2011年8月15日月曜日

Video Games Live

 先日、久しぶりにタワーレコードにいきまして、目当てはめずらしくモーツァルトだったのですけど、なにか出物はないかしら、店内を物色してみたのですね。こういう時、必ず覗くワゴン、あまり量ははいってなかったのですけど、なにか面白いものがあったらいいなあ、値段も安くなってるし、ええ、お店には悪いんですけど、ワゴンセール好きなんです。そうして見つけたのが、『ビデオ・ゲーム・ライヴ』。これ、いったいなんなのか全然わからないんですが、それこそなんでクラシックのフロアにあるの? みたいな感じ。けどワゴンだけあって安かったから、仮に駄目だとしても損はない。そんな気分で買ってきたのでした。

聴いてみた感想です。いや、これ面白いですよ。調べてみれば、最初はロサンゼルス・フィルハーモニックが演奏したイベントだったんだ。で、世界ツアーしてたんだ。実際、聴いてみて面白かったものなあ。CDの演奏はスロヴァキア国立管弦楽団なのだそうですが、これ、ジャケットに全然書かれてないから、ほんと正体不明で、とりあえずゲーム音楽なんだろうな、なんて思ってたのですが、知ってるゲームが驚くほどない。プレイしたことあるの、『Myst』と『Tetris』くらいで、こんな状況で楽しめるものなのか? と思ったら、のっけの『キングダム ハーツ』が宇多田ヒカルで驚いた。そうか、これってそうだったんだ。

知ってる曲が演奏されると、なんか嬉しいというのは、実際そのとおりだと思うんですが、知らない曲でもよくできてる。普通に新曲として聴いて楽しめる、そんな盤でありました。しかし『テトリス』は面白かった。『テトリス』ったらきっとあの曲なんだろうなと思ったら、まさしくその曲で、なるほど全世界的に『テトリス』はこうなんだ。なんか安心した。でもって、『キャッスルヴァニア』。これ、『悪魔城ドラキュラ』の続編、というかシリーズ作? っていうのは知ってたんですが、あのテーマ、『悪魔城ドラキュラ』に同じなんですね。わお、なんか懐かしい。そしてかっこいい!

このアルバムの続きというか、もあるんですね。その曲目見れば、『ゼルダの伝説』とかあるんだ。あとマリオがあるようで、あと『ファイナルファンタジー』。ちょっと聴いてみたいな。ええ、ワゴンで知って、続きは普通に買うかも。みたいな感じになりつつあります。

2011年8月14日日曜日

YAMAHA AG3GP アルトサクソフォン用ネック

YAMAHA Alto Saxophone Necksネックを買いました。YAMAHAのアルトサクソフォン用ネック。いえね、一昨年くらいから、楽器を調整し、リガチャーを換え、マウスピースも換え、そのたびに変わっていく楽器の音、響き。ああ、これはネックも変更したいなあ、と思ったのは、以前聞いたG1ネックの評判のためでした。今のYAMAHAのCustomについているネックがG1、これがいい。古いモデルの標準ネックであるM1よりもいいと、ちょうどG1が製品化される直前あたりに聞かされていたのですね。それ以来、いつか機会があったらG1を買おう。そう思っていたのですが、演奏しなくなったこともあり、そのまま先送りされてきたのでした。しかし、また吹くようになって、そうなればいよいよG1と思えてくる。ええ、ネックを新調するぞ、ついにその気になったのでした。

しかし、実際どれくらい変わるものか。具体的な情報はない。そんな状況で決して安くない買い物をするのはためらわれる。というわけで、いつも頼りにしている大学時分の後輩にメールで質問してみました。M1とG1の違いとか、ゴールドプレートだとどう変わるかとか、いろいろ聞いてみて、そうしたらM1はM1でよいものだ、みたいな返事があって、いやもうどうしたものかなあ。でも、今使ってないG1GPがあるので貸してくれるという。ああ、なんてありがたい話だろう。ええ、好意に甘えることにしたのでした。

届いたG1 GPをM1に比べてみたら、驚くほど違っておどろきました。息がよくはいる、華やかに鳴る。M1はG1に比べると、タイトというか、こじんまりとしたまとまりのある、そんな感じ。この鳴り方に不満がなければいいんだろうけど、私はもうちょっと広がりが欲しいと思ってた。だから、やっぱりG1なり、買わんといかんな。そう思ったのでした。

しかし、ネックは基本的に受注生産品なので、頼んで届いたものがすべて。借りたものがよかったからといって、手元に届くものがよいとは限らない。そんな博打にも似た状況がいやだな。そんな思いもあったのですが、しかしどんなものでもM1とは違うだろう。その違いに賭けてみよう。ちょうど行き付けの楽器店がサクソフォンフェアをやるというから、それにあわせて試奏しにいってみよう。やっとこさ重い腰をあげたのでした。

Saxophone

最初は所有のM1と借り物のG1GP、それに在庫してる875EXかなにかのG1を比較できたらよいなと思ったのでした。楽器に付属するネックだけを売ってもらうことはできないだろうけど、その傾向を知ることは可能でしょう。注文するにしても、ゴールドプレートにするか、それともラッカーにするか、決めねばならんのですから。そう思っていたら、ラッキーでしたね、なんとG3GPの在庫があるといいます。おお、これはありがたい。当然、それも試奏させてもらうことにしました。というか、今回の本命品であります。

Saxophone necks

試奏してみて、ラッカーのG1、思ったよりもアドバンテージがないな、そんな感想でした。試奏室の響きもあるのかも知れません。家で吹くよりもM1がよく鳴っているように感じられた。そのためにG1が目立ってよいとは思えない。けれど借りてるG1GPはくっきり違いを感じさせてくれる。これはネックの個体差なのか、それともゴールドプレートとラッカーの差なのか。もしメッキに起因する差であったら、ゴールドプレート一択でしょう。この状況でラッカーを選ぶ、その選択はないと思われるほどに違いました。

