『まんがタイムきららキャラット』2010年1月号、昨日の続きです。なんだかエネルギー切れをおこしたみたいでして、昼まで寝て、ご飯食べて、『キャラット』読んで、夜まで寝て、どこぞの狸のごとき堕落した生活を送っています。今日もだいたい同じ様子。いや、今日はちゃんと勉強もしたしアンケートも書いたしで、けど練習はできなかったな。こんな日だってあります。
『アイノテ』、ゲスト3回目です。これ、都会からきたお嬢さんが、友人つくって、携帯電話持ってっていう話だったんですね。で、アイノテっていうの、携帯電話の機種名、iNoteってわけだったんですね。この漫画、まだプロローグが終わったって感じですが、ここで終了ではちょっと惜しいなと思ってしまう、そんないい雰囲気があって、続いてくれたら嬉しいななんて思っています。
『Felice』、門瀬粗の新作です。主役は氷室凛。小柄で、男の子っぽくて、ちょっと粗雑? めちゃくちゃ可愛いヒロインです。Feliceってのは、イタリア語でしあわせ、でいいのかな? 喫茶店の名前。幼馴染みなのか、大地という男の子が側にいて、大地はFeliceのオーナー? であるみー姉の弟。で、ここに九条灯里という、ちょっと暴走系の女の子が加わって、凛を素敵な女の子にするんだそうです。作戦コードは「フェリーチェ」。そりゃいいんですが、私はこの粗暴で粗雑な娘が気にいってるんで、素敵な女の子になんてしてもらいたかないんですが……。
とかいいながら、きっと一筋縄ではいかないだろうってわかってるから、この先、すごく楽しみであるんですね。凛は凛らしくきっと突き進んでくれるに違いない。そういう予感に期待をふくらませているところです。
『かためで!』、こいつは驚きました。前回、帯刀は出落ちか一発ネタか、みたいなこといってましたが、今回はばっちり帯刀という文化のある世界をアピールして、ものすごく面白かったです。相変わらずナンセンスではあるのですけど、そのナンセンスをしっかりやろうっていうスタンスはすごくよいと思います。直刃と乱れ刃などという刀ネタがきたかと思えば、網棚置き忘れというよくあるネタもあって、しかしよくあるネタがすごくナンセンス。これは面白いです。まいりました。
『かんぱけ』、最終回です。最終回は、暖めていたプロットをすべて出したというような感じがあって、その力出し尽しましたっていう感じに、ちょっとほろりときた。もっとゆったりと長く見ていたかったといえば、まるでいさぎのよくない発言ですね。憧れの人に出会い、憧れの人に聞いてもらい、そして好きだったって告げることができた。そういった展開、理想といえば理想で、夢といえば夢、まるで甘い展開なのですが、こうしたものも悪くないって思う。まだまだこれからな彼女らですが、それでも終えるにあたって、ひとつの区切りがあったというのは、すごくよかったと思っています。
『アヤシげ?』。またなんか妖しいのが増えた! 見た目が怖くて、誤解されがちなお嬢さん。その子が妖怪、狐と一緒に特訓して、それでようやく人間の友達ができたと思ったところで、まさかの引っくり返し、やられました。この人の絵の雰囲気は、こうした妖怪ものやるには適してるかも知れない。そこに、ドタバタとしたコメディとちょっとほのぼのとした頑張る風景を加えて、いい感じであるなって思います。
- 『まんがタイムきららキャラット』第6巻第1号(2010年1月号)
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