2012年9月16日日曜日

『まんがタイムきららミラク』2012年11月号

『まんがタイムきららミラク』2012年11月号、昨日の続きです。

『くじらジュブナイル』は、別世界からきた歩と、この世界にもともといた歩、ええと架と名前を変えたわけですが、このふたりが枝里菜を争奪するという展開になって、ちょっと驚きましたよ。歩の側にはドクが、また架の側には謎の女がいて、これが並行世界の存在やドッペルゲンガーについて教えていた模様。で、架と歩、出会っても消滅しない。通常ならドッペルゲンガー同士が出会うと消えるところが、架はその例外、消滅現象を抑制できるっていうんですね。枝里菜が消えなかったのも架の力のおかげらしい、って、架の例外がなかったら枝里菜は消えてたのか。なんというか、いきあたりばったりっぽいところも含め、なんだかわからないまま、恋愛展開に突入です。

『となりの魔法少女』。別行動するウサに、彼氏でもできたんじゃないかと疑念を持って、あきとけぇが尾行、追跡するんですね。しかし簡単に見失ってしまう。それをどうするかというと、あきの魔法頼み。千里眼で位置を特定し、瞬間移動で追いつこうというんですが、ふたりが、というかけぇがやろうと思ってること、見事にウサに見抜かれてるっていうんですね。って、これ、最初からウサの仕込みか。盗聴器を仕掛け、地図を手に、追い掛けっこ。魔法と科学、どちらが上か決着つけようっていうんですね。しかし、ぬいぐるみに対する仕打ち。腹だけかと思ったら、頭も! いやもう、面白かったです。そして最後にちょっとシリアス。彼も、この先、かかわってくるわけですね。

『アンノウン×アンティーク』、っこれ、不思議な力を持ったアンティークを狙いにやってくる超能力者たちを、それと知ってか知らずか、なんとなくいつもどおりに働いてるお嬢さん4人が、なんとなくいつもどおりに撃退しちゃう、みたいな話なんですね。今回は憑依の力を持っているという女性。次々に乗り移りながらアンティークの秘密を探ろうというんですが、ちっともうまくいかない。しかも林檎に関しては、憑依すらできないなどなど、なんだかいろいろ謎がありそうですね。けれど基本は、勝手に熱くなってる能力者と、普段どおりにやってるお嬢さんたちのギャップを軸にしたコメディですね。なかなかに楽しくて、よい感じです。

  • 『まんがタイムきららミラク』第1巻第9号(2012年11月号)

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