そしてG3GPを試してみて、これにはちょっと驚かされました。抵抗が劇的に少ない。ものすごく軽く吹けて、またレガートがすごい。第1オクターブから第2オクターブに移る際に、どうしても違ってくる音色、それがすごく自然と感じられて、正直、こんなに違ってくるとは思わなかった。メーカーの説明、フォーカスされたサウンドとイントネーションに優れ、なおかつコアのある音と程よい抵抗感が特徴です。これがそういうことなんだろうか。正直、この説明、意味不明で、それゆえにこれを選ぶことはないだろうなって思ってきたんですが、いや、吹いてみると魅力的と思えて、これは押さえておくべきではないか。と思えてきたんですね。

抵抗の少ない、あるいは息の音に変わりやすいと感じられる順に並べると、G3GP → G1GP → M1 → G1となって、低音また高音での安定性はG1GPが優れ、しかしG3GPも負けていない。むしろこちらの方が派手という印象。ノーマルG1は、これから吹き込んでいくとまた変わるかも知れない。そんな風にも思うのだけど、それはG3GPも変わるかも知れないということで、まっさらでこんなに軽いということは、吹き込んでいくとさらに軽くなる? 不安にも思ったのだけれど、いや、多分大丈夫だろう。そう思い直してこれを買うことにしました。できれば効率よく、楽に音を出したい。そんな風に考え方が変わってきている最近、この軽さはとても魅力的と思えた。また、この特性がモデルというよりこの個体のものであれば、今ここで買っておかないともう手に入らないかも知れない。そんな一期一会的発想からも、買っておこうと思ったのでした。

といったわけで、AG3GPを買いました。少しずつ慣らして、また私自身も慣れていこうと思います。

引用

2011年8月13日土曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年9月号

『まんがタイムジャンボ』2011年9月号、昨日の続きです。

『やさぐれ刑事純情系』、ゲストです。新人刑事雁葉琉花。新しく配属された部署にて、憧れの刑事菅野冴子に出会う。外面のいい女、菅野冴子。職場においてはだらだらと、しかし現場では敏腕、すばらしい活躍を見せる。最初の1回目、今回は、こうした人たちの紹介ないしは状況説明的な要素もあり、なのでぐいぐい押してくるといった感じは弱かったのですが、でもこれ前提ができたら、もっとぐっと面白くなるんじゃないかな。終盤における菅野冴子の勢い見るほどに、そんな期待のできる漫画でした。

『はなな大増刷』は、郁子ちゃん、単行本作業中。って、単行本ってこんなに大変なのか。先生まで死にそうになっている。でもすごく楽しそうにしてる先生、その笑顔、なんて素敵なんだろう。ほんと、魅力的です。そして花菜もお手伝い。原稿にミスがないかチェックするんだけど、おお、すごく有能。しかし、こうして皆で集まって、単行本のために力を出しあう、その手伝えることを喜んでいる。素敵だな、そう思える話でありました。大変でも、つらくとも、一生懸命作業することに楽しみや憧れを見出せる、それはとても素敵なことだと思ったのです。

『天文むすめ』は学校で肝試し。しかしエネルギー問題とな。エントロピーとか、どこかで見たつぶらな目とか、でもレティちゃんの方法はあんまり阿漕ではないのですね。しかし、肝試しの幽霊おばけのいいながら、それらを想像力の傾向の問題として考える。その視点は科学的というか合理的というか、で、うしだのダブルエビ天丼だの、実に楽しい落ち。あれをエビ天と思う、その発想が素敵でした。そして、織姫、みごとにすばるのこと大好きだな。どんどん好きの気持ち、対し方のバリエーションが広がっていく。素敵、というか、あのもんもんとしている様子、あれがよかったです。そして、本当の幽霊で大落ち。このあたりは様式美。しかし面白かった。あの深夜アニメ見たがってるあの人、あれもよかったなあ。

『ちっこいんちょ』、豊田アキヒロの新作です。ゲストですね。生物部の実験で小さくなってしまったクラス委員長、藤枝木葉がヒロイン。真面目、前向き、あんまりメルヘンっぽくはならない。豊田アキヒロらしい味のある、ちょっと可愛くて、ちょっとシュール、そんなところ、大変よいです。この人の漫画、結構好きなので、これが連載になったら嬉しいなと思います。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第9号(2011年9月号)

2011年8月12日金曜日

『まんがタイムジャンボ』2011年9月号

『まんがタイムジャンボ』2011年9月号、発売されました。表紙は花火、いや、夏祭なんでしょうか。メインの『じょしもん』美々は手に花火持って楽しそうにして、『レーカン!』天海さんは浴衣。浴衣のお嬢さんは『炊飯器少女コメコ』、『先生だって嘘をつく。』ヒロインふたりも同様で、いやしかしコメコ、可愛いな。炊飯器とは思えん。そして『おねがい朝倉さん』。チョコバナナ手に空を見上げてる。なるほど、花火の見物みたいですね。

『炊飯器少女コメコ』、連載になったのか。しかし、コメコが可愛ければ可愛いほど、シュールさも強まる漫画であります。さて、今回は尊のバイト先、紅茶専門店での状況。コメコ来店、店内で頭ばんばん開く。あの服装で頭開いてる、あれ、変に可愛いな。ほんと、おかしな漫画。店長もなんか変だし、実に面白いです。

『でり研』、海原、クレンザー! いかします。これはやられました。だって、途中までまともに見えたんだもの。あのひっぱり、見事でした。すっかりつりこまれました。

『かみおとめ』、ゲストです。田舎で暮らすことになった青年、宝井和夏が主人公。鍵かける風習がないらしい。両隣がめちゃくちゃ遠いなどなど、都会とは違う状況に戸惑ってる。そんな導入です。そして出会った女の子。巫女の装束、しかし神を自称するなど、非常に個性的。五百円玉を知らず、そして多少現金。実際、この人は神様なんでしょうけれど、それがどう生きてくるか。次回続きがあるなら、その神様の活躍、見たく思います。

