『まんがタイムきららMAX』2013年11月号、発売されました。表紙は『きんいろモザイク』、アニメも絶好調ですね。アリスはじめ、5人が夕日の中こちらを振り向いている、そんなイラスト。いや、振り向いてるのはアリスだけですかね。先に進んでいる4人の方に急ごうとして、こちら振り向いてバイバイ。そんな印象与えるイラスト、放課後の風景って感じですね。というか、この別れの雰囲気たたえたイラストに最終回!? いや、そんな、バカな! みたいに思ったりしたのは内緒です。ええ、『きんいろモザイク』、まだまだ続きますよ!
『こずみっしょん!』は、まさかの新キャラですよ! って、ええーっ! 新キャラじゃない!? 知らないうちに部室にいて、普通に会話に加わってた女の子。1年の志水あやめっていうんですが、なんだか不思議な女の子。入学してすぐに事故にあっちゃって、友達もできなかった。けど、不解部の面々のことよくわかっていて、臣美と未知琉の正体も、ユラのこともよくわかっていて、そして話す内容がいろいろと古い。やってくれましたよ。ええーっ、そうだったのかー! 今後は普通に、こうして部活にも加わってくれるのかな!? そう思ったら、残念、今回だけの特別みたいです。でも、この姿での登場があるかはわからないけど、今後も活躍してくれるでしょう。ええ、もっと愛せそうな気がしてきましたよ。
『具合が悪いので休ませてください』。いいタイトルですね。高校に入ったのはいいけれど、学校に馴染めない。そんな女の子が保健室に通うことになる、って話みたいですね。大楽陽子。ちゃんとした大人になれるかな、不安に思う彼女が保健室で出会ったのは、あんまりちゃんとしてなさそうな大人。養護教諭の民部田雪枝でありました。いきなり包帯でグルグル巻き。地べたから饅頭フェイスで挨拶。自称キレイ好きだけど、どう見ても片付けられない女。そんな先生の面倒を見たり? しながら、ちょっとずつでも復帰していくことになるのかなあ。この、一見駄目そうな民部田先生。けど、大人だからちゃんとしてないといけない、そういうわけじゃないんだってメッセージをしっかり陽子に伝えてくれている。いえね、陽子の担任の玉ちゃん、彼女と話している様子みてると、やっぱりちゃんと先生なんですね。ええ、いい大人のモデルになってあげるのか。陽子もそうした先生を、先生たちを見て変わっていくのだろうか。これは期待されます。
『ハナイロ』、ゲストです。茉乃花、沙里、うるみの三人。彼女らは魔女だっていうんですね。花言葉を魔法に変える、そうした業を身につけている子たち。15歳になると、人の世界を学びに魔女の世界から人の世界にやってくるというんですね。お世話になっているのは、先輩魔女のお店。どうも茉乃花の姉っぽいですね。自分たちが魔女であることを秘密にし、店に訪れたお客さんの助けになろうとするんですね。で、魔法は使うなという話なのに、茉乃花はあっさり使っちゃって、寡黙な女の子にマリーゴールドの花言葉「信頼」の魔法を使って、それで彼女の不安を解消するんですが、こちらは魔法に頼らないのか。困った事態を魔法で解決できる、そうしたところと、大事なところは魔法に頼らない、そのバランスがよいなと思いました。絵もきれいだし、よく練られてる。好印象です。
『アイはぐ — 星ノ宮中学アイドル育成部』、ゲストです。笹原ひかりの熱いアイドル活動、はじまります! 学校でね、アイドル部を作るっていうんですね。思い付き? 友人篠田皐が聞けば真剣だという。1日くらい悩んだらしい……。うん、ひかりはいいなあ。お父さんが喫茶店やってるんですね。そしてお母さんが元アイドルで今は女優。ええ、ひかりがアイドル部を作ろうと思った、その動機がよかったって思ったんですよ。お店で歌ったり踊ったりしてるひかりを見て、喜んでくれているお客さん。それが自分にとっても嬉しい。その気持ちに、多忙のためにあまり会えなかったお母さんとの繋りを思って、それで自分もアイドルを目指そうと思ったっていうんですね。丁寧によく考えられている。ひかりカメラなる見せ方の工夫、テレビのワイプみたいのとかね、こういうのとかも面白かった。アイドル部の仲間、神崎結音、種村実穂、芹澤レイラも個性的で、悪くない。そしてなにより、ひかりのリーダーシップですね。これが光っていた、そう思います。
- 『まんがタイムきららMAX』第10巻第11号(2013年11月号)
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