22年。ものすごいロングセラーで、今もなお健在という壮健ぶりが素晴らしい。昨年の春に亡くした祖母の部屋にも、快癒器があったことを思い出します。祖母の快癒器はプラスチックではなく、陶磁製の年代物で、色合いは薄くクリームがかって手に持ち重りのするものでした。
私の今使っているものは、4球式の中山式快癒器パールソフトだと思うのですが、祖母の世代が使っていたものを、母の世代、そして孫の世代も通じて使っているというのも面白いことで、長く続く商品というのはそうした世代をまたぎ、真新しいものであってもどこかに懐かしさを感じさせます。
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