『時代はメグルちゃん』、ゲストです。OLもの、職場ものであるのですが、登場人物が時代の代表者。扉を見れば、ヒロイン昭和の他にも9人いるみたいで、そのうち今回登場したのは縄文部長、弥生、戦国、そして平安です。しかし、ちょっとキャラクターにインパクトがないかな、ネタもろもろがまだうまくまわってない、そんな感じもありました。けど、これ、うまいこと馴染んでいったらどうだろう。そう思うんですね。とりあえず、用意されてるだろうキャラクター、全員分くらいのエピソードは見て、またエピソードを重ねた結果、どう変わるか、それを見たいな、なんて思います。

特別企画「真夏の心霊体験記 — ゾクゾクする1本」。執筆は藤凪かおる、あおなまさお、かわちりえこ、松嶋でぇご、こがねまる、です。しかし、この手の話、本当に経験したんですという体験談と、自分には霊感がないから、というのにわかれますよね。私は間違いなく後者であるのですが、けどこうした現象があちこちで報告される。それらの大半は、否定されるようなものだろうと思うのですが、中には否定しにくいものもある。となれば、ああした現象はなんなのだろうなって思うのですね。私はどちらかというと霊現象などには好意的、っていうのも変だけど、否定的ではなくて、実際問題としては結果的に否定せざるを得ないのだけれど、あったらすごいなあ、本当だったらすごいなあ、そう思っているんですね。だから、霊現象を経験した人は、実際そんな余裕ないとは思うんですけど、ちょっと羨ましいかもなあ、なんて思うのですね。

  • 『まんがタイムジャンボ』第17巻第9号(2011年9月号)

2011年8月11日木曜日

君に届け BD-BOX

 BD出たら、絶対買いますよ。なんていっていた『君に届け』。Blu-rayで出るらしい。アレルヤ! というわけで、買わねばなりません。有言実行です。発売日は9月21日。ファーストシーズンとセカンドシーズン、それぞれをBOXとしてリリース。そしてファーストとセカンドをまとめたものが、完全初回限定版でリリース。どうも、新規アニメーションなどの特典は1ST&2ND BOXにしかつかない模様です。

しかし、これ、DVDで買い揃えてた人はつらいだろうなあ。いえね、だって、いくら3,990円で3話収録、えらい安いとはいえ、全8巻、揃えた人は結構がんばったと思ったんですよ。中には、できれば高画質で見たい。けどDVDしかないからと涙をのんで買った人もあるでしょう。その人たち、このBD-BOX、どうするんだろう。もう好きで好きでたまらん人は買うんだろうなあ。ああ、マニア、オタクとは修羅の道です。

さて、私はDVDを買うかどうか、ものすごく悩んだのですが、今やもうBD時代。ここであえてDVDは買わぬ。そう決意して、買わずにいたのですね。それが正解だったとはいいたくない。けれど結果的にはよかったのではないか。美しい画質で、あの繊細な世界を味わいたい。そう思っていた私には、最初からBDしか選択肢がなかった。いずれきっと出るだろう。いや、こんなにはやく出るとは思ってなかったのですが、しかしいずれにせよこれは買わずにはおられません。

先日、日テレプラスにて『君に届け』の一挙放送がなされました。それが丁度、スカパーの無料お試し日にあたったものですから少し試聴したのですが、私の見たことのなかった1期序盤ですよ。爽子が千鶴やあやねと友達になるまでのストーリー、あれは本当に素晴しい。涙を絞る、落ち着いてなど見られるものか。ただただ感情揺さぶられるままに、引き込まれるだけ引き込まれて見る、そうした強さのあるアニメであるのですね。

そうしたこと確認して、ああ、BD-BOX、是非とも買いたい、その気持ちを新たにしたのでした。これは本当に名作です。

引用

2011年8月10日水曜日

『まんがタイムきらら』2011年9月号

『まんがタイムきらら』2011年9月号、昨日の続きです。

少女公団アパートメント』、いつぞやの娘さん、再登場ですね。国分寺ゆかり。皆と合流、そして服を買いにいくっていうんですが、少しずつ皆のことわかっていく、そして仲良くなっていく。その過程、面白いですね。というか、さくらさんが面白い。ゆかり、写真部、みんなの写真を撮るのだけれど、買う気まんまん。最初は素敵だねっていってたのに、だんだんその本性が明らかになってきて、ゆかりの表情も変わっていく。面白いんですね。いつもの面々にゆかりというゲストが加わった今回だけど、変わらぬ雰囲気がいいと思ったんですね。

『うちのざしきわらしが』、なんかすごくいい話。座敷童子の姉の方、しきがわらのことを好きというのはわかった。けど、わらはちょっとお姉ちゃんのこと迷惑がってるっていうの、つまり相手の気持ちを考えましょうって話ですよね。自分のことばかりじゃ駄目っていう、そういうの描いて、うん、なんだかいい話。こういうの嫌いじゃないんですよね。ちょっとしんみりする、そんなところもある話でしたが、あの途中の、骨付き肉に関するしきのコメント。あれは面白かった。なんか、いつもちょっとおすまししてる、そんなしきの本心に踏み込む、そんな風なところ、よかったです。

『スマイル・スタイル』、冒頭扉が素敵。制服に着替える百合なのですが、ブラウスのステッチまで描かれてるところ、布地の厚さ、生地の手触りまで感じられるようで、ほんと素敵。ちょっと、フェティッシュを感じさせる、そんな絵でありました。そして本編。またも百合の受難。転校初日の自己紹介、その前に場をあたためようとした先生が大失敗してしまって、百合娘と誤解される。いやもう、いつぞやの状況の再来ですが、ほんと、面白かったです。

三者三葉』、素晴しいな。薗部さんの店。そうか、なるほど、名前がなかったのか。いや、あったけど看板がなかった。そういって、学生のふりして女子校に入り浸る。いや、ほんと、その格好、素敵であります。なんて可愛い人なのだろう。双葉や照、葉子様からは散々だけど、それに山Gからも酷い嫌がらせされるけれど、飄々とやりたい放題。そして西山で落ち。安心安定の面白さです。素晴しいです。

