『艦これ』、びっくりするくらい人気ですよね。なんか『コンプティーク』特集号が発売日に蒸発するように市場から消えたり、異例の増刷がかかると決定されたり、角川書店、赤字になるんじゃないか? なんてささやかれたりもしてますが、こうした『艦これ』人気の影で、一緒に盛り上がってるのが、各種旧海軍がらみの物件だといいます。戦記ものとかが売れたり、プラモデルも売れたり、そういう話をちらほら聞くんですが、ええ、そういう展開も面白いですよね。そして今回取り上げますものはといいますと、ボードゲーム、『日本機動部隊』であります。
おすすめされたんですよ。艦娘とだだ被りですよ、っていうのもあったんですが、端的に面白いということで。艦船のユニットがあり、航空機等のユニットもあり、サイコロふって、ダメージ等計算して、勝敗を決するというわけですね。舞台は第二次世界大戦。真珠湾にはじまり、艦隊総力戦まで楽しむことができる、というんですが、真珠湾やマレー沖航空戦など、初期の戦いはチュートリアルです。チュートリアルは一人でプレイして、ルールを把握。その後、二人で対戦をする、そういったつくりになっています。
けど、これ大変に難しい! 自分はとりあえず真珠湾攻撃、チュートリアルの一番最初ですね、航空機で敵艦を攻撃する手順やルールを学ぶマップなんですが、これに手をつけたところでストップしています。いえね、準備にあんなに時間がかかるとは思ってなかった! 必要なユニットを集めて、マップに配置する。アメリカの艦船をちまちま探していくのですが、あれれ、ホノルルが見付からん。他にも航空機を必要数揃えるのに四苦八苦して、九七艦攻がなかなか見付からないのにくじけそうになって、同性能の九六陸攻で代用しとくとか、いやもう、このセットアップ、みんなどうしてるんだろう。ものすごく大変なんですが、効率よく準備するコツとかあるのかなあ。あったら知りたいです。
それでプレイ開始してみたんですが、ざっとルールブックを読んで、実際にプレイして慣れよう、そう思っていたんですが、いやいや、迷う迷う。艦船が二列に並んでる場合、陸地側の艦には雷撃は不可、あとドック内の艦にも不可。なるほど、諒解。奇襲なので、最初の4ユニットまでは対空攻撃を受けない。なるほど、諒解。とまってる船への攻撃はダイスの目を2減らす。なるほど、諒解。ユニットの耐久値分のダメージを与えたら小破マーカーを置き、プラス1ダメージで中破、裏返して、それでまた耐久値分のダメージ与えたら大破、プラス1で撃沈、ユニットを除去する。このあたりでもうわからなくなってきてる。ええと、ええと、ダイスの目が2だったから2減らして0、ということは、与ダメージはいくつで、ということは敵艦の状態は、あれれ? みたいに迷っているうちにタイムアップ。残念ながら第1撃を加えただけで初回プレイは終わってしまいました。
このゲーム、名作といわれてるらしいんですが、船の特徴とか反映させて、実際を知ってるほど納得して楽しめたりしそう、そんなところがあるんですね。例えば、みんな大好きスーパー北上さま。重雷装巡洋艦に改造された艦なんですが、このゲームではそれを反映して、夜間になると攻撃力が倍、雷撃戦での有利がこうして反映されてるっていうんですね。
こちらは正規空母赤城の中破状態。コマを引っくり返すと中破状態になって、残り耐久力が低下、もうちょっとしたら沈んじゃうという状態になる。攻撃力も下がったりするのかな? このへん、まだよく把握できていません。
空母による戦い、それが実にうまく再現されている、そういう話を聞いています。なるほど、『艦これ』ではそのあたりはよくわからない。いや、空母が入ると戦いががらりと変わるな、そんな風には感じたりはするんですが、実際に艦に指示を出して戦うゲームではないですからね。だから、そうしたところはこのボードゲーム、『日本機動部隊』でもって経験し、面白さを感じられたらいいなあ、なんてことを思っています。
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