『だいすき♡』、志津が可愛いなあ。千夜から巾着貰って嬉しいのに、それが香乃子とお揃いと知ると、途端に複雑な気持ちに。どんだけ苦手にしてるんだろう。しかし、巾着がお揃いっていうの、たまたまなんじゃないんですね。千夜が応援している、ふたりを、というより香乃子を。すっかりあのストーリー信じこんじゃって、けど信じてるからしゃべる、香乃子困る。その攻防も面白いです。そして、香乃子、うまいこと志津の懐に飛び込んじゃいましたね。うまいことやりよったなあ。見事な策士であります。

My Private D☆V、茶菓山しん太であります。なるほど、ギャップ萌え! しかも年上、お姉さん系キャラクターとな。『チェリーブロッサム!』のヒロイン、アクティブに主役に絡んでいくのが先輩というの、実によくわかった、そんな気がしています。しかし、普段は凛々しくしっかりしてるのに、家に帰るとそうじゃないっていうのは、すごくいいと思うですよ。なんというのだろう、よそいきじゃない顔、そいつを知っているっていうの、それが萌え、喜びになるのかなあ。ええ、自宅ではジャージとか大好きです。

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第9号(2011年9月号)

2011年8月9日火曜日

『まんがタイムきらら』2011年9月号

『まんがタイムきらら』2011年9月号、発売されました。表紙は『けいおん!』。海かな? プールかな? 大学組の4人が、水着で水につかっている、そんな表紙であります。ムギさん、本当に目が青いんだな。素敵な笑顔であります。そして律ちゃんは、なにかを隠すようにビーチボール抱えていて、手前の唯さんはまゆを上げて、ああ、この表情好きなのです。頬のふにゃっとした感じがまたよいなあ。

けいおん!』、驚きました。いえね、今回は晶たちの高校時分の話なんですが、なんと、晶ってこんなお嬢さんだったんだ! っていうんじゃなくて、その前田先輩ですよ。てっきり、当然のごとく、女の先輩だと思ってた! ああ、思えば遠くにきたもんだ。そりゃそうだろうよ。普通に考えたら男の先輩になるだろうよってところを、まざまざと見せられるまで思いもしなかった。そんな自分に驚きました。しかし、今回も面白かった。大学からの新キャラクター。彼女らもいい感じに馴染んで動いて、出身校ごとにまとまるんじゃなくて、メンバーが個別に交流を持ってる。それもいいと思います。

チェリーブロッサム!』、おもしろい。運動会の話。で、大咲が先輩ふたりと先生のお弁当を用意するっていうの、ああ、妹沙咲野の嫉妬が酷い結末を用意するがようです。しかし、運動会で先輩たち大活躍。というか、そりゃ綱島先輩にとっては格好の独擅場になるわけで、ほんと、輝いてる。生き生きしていますね。今回はまた、綱島先輩、大倉山先輩だけでなく、つばきにも見せ場があり、もちろん沙咲野にも見せ場があり、皆にスポットの当たる、バランスのいい回だったと思います。というか、悪行が露呈した時の沙咲野の表情が好き。あの倒錯してるところも最高でした。ところで、綱島先輩の更新した記録というのは、昨年の自分の記録を更新した、とかそんなだったのかも知れませんね。

『≒ — ニア・イコール』、最終回でした。椿姫がいなくなった。彼女とこちらの世界がはなれてしまった後の翔そして皆の状況描かれて、状況は彼女のくる以前に戻ってしまったけれど、彼女と出会った彼らはもう以前の彼らじゃないんだよ、そうなるのかと思ったら、わあ、これはびっくりだ。きちゃったのか! これは予想を超えていました。単行本では、その後のことも描かれたりするのかな。描き下ろし満載という、なかなかにくすぐる言葉が気になるのですね。

『JOB&JOY』、ゲストです。バイトにいそしむ女の子たちの話。ヒロイン舞花はちょっと残念な人らしい。対して友人優也はしっかりもの、綾奈は面倒見のいい女の子、三人のハンバーガーショップでの仕事ぶり。いやあ、なんだかやっぱりちょっと残念感ただよう仕事ぶりであります。これは仕事ものであるだけに、その姿勢、仕事の最中にショートコントとか、倫理的にきびしい人だと受け入れられない、とかあるかも知れないかもなどと思って、でもそんな常識を引っくり返してくれるような勢い、元気があったら問題なしだな。とも思うものだから、もっとがんがん攻めの姿勢で描いていただきたいところです。

『箱入りドロップス』、扉に驚きました。なんてきれいな絵、なんという美少女! と思ったら、本編にはいったらくたびれてしまってました。いや、でも、絵、全体にすっきりしてないですか? 気のせい? さて、夏の話。暑さにやられてる、というのは、実際ほんと、私なんかもその口で、勘弁して欲しいですよね。涼しい教室で復活したふたり。それで、花火とかいってるんですが、雫の想像するところの手投げ花火。あれは面白いなあ。よくあんな発想が! と感心しました。そして相ノ木。陽一に誘われてドキッとか、あのやりとり、最高でした。そして最後の買い食いの、あれいいですね。ええ、ほんとだったらなんでもないこと、それがいいですね。

  • 『まんがタイムきらら』第9巻第9号(2011年9月号)

2011年8月8日月曜日

ロウきゅーぶ!

  ラノベを読むのは久しぶり。そもそも、最後に読んだラノベってなんだったんだろう。『閉鎖都市巴里』だったんじゃないかなあ。なので、それこそ10年くらい、この手の読み物から遠ざかっていたのですが、どうやらまたも戻ってきた模様です。『ロウきゅーぶ!』。アニメになって、ただいま絶賛放送中。放送前にはきっと見ないと思っていたのに、見た目こそ甘々だけど実はなかなか真面目なスポーツものと聞き、見ることにして、確かに続けて見てみれば、これは面白い。味付けに小学生の美少女のと、目をひく、気をひく要素を配置しているけど、バスケを真面目に頑張りたい、そんな人たちの物語なんだな。そう思ってたら、原作はもっといいという声あり。そうかあ、原作読んでみるかなあ、と思ったのです。

とりあえず、様子を見たいと思ったので、1巻だけ買うつもりが、もしすらすら読めてしまったらどうしよう。思い直して、2巻まで購入。CMの冒頭に出てくる、頭でボールをうけてるメイドまほまほって、裏表紙のイラストだったんだ。これ、可愛いなあ。なんて思ってたら、本文見て驚いた。活字小さいなあ! しかも字数多く、センテンス長く、すらすらびゅんびゅん読むなんて無理だ! 文章は、少々冗長に感じるところもあるけれど、はしばしに気の利いた表現、ネタ、配置されていて、悪くない感じ。文章量多めでもテンポはいいから、読みやすいことは間違いない。ばっちり、エンターテイメント小説として立ってるなあ、そう思わされたのでした。

とまあいろいろ書いてるけど、すらすらびゅんびゅん読めない、しっかりちゃんと読んじゃってるので、まだ冒頭部を抜けていなかったりします。進度でいえば、昴がミホ姉から女子バスケ部の指導をお願いされるところ、ええ、本当に冒頭です。けど、この時点で、アニメを見ていた時、ずっと疑問だったことが氷解しているんですね。昴のバスケに対する態度ですよ。とある問題が原因で、一年間の休部が決まったバスケ部。で、これはいいんですが、なんで問題を起こした本人でもない昴が、あんなにバスケに後ろ向きになってるんだろう。ずっと疑問でした。傷つきやすいのん、すばるん? みたいに思っていて、けど原作読んだら、ちゃんとその理由が書かれてた。それも、すごく納得させられる、そんな昴の内心の説明があったのですね。

アニメはキャラクターの動き、絵で見せる。主に女の子たちにフォーカスが当てられて、彼女らの可愛さ押し出しつつ、昴との人間関係が描かれる。対して原作では、昴の視点で状況が描写されて、ともない彼の内面が掘り下げられる。メディアの特性により、描写される部分、フォーカスされる場所が違ってくる、そんな感じ。それぞれに見どころあるけれど、今は小説に期待したいところ。実際、これ、話動き出したら、ぐっと面白くなりそうと、そんな予感がしているのであります。

あ、そうそう。アニメでは永塚紗季が好きなんですが、原作だと誰になるだろう。このへんもちょっと楽しみであります。

  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2009年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第2巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2009年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第3巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2009年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第4巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2010年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第5巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2010年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第6巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2010年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第7巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2011年。
  • 蒼山サグ『ロウきゅーぶ!』第8巻 てぃんくるイラスト (電撃文庫) 東京:アスキーメディアワークス,2011年。
  • 以下続刊

2011年8月7日日曜日

『まんがタイム』2011年9月号

『まんがタイム』2011年9月号、昨日の続きです。

はこいり良品』、よいなあ、今回のテーマ。女子に翻弄されるケンジ。というか、あれに太刀打ちできる男子は、なかなかいないんじゃないかと思います。それこそ高校生とかですと、よほど親しい女子がいるとか、ざっくばらんに話してくれる姉妹がいるとかじゃないと駄目でしょう。てなわけで、女子の涙。実際、嘘泣きできる女性は多いと聞きますが、しおりさんのバリエーション、これ、ものすごい。そしてマキもちゃんとできるのか。しかし面白いのは、別にだますつもりなんてなかったマキの嘘泣きに、ころっとだまれてるケンジですよね。この人、よっぽどマキ一筋なんだ。ええ、これはケンジの将来、行く末さえも占う、そんな名シーンだったと思います。

スペシャル企画エッセー、「私のズッコケ・ホスピタル」であります。参加作家は、木村和昭、宮原るり、佐藤両々、安堂友子、おーはしるい、です。しかし面白い、のはいいとして、強烈だったのは宮原るり、でした。この人、身近のネタをとりあげて、面白く見せるの、すごく上手だと思ってるのですが、今回もまさしくそのとおり。DV疑惑もそうならば、牛乳だのチョットダケヨだの、高熱のせいで意味不明というのだけど、実際いろいろおかしくて、絵の力もあるのかなあ、最高でありましたよ。ほんと、参加作家、誰の漫画も面白いのだけど、インパクトという点では、牛乳は好きです! これが一番でした。

『もいんの高校野球日誌』、ゲストなんですが、これ好きなんですよ。内気、人見知り、恥ずかしがり屋のもいん、なんだけれど、野球に関しては饒舌、むしろ辛辣。おどおどしてる、その人が的確に、しかもマイナスポイントに限って、ズケズケ、ハキハキ指摘するっていうのね、もう面白くて面白くて、はじめて読んだ受賞作紹介、あの頃からずっと好きだったんですね。しかし、こうして一揃いで読むと、ネタのバリエーション、ビシバシ指摘するだけじゃない、もいんの野球好きなところ、いろいろ見てとれて、なお面白い。最高です。

  • 『まんがタイム』第31巻第9号(2011年9月号)

2011年8月6日土曜日

『まんがタイム』2011年9月号

『まんがタイム』2011年9月号、発売されました。表紙は夏祭ですね。中央に大きく、法被姿で太鼓を叩くおとぼけ課長があって、浴衣で踊る『Welcome! つぼみ園』、『だってあいちてる』は踊ってるんじゃなくて、わたあめ食べてるのか。そしてわたあめのみならずりんご飴に焼きイカに、たくさん食べもの手にしてる『わかば先輩未満』のふたり。元気でわんぱくな表紙でありますよ。

ラディカル・ホスピタル』の扉、榊先生が最高です。どこかで見たような姿。いいなあ。天才無免許外科医。しかし、その天才に対し、自分の方が技術で優ってるというのですから、すごい自信! と思ったら、内視鏡手術限定なのか。なるほど、確かにそれはいえそう。まあ、すぐにつっこみ入ってますけど。しかし、いつも面白い漫画ですけど、今回も面白かったです。頬に傷、その理由。勝ったの負けたのって話だったのが、けれどいつしか相手を認める、そうした話につながっていって、確かにそういう気持ちってあると思う。で、それを嫌味なく、すらっと気持ちよく描いてみせて、やっぱりこの人はうまいなあ、そう思わされるのですね。

『ハードボイルドになりきれない』、面白いですね。なにがいいといっても、アシスタントの彼女ですね。墨田塔子。なんかただものではない。探偵、所長のことよく把握してますよね。それで、コントロールしてみたり、ほんとよき理解者だと思います。常に善良かどうかは、いまだ不明ですが、なんのかんのいって素直なところ見てとれて、いい人だなあ。髪型変えました、所長に知らない人と思われていました。けど、それで怒らないとかね。いや、私完全に所長側の人間なんですけど、不愉快そうながらも怒ってない墨田さん。ああ、いい人だなって思いましたよ。

みそララ』は、ああ、おそろしい話です。繁忙期突入。仕事量に対し人が足りないのなら増やそうよ、といいたいところだけど、一年通してこうなわけじゃないから、うかつには増やせないよな。というわけで、あまりにたくさんの仕事にやられて、どんどんくたびれていく面々。おそろしいわ。しかし、おそろしいのは、いけると思って受けた仕事。けれどその後、ばたばた状況が変わっていって、後回しにせざるを得なくなって、どうも暗礁に乗りあげたっぽい? いや、ほんと、おそろしい状況。自分だったらどうするだろう。テープ起こしの依頼があった時、その場でちょっとでも聞いておくべきだったんだよな。でも、そん時は、酷い音でもなんとかなるとか思ったりするんだ。で、実際に取り組んでみると、無理! ってなったりするんだ。ほんと、おそろしい話だと思います。で、これ、どうリカバーするんだろう。いや、できないのか? おそろしい話だと思います。

  • 『まんがタイム』第31巻第9号(2011年9月号)

2011年8月5日金曜日

『まんがタウン』2011年9月号

『まんがタウン』2011年9月号、発売されました。表紙のテーマ、夏祭みたいですね。しんのすけを前面に、野原家みな浴衣で、背景夜空には花火があがっています。加えて、『ちはるさんの娘』、『少年アシベ』のカット。これらは特段、表紙のために描かれたというものではないみたいですね。

『ちっちゃいナース』、最終回で驚いた。若先生失踪。そして、ナースふたりが告白。これ、結婚エンドにするため、ちょっと無理しましたって感じではあるのですけど、葉子さん結婚。瞳子さんにも、ちゃんとパートナーいますよ。そんな感じ、いい感じの終わり方をしてみせたなって思います。華やかでハッピーな最終回。この先にも広がる世界感じさせて、わるくなかったと思います。面白い漫画、最後までしっかり楽しませてくれました。

『ケイくんとアヤメさんがルームシェア』、12歳男子と29歳女子の同居もの。ふたりが対等っぽく話してる、それがいいなって思ってまして、有能お姉さんが自宅ではグータラ、そのおかげですよね。大人ぶる、そういうところがない。妙にさっぱりしてて、下着の対応とかね、困った大人かも知れないけど、いいお姉さんしてるなって思うんです。外では見栄っ張り、かっこつけてる。けど、家では距離を感じさせない。その距離感、ケイとの近しさ、それがいいと思うんですね。

三色だんご』は眼鏡の話。って、扉のよもぎ、市川さんに似てるな、っていうのはいいとして、魅力的! いや、とってつけたみたいだけど、本気でそう思ってるのよ? しかし市川さんのエピソードはありえないな。目と眼鏡の間にセミとか、カラスとか。このありえないものを、インパクト強く描いてみせる。ほんと、このインパクト、最高だと思います。そして制服。着るの市川さんなんだ! いや、ほんと、誤解も含めて、最後まで面白かったです。

『しましま日記』、段々に状況が見えてきた、というか、わからないながらも問題のありどころ、それがどこか、わかりつつある、って感じですね。というか、島野先生はちゃんと申し送りをうけた方がいい。前任者が駄目なら、ほかにも情報得られそうなところありそうなもんだ。と思うんですが、てきぱき情報得ちゃったりしたら、話広がらねえもんな。問題児といってよいのか、いろいろ騒動の中心にある女子ふたり。ふたりともに、親子関係に問題があるらしい? しかも、なにか尋常じゃないもの感じさせて、ほんと、なにが隠されてるんだろう。はやく知りたい、そういう気持ちがおさえられないんですね。

  • 『まんがタウン』第12巻第9号(2011年9月号)

2011年8月4日木曜日

ゆりゆららららゆるゆり大事件

 『ゆるゆり』に夢中です。今期、間違いなく一番見ているのは『ゆるゆり』で、あの特に事件がおきるわけでもない、けど決してほのぼのしてるわけでもない、女の子たちのにぎやかに楽しそうにやっているアニメ。『ゆるゆり』というとおり、ちょっと百合風味で、けどそれも過剰って感じじゃないですよね。でも、面白い。アッカリーン! とか、綾乃の京子に対する態度とか、積み上がるほどに面白いなあ。そう思って見ているのですね。

さて、主題歌ですよ。『ゆりゆららららゆるゆり大事件』。がいくつあるのか、一瞥ではわからない。そんなタイトルが素敵、といいますか、これがそのまま歌詞なんですよね。で、これが妙に耳に残って、アニメ『ゆるゆり』を見るって決める前から、どうにも気になっていたのです。多分、とらのあなだと思うんですけど、放送前にPVかなにかを流してたんだと思います。で、ゆっりゆっらっらっらっらっゆるゆり、ってフレーズに曝露してた。うん、見る前からはまる、その前提はできていたのかも知れません。

だから、店舗にてOP、EDのCDを見付けた時に、買っとこう、そう思ったのも当然で、まあ予算の関係から見て即座に購入とはならなかったのですが、可能なかぎり速やかに購入。そしてフルで聴いてみて、なんと、1番から2番に入るところ、あんな風になってるんだ。意外、というか素直に面白いと思って、あのちょっと状況が違ってしまって、浮いてしまうような感じ、いいですよね。また歌自体も、ノリよくて、なにそれ? そんなのぜんぜんぜんぜんぜんぜん食べれないといったような、歌詞がぎゅうぎゅうに詰め込まれてるところのテンポのよさ、面白さ。そうかと思えば、リフレインの明日もいい日と歌うよ明日もいたいと思うよ、こうしたところに感じられる、皆と一緒にいたいという思い、皆といるからいい日なんだという意思の確かさ、すごくいいなって思うのですね。ただ漫然と日々を過ごしてるんじゃなくって、皆と一緒にいる、それは彼女らの選択なんですね。

というわけで、大事件。かなり気にいっているのです。

引用

  • 三弥『ゆりゆららららゆるゆり大事件

2011年8月3日水曜日

『まんがホーム』2011年9月号

『まんがホーム』2011年9月号、昨日の続きです。

『南の島のサツキ』、分茶の新作ゲストです。ということは、『ももかアンコール♪』は終了ってことなのかな。それは残念。まったくアナウンスもなしに終わったって、それもまた切ないなあ。『南の島のサツキ』は、南の島、沖ヶ島に住んでる女の子の漫画、ヒロイン高良サツキは見た目大人しそうな女の子なんだけど、結構ワイルド。森の中、近道を作ってみたり、ロープで樹上を移動したり、そんなアクティブな子みたいですね。そんな女の子の島での日常。みんな知り合い、留守でも家に鍵をかける人なんていない。そんな島。そこで、素朴に素直に育っているサツキと、東京からきた男の子が出会う、って、男の子は最後にちょこっと出ただけなんですけど、つまり出会いは次回ですね。どんな話になるんだろう。楽しみに待ちたく思います。

つくしまっすぐライフ!』は、おっと、なんだかめずらしい。隣山のお嬢様、麗羅ですよ。クマに入ってやってきた。ダイエットって本当か? いや、嘘か。しかし、こんなに弱ってるお嬢様もめずらしいと思います。そしてコンビニデビュー。めちゃくちゃ可愛いな。いろいろ問題あるけど、なんだかんだいいながら楽しそうにしてる。気位高くて、けどちょっと寂しがりや。いいお嬢さんだと思いますよ。すごく面白かった。バレバレなのもいい感じ。店長、懐広くて、いい人ね。

『お嫁さん欲しい』、面白いなあ。仙石寛子の読み切りもの。仕事が忙しくて家事ができない。嫁が欲しいという女性。よくあるネタであるのですが、その先に考えを進めてみましたといったところ。結婚についての話や、家庭に入るという話。それらがシリアスめに語られて、あの、男に仕事を押し付けて自分は家にいるというのが後ろめたい、みたいな話。これはわかるわ。以前、主夫だとかいうけど、なんか仕事せずに妻の稼いだ金で自分のもの買ったりするのは、なんか違う気がする。たとえ家事をしてるとしてもさ。みたいなこと思ったことはあって、だけど家事労働の価値を認めないのも違う、もし妻となる人がこうしたことを気に病んでたりしたら、それはそれで嫌だなみたいのも思ったっけ。などなど、なるほどと思う異なる考え、共感できる似た考えなど出てきた先に、あの引っくり返し。あれは笑った。ああ、そうかも知れん。これ、いわゆる若妻というのに幻想がないとあかんかも知れませんね。でも、これって逆にいうと、朝から晩までろくに睡眠も取らず働き詰めが常態になっている社会、ここまで人から余裕を奪ってしまう、そんな労働観が当たり前になってる社会、そいつが悪いなあ、なんて思っちまったりもするんですね。いや、これは漫画の感想とは関係ない話。けどほんと、いろいろ思わせてくれる、そんな漫画でありました。

天子様が来る!』、相変わらず面白いなあ。冒頭の「いいウソだわ…」なんて、ぐっとくる。いや、ぐっとくるっていのが正しい感想なんかはわからんのだけど、けど、なんかしみじみときました。さて、今回一番気にいったのは「采配」ですよ。なるほど、これはわかる。ドラマでもアニメでも、コアになるほど、役者とか声優とか、表に出て目立つ部分だけでなく、もっと目立たない、けど重要なものを気にするようになる。ええ、脚本とか監督の個性、そうしたものについて語り出したら、その人はマニアないしオタクといってもいいのかも知れませんね。しかし、天子様、すげえの一言。この人(人じゃないけど)がこんな風に驚いてるとか、めずらしいコマであろうと思います。

  • 『まんがホーム』第25巻第9号(2011年9月号)

引用

  • 仙石寛子「お嫁さん欲しい」,『まんがホーム』第25巻第9号(2011年9月号),152頁。

2011年8月2日火曜日

『まんがホーム』2011年9月号

『まんがホーム』2011年9月号、発売されました。表紙、メインは『らいか・デイズ』。金魚の浴衣着たらいかがスイカを食べているのですね。その後ろには『よゆう酌々』、『ただいま独身中』、ダブルヒロインの浴衣姿があって、その前に『レーカン』天海さんがいるのですね。皆、浴衣、夏らしいテーマですね。この他には、『うのはな3姉妹』、『夫婦な生活』のカットも見られます。

『天国のススメ!』、林間学校の続きです。夜のテントにて歓談、女子が遊びにきたりしないかな、なんていってたら、思わぬお客さんがきてしまったという。ええ、この世のものじゃない、そんなのなんですが、けどあんまり鬼気迫った感じとも思えないのは、この漫画の味でしょうね。さて、男子の叫び声に女子が怖がる、教師も怖がる。けど、そんな中、太一を助けにいこうという十子さん、素晴しいな、と思ったけど、よく見たら、この人、嫉妬にかられて走っていっただけだった。そしてじゅういちのこと。ああ、この人は健気だな。ほんと、素直に感情の表されるところ、魅力的な人だなって思います。でも、気持ちを言葉にするのは苦手なのね。ええ、坂本龍馬は11月生まれです。

『そよ風そよさん』、いいですね。今回は夏祭。盆踊りが楽しみなんだ。ぬいぐるみやこけし、お碗まで置いて、予行練習してるそよさん。なんてほのぼのなのでしょう。いや、ほんと、いつも以上の大威力だった、そう思ったのでした。そしてお祭りの風景。いや、ほんと、そよさん、愛されています。プチソフト、ブドウ飴など、もう皆、そらさんのことお待ちかね、ですよね。そして山田さん。一緒に夜店まわって、盆踊りして、山田さんは一向に踊りうまくならないんだけど、楽しそう。こういう、皆の楽しそうなところ、そよさんとの仲のよさ、描かれるのがすごくよいと思うのですね。

『ただいま独身中』に続き『よゆう酌々』がゲスト掲載ですね。これ、同じ日の出来事なのかな? 社長がくるというので、おやつやらお茶やら用意して、失敗する。この楓のしくじりっぷりは、実に見事、いいですよ。登場人物の皆が皆、結構な自由人、というか、完全に自由じゃないんだけど、どこか縛られていないところがある。女性に顕著ですよね。その気持ちのストレートさにひかれます。そして『よゆう酌々』。なるほど、イヤミな同僚なのか。そして、つぶれていた楓もイケメン戸田君で復活とか、この現金なとこ、やっぱり素敵です。というか、この漫画の女性は、多かれ少なかれ、みなそうだと思います。もちろん女将もそうで、このみもりでのヒロイン邂逅。どちらの魅力も見事に出ていて、『ただいま独身中』としても楽しめる、『よゆう酌々』としても楽しめる。バランスよくて、いいコラボ。面白かったです。

『センセイあのね?』、前回の続き。先生からもらったプリンを食べられて大泣きのつぐみがえらいこと可愛くて、いやもう、マリ、ルコがつぐみ大好きなのもわかるって感じです。というわけで、つぐみ、ルコがマリのうちにお泊まり。ルコの友達慣れしてない描写とか、ものすごくいいですね。そして、素直なつぐみさん。ああ、いい子だなあ。思ったことを隠さず告げる。その姿に見事にやられてるふたりも実にいいんですが、でもやっぱり乙女なつぐみが素敵です。本音で話して、仲も急速に深まって、実にいい感じ。ルコがいいアクセントになってるなって思います。

  • 『まんがホーム』第25巻第9号(2011年9月号)

2011年8月1日月曜日

僕はまだ何も知らない。

 アニメ『神様ドォルズ』ですよ。そういう漫画があるのは知ってたんですが、どういうものかは知らなかった。だから、どういう話なんだろう、楽しみに思ってみたら、オープニングですね、主題歌『不完全燃焼』に見事にやられてしまいました。うわ、これ、すごいな。歌ってるの誰だ? 石川智晶、知らない名前、けど耳にしたことはあるように思う。他にどんな歌を歌ってるのだろう、既発売のアルバム、なにか買ってみようか、いろいろ調べて、そうしたらtwitterに書いていた感想にリプライがついた。『アンインストール』、『美しければそれでいい』がおすすめだ。すなわち、アルバム『僕はまだ何も知らない。』を買うといい。そんなアドバイスがあったのですね。

アルバム『僕はまだ何も知らない。』に収録されている『アンイストール』、『美しければそれでいい』、それらはまたアニメの主題歌だったそうです。『アンインストール』は知ってます。『ぼくらの』がアニメになった頃、『IKKI』を購読していたんですね。アニメは見てませんでしたが、NHKのMJアニメ特番で聴いたのでしたっけ。『美しければそれでいい』は『Simoun』の主題歌、けど、こちらは知りませんでした。

『ぼくらの』は陰惨な話でして、だから私はちょっと距離を置いてみていたのですが、『アンインストール』は、そうした物語の要素、感覚をうまく表現して、けれどアニメから離れてもしっかり自律している。そうした感触は、今見ている『神様ドォルズ』においても同様です。『不完全燃焼』も『スイッチが入ったら』も、物語の雰囲気をよく表現しているみたいだ、そう思うのだけど、同時に、今私たちが置かれている状況、思っていること、そうしたものも汲み上げているように感じられて、アニメのための歌でありながら、同時に現実のこちらがわにもリーチしてくる。ばっちり届いてくるのですね。私のことを歌ってる、そういう感じじゃなくて、この現実に確かにある、そうしたものを捉えている、そういった方がらしいと思います。

このアルバムを聴く以前に私が知っていた石川智晶は、本当に微々たるもので、『アンインストール』、『不完全燃焼』、『スイッチが入ったら』、これだけ。そして私は、この少ない経験から、この人の歌は人の内面に食い込んでくる、一種鬱屈したものを孕んでいる、そんな印象を持っていたのですね。確かにセンシティブ、人の裡にこもる感情をあらわにする、そういう曲が多い。けれど、アルバムを通しで聴いてみて、そういう感想だけでは足りてないな、そう思わされて、それはこのアルバムの構成もあるのでしょう。鬱屈や喪失感、理解されないこと、断絶への苦しみ、そうした思いのたたみこまれた歌うたをくぐり抜けて到達する地平は、心の底から安心できるような、穏やかでしかし力強い、生きるということをただただ賛称する、そうした場所であったのですね。

思えばこのアルバムは、最初から生きることを歌っていたのですね。生きている、生きていく。生への渇望や、生きるということへのまなざし、それが歌の根っこにある。アルバムの土台になっている、そう思わずにはおられないものがある、そんな歌たちでした。